古銭には価値がある?種類によっても全然違う。入手方法とは

現在日本で発行されている硬貨はご存じの通り、1円、5円、10円、50円、100円、500円の6種類です。

もちろん、昔からこの5種類が硬貨として利用されていたわけではありません。
古いお金、すなわち古銭は時代とともに沢山の種類のものが発行されてきました。

珍しい古銭は、それ一つで数十万円の価値があったりします。
自宅の押し入れに古銭は眠っていませんか?

今回は、古銭の種類と価値、入手方法を紹介します。

古銭の種類と価値

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皇朝十二銭(こうちょうじゅうにせん)

皇朝十二銭は、708年(和銅元年)から963年(応和3年)にかけて、日本で鋳造された12種類の銅銭の総称です。

皇朝十二銭はたいへん貴重で歴史的価値があるため、古銭の買取では高値で売買されています。

和同開珎(わどうかいちん・わどうかいほう)

時代:708年(和銅元年)
相場価格:10,000~50,000円

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万年通宝・萬年通寳(まんねんつうほう)

時代:760年(天平宝字4年)
相場価格:50,000円~100,000円

神功開宝・神功開寳(じんぐうかいほう・じんこうかいほう)

時代: 765年(天平神護元年)
相場価格:10,000~50,000円

隆平永宝・隆平永寳(りゅうへいえいほう)

時代:796年(延暦15年)
相場価格:50,000~100,000円

富寿神宝・富壽神寳(ふじゅしんぽう)

時代:818年(弘仁9年)
相場価格:50,000~100,000円

承和昌宝・承和昌寳(じょうわしょうほう)

時代:835年(承和2年)
相場価格:50,000~100,000円

長年大宝・長年大寳(ちょうねんたいほう)

時代:848年(嘉祥元年)
相場価格:1~500円

饒益神宝・饒益神寳(じょうえきしんぽう・にょうやくしんぽう)

時代:859年(貞観元年)
相場価格:1,000,000円~

貞観永宝・貞観永寳(じょうがんえいほう)

時代:870年(貞観12年)
相場価格:100,000~500,000円

寛平大宝・寛平大寳(かんぴょうたいほう)

時代:890年(寛平2年)
相場価格:50,000~100,000円

延喜通宝・延喜通寳(えんぎつうほう)

時代:907年(延喜7年)
相場価格:10,000~50,000円

乾元大宝・乹元大寳(けんげんたいほう)

時代:958年(天徳2年)
相場価格:50,000~100,000円

寛永通宝(かんえいつうほう)

寛永通宝は、日本の江戸時代を通じて広く流通した銭貨です。
寛永13年(1636年)に発行され、江戸時代から明治の初期までの約240年間も通貨として使われていました。

寛永通宝は大別すると銅一文銭(古寛永・新寛永)・鉄一文銭・真鍮四文銭・鉄四文銭に分けられますが、裏の文字や書体の細かな違いなどで分類するとその数は数百種以上に及びます。

古銭の買取では安いもので50円程度からですが、古寛永の高いものでは10,000円を超えるものもあります。

[古寛永]二水永(にすいえい)

時代:1626年(寛永3年)
相場価格:10,000~50,000円

[古寛永] 芝銭(しばせん)

時代:1636年(寛永13年)
相場価格:1~500円

[古寛永] 浅草銭(あさくさせん)

時代:1636年(寛永13年)
相場価格:500~1,000円

[古寛永] 水戸銭(みとせん)

時代:1637年(寛永14年)
相場価格:1~500円

[新寛永] 正字背文(せいじはいぶん)

時代:1688年(寛文8年)
相場価格:1~500円

[新寛永] 石ノ巻銭(いしのまきせん)

時代:1728年(享保13年)
相場価格:1,000~10,000円

[新寛永] 小梅銭(こうめせん)

時代:1737年(元文2年)
相場価格:500~1,000円

[新寛永] 下野国足尾銭(しもつけのくにあしおせん)

時代:1741年(寛保元年)
相場価格:1~500円

天保通宝(てんぽうつうほう)

天保6年(1835年)に作られはじめられたことから天保通宝と呼ばれる古銭は、小判型に正方形の穴を開けた銀製の穴銭です。天保通宝は古銭の価値が高いほうではありません

本座 長郭(ほんざ ちょうかく)

時代:1835年(天保6号年)
相場価格:500~1,000円

薩摩藩 横郭 仰冠當(さつまはん おうか ぎょうかんとう )

時代:1862年(文久2年)
相場価格:1,000~10,000円

水戸藩鋳銭 短足寳(みとはん たんそくほう)

時代:1868年(慶応4年)
相場価格:1,000~10,000円

文久永宝(ぶんきゅうえいほう)

文久永宝は、幕末に流通していた銅製の古銭です。形状は丸型で正方形の穴があります。
江戸時代の幕末に流通した文久永宝には、主に三つの書体があることが知られています。

鋳造されていたのは、文久3年(1863年)から慶応3年(1867年)までの約4年間と短いのですが、古銭の価値はあまり高くありません。

攵久永寳 草文(ぶんきゅうえいほう そうぶん )

時代:1863年(文久3年)
相場価格:1~500円

文久永寶 真文(ぶんきゅうえいほう しんぶん )

時代:1863年(文久3年)
相場価格:1~500円

攵久永宝 略宝(ぶんきゅうえいほう りゃくほう)

時代:1863年(文久3年)
相場価格:1~500円

古銭の入手方法

古銭は以下の2通りの入手方法が一般的です。

  • 古銭取り扱い専門業者で購入する
    銀座コインなどの古銭専門店で購入することができます。店舗で購入するメリットは古銭の状態を自分の目で確かめれることにあります。
  • 通販サイトやオークションサイトで購入する
    amazon、楽天市場などの通販サイトや、ヤフオクなどのオークションサイトでも購入することが可能です。しかしネットで購入する場合は偽物を掴まされる可能性もあります。

お金が高く売れるってどういうこと?探してみよう、プレミア貨幣!

昔使われていた古銭なら、今も持っていると珍しいので高く売れるということはわかりますが、現在使われているお金でも、高く売れる「プレミア貨幣」があるって知っていましたか?

高く売れるということは、例えば10円なら10円という価値しかないところ、10円なのに100円の価値があるということです。

一体それはどういうことなのでしょうか。

どうすれば10円が100円になるのでしょうか。

そこで、プレミア貨幣がどのようなものなのか、どのお金がプレミア貨幣なのか解説します。

プレミア貨幣とは?

現在使われている1円、5円、10円、50円、100円の硬貨の中には額面よりも高い価値を持つものがあります。

それはなぜか・・・珍しい硬貨だからです。

硬貨はたくさん出回っているのに、何か珍しいのかということですが、それは以下の通りです。

  • 発行枚数が非常に少ない年の硬貨
  • 不良品
  • 限定硬貨

発行枚数が非常に少ない年の硬貨

硬貨は毎年造幣局で作られていますが、経済の動きによって、または今まで作りすぎたので発行枚数を減らそう、などと毎年枚数が調節されています。

発行枚数が少ない年の硬貨は、当然ですが流通量も少ないです。そのような少ない年の硬貨は、公表されるとすぐにコレクターが買い付けて保有するので、さらに流通量が少なくなって、希少性が高まるということになります。どんなものでも希少性が高ければ価値が高くなるのです。

不良品

硬貨は精密に作られていて、製造過程に出た不良品ははじかれるようになっています。そのため不良品は市中に出回ることがあまりありません。そしてはじかれた不良品は、コレクターたちが好んで購入し保有します。

しかし中には不良品でもはじかれずに、良品と混ざって市中に出回ってしまうことがあります。不良品とは穴が開くべきところ開いていなかったり、穴の位置がずれているなどです。
が、このような不良品が出回ることはめったに起こることではありません。

そのため希少価値がとても高く、額面の数千倍の価値になることもあります。
たとえば、5円や50円玉で穴が開いていないものは25万円ほどの価値があります。穴が開いていてもずれている場合は10万円ほど、表と裏が同じデザインになった硬貨は30万円程度、刻印やデザインがずれていれば5万円くらいになります。

少しのずれでも専門家が見れば適正に鑑定することができるので、少しおかしいと思ったら鑑定してもらうと良いでしょう。

限定硬貨

限定硬貨とは、オリンピックや万国博覧会、天皇の即位など、国内外で行われる大きなイベントの時に発行される記念硬貨です。

発行枚数が決まっていて、記念硬貨なので購入する人も多いです。コレクターでも買えない場合もあります。その上記念硬貨は購入しても実際にお金として使うことがないので、市中に出回ることはありません。

市中に出るとすれば、記念硬貨を購入した人が買取店などで売却をした時くらいです。購入できなかったコレクターにとっては、それがチャンスとなります。

特に人気があってすぐに完売したような記念硬貨ほど高い価値が付きます。ちなみに記念硬貨といっても、金貨もあります。

発行枚数が少なくてプレミアがつく硬貨と年号

  • 1円玉:平成13年・平成21年から平成25年
  • 5円玉:昭和32年・昭和42年・平成12年・平成21年から平成25年
  • 10円玉:昭和32年から昭和34年・平成21年から平成25年
  • 50円玉:昭和12年・昭和62年・平成21年から平成25年
  • 100円玉:平成13年・平成14年
  • 500円玉:昭和62年・昭和64年

これらの年は発行枚数が少なかったので、価値が高くつきます。
特に平成21年から25年にかけては、景気の低迷が影響して1円と5円、10円と50円の発行枚数が極端に少なくなり、平成26年には消費税が8%になったことで、再び多く造られるようになりました。

「ギザ10」といわれるプレミア硬貨は、昭和26年から昭和33年までの10円玉のことで、その7年間だけ側面がギザギザに溝が彫られていました。
しかし同じ7年間でも発行枚数に違いがあり、特に発行枚数が少なくて希少価値があるのは、昭和26年と昭和32年、昭和33年のギザ10です。
ただし、使用済みと未使用のものでは価値が変割るので、できるだけきれいに保管しておくことが大切です。

プレミア硬貨を見つけたら、どこに持って行けばいい?

プレミア硬貨を見つけたら、専門化の鑑定を受けるようにしましょう。
買取品目の中にプレミア硬貨のある買取店なら鑑定してもらうことができますが、硬貨の状態によっても査定額が異なります。

査定額が適正かどうかは、できるだけプレミア硬貨を専門に買い取っている店を探すか、複数の買取店で鑑定してもらい、一番高い査定額を提示した店で買い取ってもらうようにしましょう。

プレミア硬貨とは、他の年よりも発行枚数が少なくて希少価値があるものと、間違って出回ってしまった不良品の硬貨、それと記念高価のことを言います。

同じプレミア硬貨でも状態によって査定額は異なるので、できるだけきれいにしておくことが大切です。

あなたの財布や貯金箱にもプレミア硬貨があるかもしれません。
探してみてはいかがでしょうか。

 

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