【日本の昔話】金太郎

民話・昔話・童話
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金太郎

むかしむかし、あしがら山に金太郎という優しく、力の強い男の子がいました。

金太郎は小さいころから力持ちで、 いつも山の中で動物たちと遊んでいました。

金太郎は動物たちとすもうを取って遊ぶのが大好きでした。

ある日、動物たちのなかで一番強いクマとすもうをすることになりました。

「はっけよーい、のこった!」

なんと勝ったのは金太郎でした。

つなひきをしても、かけっこをしても、誰も金太郎にはかないません。

とても強い金太郎が、動物たちも大好きでした。

ある日、金太郎は母親から大きなマサカリをもらいました。

そのマサカリでまきわりをして母親の手伝いをしました。

まきわりをしている金太郎に動物たちが果物をとりにいこうとさそいました。

「よし、いこう!」

金太郎は動物たちと元気よくでかけました。

あとひとつ橋を越えたら果物がたくさんある場所につくところでしたが、

「あれっ、橋がおちてる!」

昨日、嵐がやってきて、その際に橋がおちてしまっていたのでした。

「どうしよう。橋がないと果物がある所に行けないよ」

動物たちは困ってしまいました。

「よし、みんなどいてろー!ここにある木を橋にしてやるぞー」

なんと、金太郎はマサカリを使って木をたおして橋にしてしまいました。

無事に橋ができたので、動物たちは果物をたくさん食べることができました。

ある日の事、金太郎がいつものように動物たちと相撲をとっていると

金太郎のうわさを聞きつけた都の武士が金太郎をたずねてあしがら山までやってきました。

「キミが金太郎かね?キミの力の強さには驚いた。きっと立派な武士になれるでしょう。どうだ、私の家来にならないか?」

「うぅーーん、おっかぁ一人を置いては行けないな。」

「なんて心のやさしい子だ。君の家に案内してくれないか」

金太郎の家につくと、武士は母親に事情を説明しました。

「金太郎や。お前の強さは人々を守るためにある。都に行って立派な武士になってきなさい」

そう母親に言われた金太郎は、都に行くことに決めました。

「おっかぁ。ぼくは都でりっぱな武士になります」

金太郎はそう母親に告げると、あしがら山の動物たちにお別れを言い、都へ行きました。

そして金太郎は坂田金時という心優しく立派なぶしになりました。

~おしまい~

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