フアン・ソトとは成績(本塁打)過去は?年棒や大谷との比較数字を見てみよう

まもなく7月となりますが、MLBではエンゼルスの大谷翔平選手らスーパースラッガーたちの「本塁打競演」が凄い勢いで続いています。

ホームランダービーが益々楽しみですが、今回は出場予想選手の一人、フアン・ソト選手(ナショナルズ)をクローズアップ。フアン・ソトとはどんな打者で、どう素晴らしいのか。成績や年俸、大谷選手との比較をまとめました。(出典:Wikipedia、MLB公式サイトなど)

26日現在でダービー出場表明は大谷とアロンソだけか。ゲレロもタティスもジャッジも辞退。MLBもうちょっと考えるべきじゃないか?

フアン・ソトとは?

ホームランダービーで大谷選手と対決があるのか?メジャー屈指の好打者といわれるフアン・ソトとはどんなプレーヤーなのか、成績や年俸などの基本情報を見てみましょう。

フアン・ソト選手はドミニカ共和国出身のまだ22歳。比較的珍しい左投げ左打ちの外野手です。15年、わずか16歳でワシントン・ナショナルズとプロ契約し、18年にメジャーデビュー。初スタメンとなったパドレス戦で、何と初安打が初ホームランというドラマチックなMLB登場となりました。

これは球団史上最年少本塁打で、10代での本塁打も12年のハーパーさん以来だったんだって!

とにかくこの若さでは考えられない優れた打撃センスの持ち主。長打を広角に打ち分ける能力は抜群で、コロナ禍のため短縮された20年シーズンには、ナ・リーグ最年少となる首位打者を獲得しました。

こんなに凄いのに18年新人王はアクーニャJrが獲得!この二人、ホント超スーパールーキーだなー
ソトさんは18年に日米野球で来日。本塁打2本を放って侍JAPANメンバーもビックリしてたわね
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ソトの本塁打の過去成績

メジャーはまだ4シーズン目というのに、早くも首位打者1回、シルバースラッガー賞1回、ベーブルース賞(=ワールドシリーズの優秀選手)1回。これからの成長が末恐ろしい若いスター、フアン・ソト選手の本塁打などの打撃成績は以下の通りです。(21年は6月26日現在)

■18年 116試合出場、打率.292、22本塁打、70打点、OPS.923

■19年 150試合、打率.282、34本塁打、110打点、OPS.949

■20年 47試合、打率.351、13本塁打、37打点、OPS1.185

■21年 63試合出場、打率.273、8本塁打、31打点、OPS.825

今季は滑り出しが今一かな。あと毎年盗塁数は少ないし、守備と走塁が課題だといわれてるな

ソトのその他の数字

若きメジャーの代表格に堂々と挙げられるフアン・ソト選手。その他の数字として以下のような「最年少記録」の多さが特筆できます。どれほど将来を嘱望されるバッターか分かりますね。

・10代での3試合連続本塁打 … 120年ぶり

・1試合2本塁打を3回 … 10代で歴代最多

・79四球、OPS.923 … 10代で歴代最高

・ワールドシリーズ3本塁打 … 史上最年少

・21歳の首位打者 … ナリーグ最年少

ソトさん、打席で左右にすり足動作する独特なルーティン「ソトシャッフル」も有名ね!

↓ソトシャッフル

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ソトの年棒

フアン・ソト選手は今季がメジャー4年目。つまり大谷選手と同じで、昨年オフに年俸調停権を獲得しました。それまではいわゆる最低保証額だったわけですが、ナショナルズは今季、調停を回避して1年契約をソト選手と締結。今年の活躍次第では来季以降は「巨額複数年契約」になるかもしれません。

■ソトの推定年俸

・18年 … 約39万ドル(約4300万円)

・19年 … 約58万ドル(約6300万円)

・20年 … 約23万ドル(約2500万円)

・21年 … 850万ドル(9億4000万円)

20年はコロナ禍減額だったとはいえ、年俸が一挙に30倍以上!ってかそれまでが安過ぎなのよねw

2021年大谷翔平との比較

では「どちらもMLBの将来を担う」と期待される、フアン・ソト選手と大谷選手の今季成績をあらためて比較してみましょう。

■フアン・ソト

・63試合出場、打率.273、8本塁打、31打点、OPS.825、40三振、46四球、3盗塁

■大谷翔平

・70試合出場、打率.269、24本塁打、55打点、OPS.996、84三振、30四球、10盗塁

ソトへのネットの反応は?

  • メジャーってすごい若手がポコポコ出てくるね。ちょっと前までフアンソトで騒いでたのに
  • Jrたちはフアン・ソト含め野手の新世代BIG4ですな
  • 大谷フィーバーに乗れなかったフアン・ソト。日本での知名度は化け物jr軍団に差をつけられちゃった
  • フアン・ソトさんエンジンかかってきたかな
  • カープの林晃汰ってフォロースルーがフアン・ソトっぽい

出典:twitter

まとめ

今回の記事をまとめると以下の通りです。

  • ホームランダービー出場候補の一人がナショナルズのフアン・ソト
  • MLB最年少記録を次々樹立、21歳の若さで首位打者獲得の天才バッター
  • 広角に長打を打ち分ける超絶打撃センス。今季年俸は9億円超に激増

フアン・ソト選手の母国ドミニカ共和国といえば、ちょうど日本時間27日に行われる東京五輪野球の世界最終予選決勝で、ベネズエラと対戦します。勝った国が東京五輪代表の最後の一枠を獲得。これで全6カ国の代表チームが揃い、五輪の金メダルを争うことになります。

ただMLBではいわゆる各球団レギュラークラスの26人には五輪出場を認めていませんので、大谷、ソト選手らが出場するのは不可能。彼らとしてはやや残念かもしれませんが、その分オールスター戦で存分にプレーしてほしいと思います。

田中マー君ももしMLBにいたら出られなかった。日の丸ユニを着るのは奇跡的巡り合わせね!
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