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  • 2021年8月1日

ゴリゴリの近親相姦小説『私の男』感想文 -桜庭一樹-

”近親相姦”という言葉はエロ動画のジャンルでしか見ることがない。 男性はそういったアダルトなジャンルとして目にする機会があるので、そこまでの非日常を感じないかもしれないが、女性は”近親相姦”という言葉自体に触れる機会がそもそも少ないと思う。しかし、小 […]

  • 2021年8月1日

超くだらない愛すべき小説『六枚のとんかつ』にも贈られるメフィスト賞って逆にすげえ-蘇部健一

小説の中には読むに値しないような”つまらない小説”がある。 本を読むということは、人生の内の貴重な数時間を一冊の本に費やすということである。それなのに読んだ本がつまらないというのは、本当に地獄のような出来事なのだ。その本に対価を払ったことも地獄。時間 […]

  • 2021年9月7日

胸が痛くて泣いちゃいそうな苦痛青春小説『青くて痛くて脆い』感想文|住野よる

住野よる『青くて痛くて脆い』を読んだ。 思春期の痛々しさを表現した小説はたくさんあるが、その中でも飛びぬけていたたまれない気持ちになる作品だった。 いたたまれない気持ち、という事はつまり、自分にも心当たりがあって恥ずかしくて身もだえしてしまうというこ […]

  • 2021年7月31日

男性にこそ読んでもらいたい!おすすめの恋愛小説【12作品】

『恋愛小説は女性が読む本である』 そんな考え方は一世代前の偏見で、今では男性でも恋愛に比重が置かれた作品を普通に楽しむ時代になってきているように感じる。映画『君の名は』のように、性別に関係なく支持される恋愛作品も増えてきた。それでもやはり、女性目線で […]

  • 2021年9月19日

読書感想文『世界から猫が消えたなら』自分の命と同じ価値のものとは何だろうか?|川村元気

映画『世界から猫が消えたなら』を皆さんは見ただろうか? そして、この原作本を読まれただろうか? 思ったよりも読みやすい本 正直な話、僕が初めて川村元気さんの『世界から猫が消えたなら』の文庫を読んだ時の感想はあまりよくなかった。おそらく、僕が勝手にこの […]

  • 2021年9月1日

胸熱の傑作小説『かがみの孤城』感想文!じっくり生まれる信頼関係がこんなに心地いいなんてすっかり忘れていた|辻村深月

辻村深月『かがみの孤城』を読んだ。 多くの辻村作品を読んできたが、この作品はその集大成とも呼ばれており本屋大賞を受賞するのも納得の傑作といえる。本当に素晴らしい作品だった。 正直、素晴らしい作品すぎて書評・レビューなんて書ける気がしないので、まだ読ん […]

  • 2021年7月1日

池井戸潤『鉄の骨』感想文:萌の悪女っぷりが酷くて談合とか逆転とかもうそういう事じゃない

『下町ロケット』やドラマ『半沢直樹』の原作である『オレたちバブル入行組』など、池井戸作品は数多く世の中に浸透している。 どの作品も主人公たちに絶体絶命のピンチが続いている中で、仲間と努力して最後の最後で逆転して爽快になれる本が多く、その爽快さこそ池井 […]