エクストリーム擁護とは意味や使い方は?最近よく見かけるぞ

SNS上でエクストリーム擁護という言葉を最近よく見かけます。
エクストリーム擁護とはどのような意味でどんな使い方をされるのでしょう?

具体的な事例を挙げて、その使い方を見てみました。
ここにもコロナの外出自粛が影響しているのでしょうか?

そういえば良く見るわね

エクストリーム擁護とは意味は?

エクストリーム擁護とは?その意味を見ておきましょう。

「エクストリーム+名詞」というネット用語が、あります。
エクストリーム(extreme)は、程度が甚だしい様子ですので、このエクストリームの語尾に動作を意味する名詞をつけて、これ以上ないやり方をすることを表現するときに使われるネットスラングです。

ネット上で見てみますと、エクストリーム擁護以外に
エクストリーム欠勤
エクストリーム肉体労働
エクストリームむしゃくしゃ
エクストリーム帰宅
エクストリーム出社
エクストリーム主張
エクストリーム妻擁護
などが見られます。

したがって、エクストリーム擁護とは、これ以上ない擁護をしたり、思いっきり擁護しているひとを、揶揄したり、非難するときに使われます。

アクロバティック擁護なんてのもあるぜ
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エクストリーム擁護と言われる事例・使い方

具体的な事例を、世間一般の評判が良くないアベノマスクを例に見てゆきましょう。

国際政治学者で、テレビの討論番組へ出演も多い三浦瑠麗氏の以下のアベノマスクを絶賛したツイートに対し、「エクストリーム擁護」とのコメントが溢れました。

「布マスクうちはありがたいですよ。自分でマスクを縫う暇はないし、子供にさせたくても市中にはないもんね。洗って使える布のものはもっと高性能なマスクが必要な人の分を妨げないし。郵便を利用してプッシュ型支援をやったのは画期的だから、引き続き他の経済対策も頑張って下さいでいいんじゃないの。」
「中高年男性中心の政権が、がんばって各家庭に対する想像力や蟻の視点を持とうとしているのだから、叩くんじゃなくて、こんなことがしてほしい、あんなことがしてほしいっていうチャンスだと思うな。・・・」

「三浦瑠麗 氏は違うお考えの様子。 皆が散々叩いても、送ってきたマスクは不良品。 貴方のエクストリーム擁護は効果無しでしたね。」

このほかの例では、「『(立憲民主党の)福山哲朗議員はいつもの調子で、別に恫喝などしていない』というエクストリーム擁護を見た」。など、政治がらみで使われることが多いようです。

最近の検察庁法改正法案についてのツイートでも、このネットスラングが良く使われています。

一般の記事では、新型コロナによって訪れたハンコ文化の終焉の記事で、
明治時代初期に、ハンコかサインかが争われた際に、ハンコ派が挙げた「読み書きの問題」や「利便性」など6つの理由のうち、盗難リスク「実印は大切に保管されているので、盗難の心配がない」、偽造リスク「ハンコは鑑定はできてもサインは鑑定が難しい」に対し「エクストリーム擁護のようでもあるが」というような表現がされています。

それはちょっと無理筋ですねという意味となります。

誰か私をエクストリーム擁護してくれないかな

エクストリーム擁護に関するネットの反応

最近では、マスクの値崩れはアベノマスクのおかげだという以下のようなツイートに対して、エクストリーム擁護だとの多くからツイートされています。

アベノマスクはネガティブな印象を与えたが、その影響で布製マスクを自作したり購入する事で、不布製マスクが値崩れを起こした; この政権の不思議なところは、悪手とも思える一手が、結果良い方に転がるんだよね

  • 「マスクが値崩れして出回るようになってきたのはアベノマスク配布のおかげ」とのエクストリーム擁護を見かけますが、絶対違うと思う今日この頃です(笑) 岩手こそいつになるやら…
  • アベノマスクの配布率と配布数を見る限り、マスク相場に影響を与えるとは到底思えません。エクストリーム擁護の極みですね。
  • 「アベノマスク効果で市中にマスクが大量放出」というエクストリーム擁護は、シャープ製マスクが100倍超という高抽選倍率である事実だけで簡単に論破できます
  • エクストリーム擁護の極みですね。
  • アベノマスクのおかげでマスクが値崩れしただと?!4%しか配布してないくせに?ちげーよ!みんなどーにかこーにか調達してんだよ!家ん中の使えそうな布切れ集めてマスク自作してんだよ!

出典:ヤフコメ

皆かっかしている!
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まとめ

  • エクストリーム擁護とは、思いっきり擁護しているひとを揶揄したり、非難するときに使われるネットスラング
  • アベノマスクについての三浦瑠麗氏のツイッターに対して使われたのが典型的な事例である
  • 政治がらみのツイッターで、左右陣営でそれぞれに対し使われることが多く、直近ではマスク値崩れはアベノマスクのおかげとのコメントに対して、コメントで頻出している

さすがにそれは擁護しすぎではという発言に、「エクストリーム擁護」と非難しています。

芸能ニュースなどでは、「芸能界の男ども“総出”で東出昌大を過剰擁護の異常事態」などと
過剰擁護が使われていますが、エクストリーム擁護の方がいかにもSNSという感じですね。

今回の三浦瑠麗氏のツイッターについては、「百田尚樹や上念司のような完全に右寄りの連中でもアベノマスクは批判ししてんのに」という指摘があり、ここまで、擁護するの?という思いに、この言葉はぴったりはまったようです。

立場はそれぞれあるでしょうが、個々の事象に対しては、事実に基づいて、しっかり考えてからつぶやかないと、反対のための反対、擁護のための擁護となって、自身が袋小路に入ってしまうことにもなりかねません。

こういう時だからこそ、一歩引いて考えてから行動したいものです。

家籠りで、みんな発火しやすいのかも!

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