97回目となる「箱根駅伝2021」がいよいよあと10日あまりに近づいてきました。各大学の選手たちも最終調整に入る時期でしょう。
今回は箱根駅伝の「予想順位2021」編です!優勝はズバリ何大学?メタ分析風ランキングのトップ10予想は?当サイトの「独断的予想」も行ってみました。(出典:Wikipedia、各箱根駅伝予想ブログなど)
箱根駅伝2021予想順位をメタランキングしてみた
お正月の東海道、箱根路を鍛え上げた学生ランナーが疾走する伝統の箱根駅伝。毎年観戦のファンでにぎわう東京~神奈川の国道沿いも、今回ばかりはコロナ禍のため「無観客で」「おうちで見て」と呼びかけられています。異例の箱根駅伝ですが、最終順位はどうなるのか気になるところです。
そこで今回は「箱根駅伝の予想順位2021」をメタ分析風にランキング集計してみました。箱根駅伝2021の順位予想を紹介している5つのファンサイトで、それぞれの大学順位にポイントを付与。1位6ポイント、2位5ポイント、3位4ポイント……という形で合計ポイントを集計し、多い順に並べ替えてみました。
その結果は以下の通りです。
■箱根駅伝予想順位2021メタランキング
1位 青山学院大 28ポイント
2位 駒沢大 22
3位 明治大 15
4位 東海大 11
5位 早稲田大 8
6位 順天堂大 7
6位 中央大 7
8位 東洋大 3
9位 東京国際大 2
10位 帝京大 1
5つのサイト中4サイトが、二連覇を狙う青学大を総合優勝予想校に挙げていました。それに続くのが、全日本大学駅伝優勝など波に乗る駒大。5位までは、いわゆる「大学駅伝五強」と呼ばれる青学、駒大、東海大、早大、明大でどのサイトもほぼ占められています。
では当サイトでも次項で「独断予想」を考えてみました。
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当サイトの優勝予想はここ
箱根駅伝まであとわずかとなった12月後半。予想順位2021メタランキングによれば青学大を総合優勝候補に挙げる声が多いようです。
当サイトの順位予想をご紹介する前に、まずはデータを調べてみました。各大学の最新1万m平均タイム (自己最高記録上位10人の平均)を見てみると、1位が駒大、2位明大、3位早大、4位中大、5位東京国際大、6位青学大と青学は意外に下位です。ただ1~4位までのタイム差は10秒以内。駒大と青学も20秒離れていません。
また過去5年間の総合優勝校のデータによれば、以下のような条件に当てはまるケースが多いことが分かります。
1,エントリー時の1万m平均タイムが3位以内
2,全日本大学駅伝で3位以内
3,前回の箱根駅伝総合3位以内
今回の出場20大学でこの3条件を全て満たすチームはありませんが、2つ満たしているのが駒大、明大、東海大。1つ満たすのが早大、青学大、国学院大です。
このようにデータ上では「駒沢大か明治大」が最も総合優勝に近いように思われますが、当サイトではあえて〝独断〟で以下のように予想してみました。
■当サイト箱根駅伝予想順位2021
1位 青山学院大
2位 駒沢大
3位 明治大
4位 早稲田大
5位 東海大
6位 中央大
えー……(汗)。結局メタランキングと似てしまいましたが、総合優勝はやはり「青山学院大」と予想します。理由はやはりレベルが高い選手層の厚さと、勝ち方を熟知する「本番での勝負強さ」です。
ハーフマラソン63分以内の記録保持者が6人いるなど地力あるランナーが多く、留学生などのスーパーエース頼みだけでは勝ちきれない近年の「箱根トータルスピードレース」では、最後にトップで襷をつなぐために穴のない全体的な速さが有利になるとみました。
2014年以降の箱根駅伝で青学大は5回総合優勝していますが、このうち3回は全日本で他大学に敗れながら、箱根ではしっかり〝逆転勝ち〟を果たしており「勝利への執念」「原采配」も大学駅伝界随一。まずは区間配置がどうなるのか、そして往路で選手たちがどんな走りを見せるかが注目されます。
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箱根駅伝2021みんなの予想の声まとめ
- ホントわからない!応援してるのは東洋、駒沢、國學院だけど、順当に行けば優勝は青山
- 箱根駅伝のガイドブック読んで優勝予想とか贔屓の学校の区間配置とか考えているから、この時期脳内が忙しい
- 予想合戦めっちゃ好き。自分の予想と全く違う予想してる人がいるとさらに面白い
- 中大は順大よりも上に来ると思う
- 優勝予想は8区が強そうな大学にします
出典:twitter
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
- 箱根駅伝2021、順位予想をメタランキング化。1位青学、2位駒沢
- 3位明治、4位東海、5位早稲田と5強が順当に占める。順大も上位に
- データ上は駒沢・明治優勢も厚い選手層と勝負強い青学が最後は上?
箱根駅伝2021がとりわけ「予想しにくい」という声が多い訳には、上位校の実力が拮抗していることに加え「コロナ特例」もありそうです。
毎年監督采配の妙となっているレース当日のメンバー変更が、今回は従来可能だった計4人から6人に増えるためです。コロナ対応で選手の体調に配慮したルールですが、強豪校では「切り札選手」を補欠とし、ライバルの動きを見て当日差し替えるのは今や〝定石〟。
枠が増えたことで「変更作戦」が一層激化することも予想され「もはや29日発表の区間エントリーは見ても意味ない」とまで言い切る監督も。各監督の戦略とレース前駆け引きの行方も、順位に大きく影響しそうです。