FTXとはどんな仮想通貨業者?大谷翔平CM起用の意味と海外の反応

大谷翔平が仮想通貨業者の「グローバル・アンバサダー」に就任し、CMに起用された!とのニュースに国内では「お金に拘らないというイメージからは、違和感が」とか、「大谷は野球以外の世界では多額の資産を持った子羊のような危なさ」などネガティブで、今後を懸念する反応が出ています。

FTXとはどんな仮想通貨業者なのか?大谷翔平CM起用の意味とは?について探ってゆきます。

仮想通貨が日本よりポピュラーな海外の反応は、大きく異なるのでしょうか?

ショッキングなニュースではあった!

FTXとはどんな仮想通貨業者?

FTXとはどんな仮想通貨業者かを見てゆきましょう。
FTXは、創設者兼CEO サム・バンクマン・フリード氏(29歳)が、2019年に立ち上げた世界第3位の暗号化取引所です。

FTXではデリバティブ商品のラインナップが非常に豊富で、「トランプ大統領が再選するか」や「2021年にオリンピックは開催できるか」という商品も取り扱っていました。また、原油の取引も可能となっており、仮想通貨を証拠金に原油先物が取引できる数少ない取引所としても魅力的だといわれています。
レバレッジトークンをはじめ、インデックストークン、株式のトークン化取引などの希少性の高い金融商品を利用することのできる取引所でもあります。

サム・バンクマン・フリード氏は、10月21日時点で、265億ドル(約3兆円)の資産を持ち、ザッカーバーグ氏に次ぐ史上2番目にリッチなアンダー30で、今からわずか2年半前にFTXを立ち上げ、世界有数の暗号通貨取引所に成長させました。

マサチューセッツ工科大学(MIT)で物理学を専攻したなかで、「効果的な利他主義(Effective Altruism)」と呼ばれる慈善活動を支える哲学との出会いをきっかけで起業家を目指すこととなった。
「人類の未来のために可能な限り大きな寄付をしたい」と考え、そのために暗号資産領域で起業を目指しました。

2014年 MITを卒業し、クオンツ投資大手のジェーン・ストリート・キャピタルでトレーダーとして活躍した
暗号通貨のビットコインのアービトラージ(裁定取引)で、頭角を現した。

2017年 トレーディング会社のアラメダリサーチ(Alameda Research)を立ち上げたが、満足できず、
2019年 FTXを設立した。
現在ビットコインのオプションやイーサリアムの先物などのデリバティブ取引サービスを提供するFTXの1日あたりの取引ボリュームは、140億ドルに達し、世界有数の取引所となっています。

なお、日本のソフトバンクも出資しています。

利他主義に大谷翔平が共感したなら納得できるんだが
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大谷翔平CM起用の意味

FTXのブランドイ力アップの一環

バンクマン・フリードCEOは、大谷翔平の起用について、「彼は今、スポーツ界で最も注目されている選手の一人であることは明らかです」と語っています。
「大谷選手は昨シーズン、オールスターに投手と打者の両方で選出されたMLB史上初の選手となり、スポンサーシップの報酬はすべて暗号通貨とFTXの株式で支払われます。」
「私たちは、フィンテックの意味やパーソナルファイナンスアプリのあり方に、同じように革命的なインパクトを与えたいと考えています」と述べています。

FTXは、NFLのレジェンドクォーターバックのトム・ブレイディとその妻ジゼル・ブンチェン、ゴールデンステート・ウォリアーズのガードであるスティーブン・カリー、ケンタッキー大学の男子バスケットボールチーム、ジャクソンビル・ジャガーズのクォーターバックであるトレバー・ローレンスなど、Aリストのスポンサーを獲得するために積極的な支出を行ってきました。

また、FTXは、マイアミ・ヒートのホームアリーナとカリフォルニア大学バークレー校のフットボールフィールドの命名権を保有しています。MLBとの契約により、審判員はFTXのパッチをユニフォームに付けています。

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暗号資産へのネガティブイメージの払しょく

大谷翔平へのスポンサーシップの報酬はすべて暗号通貨とFTXの株式で支払われますと言ったことから、大谷翔平の健全なイメージで暗号資産へのネガティブイメージの払しょくを狙っていると考えられます。

バンクマン・フリードCEOは、最近の中国の暗号取り締まりに対する懸念が続く中、ビットコイン、イーサリアム、その他のコインが打撃を受けていることを受けて、
「怠慢な報道が多いと思います」「同じ話を30回報道しても、それが30倍重要になるわけではありません。同じニュースを30回報道しても、30倍重要になるわけではありません。」と報道を批判しました。

特に日本では、仮想通貨はまだまだイメージよくないわね

FTX大谷翔平起用に海外の反応は?

  • 正直なところ、彼が何も知らずにアドバイザーやビジネスパートナーに言われてやっただけだといいんだけど。彼が暗号の悪さを知っていて、それでも購入するとは本当に信じたくありません。(特に彼はお金に全く関心がないように見えるので)でも、彼は大人だし、自分で判断することができるので、誰が判断するというの?🤷
  • これは、ホームプレートでの審判の悪い判定に対抗するための、シーズンオフの調整だよ。野球ファンが暗号通貨を嫌っているとは知らなかった
  • 翔平を嫌いになって、泣いて漏らした
  • 結局、彼も完璧ではないということですね。
  • 大谷翔平はめちゃくちゃ素晴らしい野球選手ですが、誰が彼の暗号取引なんて気にかける必要があるのですか?

出典:Twitter

大谷の二刀流も「従来的ではない」ということでバッシングされながらも、未来を変えたのよ

まとめ

  • FTXとはデリバティ取引に特徴がある世界3位の仮想通貨業者である
  • 大谷翔平CM起用には、ブランド力アップと仮想通貨取引へのネガティブイメージ払しょくの意図がある
  • 日本と同様海外も、お金にこだわらない大谷翔平のイメージに合わないという反応が多い
大谷本人の意見を聞いてみたい!
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