2021年プロ野球シーズンも大詰め。リーグ優勝が決まり、CS、日本シリーズが終わると、最後に待っているのが個人各タイトルの発表です。
その中で今回は激戦のパ・リーグ新人賞の行方を予想。候補者や最有力の選手は誰なのか、まとめました。（出典：Wikipedia、スポーツメディアなど）
新人賞2021プロ野球パ・リーグの新人王候補
プロ野球パ・リーグの新人賞2021は誰の頭上に輝くのか。今年のプロ野球新人賞レースは、セパとも近年稀に見る激戦になっているようですが、まずは新人王の条件、そして各候補者の顔ぶれと順に見ていきましょう。
新人王の条件
セパ両リーグからその年最も活躍した新人を選ぶ新人賞（新人王）。ベテラン野球記者の投票で決まりますが、対象となる候補選手には条件があります。
新人王は以下の全項目を満たす選手が資格者となり、記者投票のリストに記載されます。
1, 海外のプロ野球リーグに所属した経験がない
2. 支配下選手に初めて登録されてから5年以内
3. 投手として前年までの1軍での登板イニング数が30イニング以内
4. 打者として前年までの1軍での打席数が60打席以内
では今年のパ・リーグ新人賞候補は誰なのか、具体的に見ていきましょう。
宮城大弥
沖縄の興南高から19年にドラフト1位でオリックス入りした、20歳左腕の宮城大弥投手。1年目の昨季は二軍でリーグトップタイの6勝をマーク、シーズン終盤に一軍デビューし11月にプロ初勝利を挙げたばかりでした。
ところが今季は最初から大ブレイク。質の高い変化球を武器に山本投手とともに先発二本柱の一角を担い、10月20日までで22先発、12勝4敗、防御率2.55という抜群の成績で、チームの快進撃を支えました。
伊藤大海
苫小牧駒澤大学から20年ドラフト1位で日本ハムに入団した24歳右腕・伊藤大海投手。大学時代から日本代表常連の即戦力として、プロ一年目も安定したピッチングを見せます。
チームが最下位低迷のため勝ち星には恵まれなかったものの、キレある速球と変化球でここまで21先発、9勝9敗、防御率3.00。侍JAPANに選ばれて東京五輪金メダルにも大きく貢献しました。
早川隆久
昨年のドラフトで大学No1左腕として注目され、楽天1位指名で入団した早大出身の早川隆久投手(23)。150km台の直球と多彩な変化球で前評判通りの活躍を見せ、ここまで23先発、9勝7敗、防御率3.94としっかりと先発ローテーションを果たしています。
今季は「98球プロ初完封」など優れたポテンシャルを随所で発揮し、将来性を十分感じさせています。
津森宥紀
東北福祉大から、19年にドラフト3位指名でソフトバンクに入団した23歳右腕の津森宥紀投手は、昨季一軍デビューし、ピンチの場面でも度胸ある救援ぶりを見せました。
サイドハンドながら球威あるパワーピッチングが持ち味で、今季は44試合登板、1勝0敗11ホールド、防御率2.25を記録しています。
当サイト本命選手
このように2021年プロ野球パリーグ新人賞の有力候補は、いずれも投手でしかもドラフト1位の期待の実力派がズラリ。内容的にも記録タイトルの上位にも入る甲乙つけ難い成績で、例年ならどの選手も新人王に十分なり得るほど、大変ハイレベルな争いになっています。
その中でも、当サイトは本命として「宮城大弥投手」を挙げたいと思います。勝ち星・防御率ともチームのエース山本由伸投手に次いでリーグ2位。
所属チームは21日現在、まさに数試合を残してロッテとの激烈な優勝争いの只中ですが、もし25年ぶりにオリックスが優勝すれば、その原動力の一人としても大きく評価されるのは間違いないでしょう。
パリーグ新人王に関するSNSの反応まとめ
- セリーグの新人王争いが近年稀に見るレベルでやべーけどパリーグどうなってんのやろ？
- 伊藤と早川は、もうひと伸び足りなかったかな
- 宮城一択だと思う。例年なら伊藤とかも普通に有力なレベルだけど今年は宮城以外が浮かばない
- 新人王って1人しか選んじゃいけないのかな……
- これだけ結果残してるセ・パのルーキーたちばかりなのに、新人王取れるのが1人だけって残念すぎる
出典：twitter
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
- 稀に見る超激戦の2021セパ新人王レース。パリーグの候補と本命を予想
- 近年のドラ1投手たちが大活躍。どの選手も新人賞に十分の傑出した成績
- 本命はオリックス・宮城か。日ハム伊藤、楽天早川も遜色ない力と内容
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