山梨学院大学箱根駅伝メンバー2021の出身高校とベストタイム一覧表

コロナ感染防止策のため、やむを得ず無観客開催される第97回東京箱根間往復箱根駅伝競走ですが、その中で前回予選落ちしたものの今回一年で復帰した山梨学院大学の走りに注目していきます。

2020年の前回大会では出場を逃しましたが、今回はシード権獲得となるのでしょうか。

山梨学院大学箱根駅伝メンバー2021出身高校とベストタイムを一覧表にしました。
山梨学院箱根駅伝メンバーを中心にその特徴を詳しく見ていきたいと思います。(Wikipedia、関東学連、スポーツサイトなど参照)

まさかの予選落ちだったわね

山梨学院大学駅伝メンバー出身高校とベストタイム一覧表

山梨学院大学駅伝メンバー出身高校とベストタイムを以下に示します。

箱根駅伝通算出場34回目、総合優勝3回の90年代印象に残る名門校、箱根駅伝に新風を吹き込んだ大学です。

オツオリ、マヤカ、モグスといった区間賞の代名詞となる留学生メンバーが必ずいたイメージの強い大学です。

前回は本選出場ならず予選会で涙をのみましたが今回は予選会7位通過、名門の輝きをもう一度取り戻すために自力でチャンスをつかみました。

山梨学院大学の箱根駅伝メンバーと出身高校、各選手のベストタイム一覧は次の通りで、1万m平均タイムを見ると、29.02.18で20チーム中15位となっています。

No氏名学年出身高校自己最高今年度最高箱根駅伝全日本駅伝箱根駅伝予選会
タイム年月日タイム年月日順位順位順位
1ボニフェス・ムルア2キヌムラ28.08.102020.07.1528.08.102020.07.15補員
2森山 真伍4樹徳28.28.302020.07.1828.28.302020.07.1888位74位
3ポール・オニエゴ3モゴンゴ28.30.002020.07.1828.30.002020.07.1873位19位
4遠藤 悠紀4報徳学園28.58.012020.11.1428.58.012020.11.14補員170位
5田矢 聖弥4龍谷富山29.07.442019.11.3029.54.842020.11.23
6松倉 唯斗3明成29.10.442019.11.23212位35位
7坪井 海門3明成29.12.022019.07.1430.43.942020.11.23514位80位
8瀬戸 祐希4興国29.17.412019.11.2318位45位
9新本  駿1報徳学園29.17.5929.52.492020.11.23410位138位
10橘田 大河2山梨学院29.18.22322位46位
11日影 優哉4富山商業29.24.242020.11.1429.24.242020.11.1496位
12岩谷  翼2学法石川29.35.442020.11.2229.35.442020.11.22
13伊東 大暉2鹿児島実業29.35.932020.11.2229.35.932020.11.22
14吉田  巧4山梨学院29.37.682019.10.19
15渡邉 晶紀3藤枝明誠29.37.852019.11.23
16齋藤 有栄4白おう大足利29.38.272018.11.24618位95位
北村 惇生1世羅29.39.1631.35.252020.11.23
篠原  楓2新居浜東29.47.472019.11.3030.25.232020.11.23
星野 一平2東京農大二29.48.832019.10.19
大迫 太雅4曽於30.03.5630.36.032020.11.14167位
小野寺 陣2報徳学園30.05.0630.27.752020.11.23
成毛 志優3富里30.17.56210位
○:エントリー
シード権確保にはなかなか厳しい順位だ
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山梨学院大学箱根駅伝チーム2021の特徴

特筆すべきはケニアからの留学生ポール・オニエゴ(3年)1万m28分台のタイムを持ちチームの柱となっています。

1万m28分台の記録を持つ主将森山真伍(4年)がチームをタイムでもけん引しています。

エントリーに4年生が多く経験豊富なのですが、昨年箱根を実際に走れなかったため、2年ぶりとなるブランクがどのようにレースを左右するのかがポイントとなります。

総合すると今回はシード権争いに参加してあわよくば確保狙いだと思われます。

留学生がふたり出れれば楽勝なんでしょうに

山梨学院大学箱根駅伝チーム2021の監督

山梨学院大学駅伝チームの監督は飯島理彰(53)で、自身も山梨学院で箱根を4回走り2回の総合優勝メンバーとして名を残しています。

山梨学院大学のコーチを20年経て前任の上田誠仁監督が陸上競技部全体の監督になり2019年に駅伝監督に就任。

前任の上田誠仁監督のそばでコーチとして支えていたためそのまま指導方針を引き継げたのは好材料といえます。

指導方法は故障で出場できないことのないようにストレッチの重要性を繰り返し指導するなど、ベストの状態で箱根に臨むための積み重ねを大切にしているそうです。

監督は昔の栄光を知っている
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山梨学院大学箱根駅伝チーム2021の学生三大駅伝の成績

今回はコロナで中止を余儀なくされた出雲駅伝では5年連続を含む6回優勝箱根駅伝では3回の総合優勝と実績は申し分ありません。
全日本大学駅伝ではまだ優勝がないのが不思議です。

今回はまだチーム持ちタイムとしては厳しく、箱根はシード権争いでシードをつかみたいというのが現実的な目標だと考えます。

山梨学院大学大箱根駅伝チーム2021へのネットの反応

  • キーマンは主将の森山とオニエゴ。
  • 渡邊君がエントリーされている。予選は間に合わなかったけど本戦間に合ったね。
  • 陸上を始めた頃に強かったのが、早稲田と山梨学院だった。懐かしいなあ。 駆け抜けた90年代、心打つドラマ
  • 山梨学院 箱根駅伝がんばれええ! オムワンバかわいい
  • 山梨学院で日本人選手と一緒に歩んできた留学生を見ていると素直に応援してあげたいと思います 日本語もすごい上手になっていて日本に来て努力したんだなと伝わってきます 留学生の否定はアメリカで問題になってる人種差別と大して変わらないように感じます

出典:ヤフコメ

昔を知ってる箱根ファンも多い!

まとめ

  • エースで主将森山真伍とチームの柱ポール・オニエゴがどのくらいチーム全体を引っ張っていけるか
  • 1990年代早稲田大学と覇権争いしていたころのような輝きを取り戻す一歩となるか
  • 前回2020年大会での予選落ちをバネに全員がどこまで開き直って好走できるか

筆者は去年の予選会の悔しさを持っているメンバーと新たに加わったエントリー選手でどこまでチーム力を上げられるか、というのがポイントになってくると思います。

ただタイム的には他の上位校からすると厳しい戦いとなります。

監督が山梨学院大学を長く見てきて戦力を把握していますし、自身も箱根経験者ですので的確なアドバイスが出せるのではと思います。

今回が復活のきっかけになればねえ
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