高市早苗はなぜ人気か？ネット調査ダントツ1位の意味とは？

自民党の総裁選に出馬した高市早苗は、新聞社の世論調査の「総裁にふさわしい候補」では、１ケタにとどまるのに反し、ネット調査ではダントツ1位となっています。

高市早苗はなぜネット上で、大人気なのでしょうか？

新聞社の世論調査との大きな差はどこから来ているのでしょうか？

高市早苗はなぜ人気か？ネット調査1位

次の自民党総裁に「ふさわしい人」の読売,朝日など新聞社の調査では、高市早苗氏は１ケタにとどまるにも関わらずYahooみんなの意見などネット調査では、49.1%を超えるダントツの１位となっています。なぜネットで人気なのかが大きな話題になっています。

そもそもは、菅総理が退陣を表明する前の夕刊フジの世論調査(公式サイトｚａｋｚａｋ8月20日付)で、次期首相として相応しい人物は誰かという問いに対して、およそ81％が「高市早苗」と回答した衝撃の結果でした。
菅義偉総理　11.9％、岸田文雄　5.9％、下村博文　1.3％、高市早苗　81％

その後の各種世論調査の結果を表にしました。

ネット調査の高市早苗人気と新聞社の世論調査に大きな差があることが明らかです。
一方、9/4の自民党の党員相手の調査でも、石破茂、河野太郎、岸田文雄が２ケタに対し、高市早苗は8％にとどまっています。

その理由はなんでしょう？
・ネット民には、安倍前首相を支持してきた若い強硬な保守支持者が多く、安倍路線を継承する高市早苗を支持している
・特にネット上で、発言がぶれず、政治信条を貫いていると見られている
岸田氏や河野氏が総裁選出馬後、派閥の支持を期待し、従来の主張を、撤回または曖昧なものとしたのに対し、高市早苗氏は、靖国神社参拝を続けるなどぶれがほとんどない。
ただ、総裁に選出される可能性は低いとみて、今回は、将来の布石としてこの態度を取っている可能性もあります。
一方で、
・世論調査では、幅広い年代層が、過去の日本の歴史を踏まえて、現実的に総理として相応しいかを回答していると思われる
・大手メディアが総務相時代の「電波停止」発言騒動を念頭に、高市早苗の首相就任を恐れているからという説もあります。

高市早苗の実績と経験

高市早苗さんは、1961年3月7日奈良県生まれで、神戸大学経営学部経営学科卒業後、米国連邦議会コングレッショナル・フェロー（金融・ビジネス）などを経験し、1984年に松下政経塾に入塾しました。
フジテレビ系列の朝の情報番組「朝だ!どうなる?」のメインキャスターを務めたこともあります。

1993年、衆議院議員総選挙に奈良県全県区から無所属で出馬し、得票数トップで初当選しました。
自由民主党所属の衆議院議員（8期）務めています。

2006年（平成18年）、第1次安倍内閣で内閣府特命担当大臣として、初入閣しました。
2012年衆議院議員総選挙で当選（6選）し、第2次安倍政権で女性として初めて自民党政務調査会長となる。
2014年第2次安倍改造内閣で、女性初の総務大臣となり、2017年8月3日まで務める。
2019年（令和1年）9月11日、第4次安倍再改造内閣で再び総務大臣に就任し、2020年（令和2年）9月17日の菅内閣発足まで務める。

総務大臣時代の2016年2月に以下の「電波停止」発言騒動が起こりました。
「行政が何度要請しても、全く改善しない放送局に何の対応もしないとは約束できない。将来にわたり可能性が全くないとは言えない」、「総務大臣が最終的に判断をするということになる」などと答弁したのです。

政治的信条は、非常に保守的で、選択的夫婦別姓制度に反対、靖国参拝、女系天皇に反対など安倍前首相の考え方に近く、憲法改正、ニューアベノミックスをはじめ安倍前首相の路線を引き継ぎ発展させることを表明しています。
感染症への対策として、ロックダウンを可能とする法整備を検討することも表明しています。
＜コロナ禍で、指導力を発揮した蔡英文総統＞

 

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出典：ヤフコメ

まとめ