熱戦続くMLB。両リーグでホームランの競演、激しいトップ争いが続いていますが、中でも光を放っている「将来MLBを背負うスター」候補がフェルナンド・タティスJr選手(サンディエゴ・パドレス)です。
早くも本塁打量産態勢にあるフェルナンド・タティスJr選手。その凄さとは?タティス選手の年俸推移やこれまでの成績、エピソードをまとめてみました。(出典:Wikipedia、スポーツメディアなど)
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フェルナンド・タティスJr.の年棒推移
ドミニカ共和国出身、まだ22歳の若さのフェルナンド・タティスJr選手。高い次元で走攻守が揃ったMLB屈指の「5ツールプレーヤー」として知られ、強打を誇るMLB最高クラスの遊撃手です。次世代の米球界を担う超新星として、今メジャーで最も注目の一人といえます。
15年にアマFAとしてホワイトソックスと契約してプロ入り。16年にパドレスに移籍し、18年の開幕前にMLB.comが発表したプロスペクトランキングでは8位(シーズン途中で2位に上昇)、パドレスでは1位と早くから注目の逸材でした。
19年にメジャー昇格・デビューを果たしたばかりの若手ですが、早くも高成績で才能の片鱗をいかんなく見せていることもあり、既に年俸がとんでもないことになっています。
21年の今季開幕前、パドレスはタティスJr選手と何と14年・総額3億4000万ドル(約360億円)の超大型契約を結んだと発表したのです。これはエンゼルスのスーパースター、トラウト選手の12年など超えてMLB史上最長契約だそうです。
この契約を含めたこれまでのタティス選手の年俸推移(推定、22年以降は契約ベース)は以下の通りです。
・19年 55万5000ドル(約6000万円)
・20年 不明(恐らく約20万ドル)
・21年 171万ドル(1億8000万円)
・22年 571万ドル(6億2000万円)
・23年 771万ドル(8億4000万円)
・24年 1171万ドル(約12億円)
フェルナンド・タティスJr.の成績
才能が溢れ、スーパースターへの道を順調に歩んでいるフェルナンド・タティスJr選手。そのメジャーでの成績を振り返ってみます。
【19年】開幕戦のジャイアンツ戦で「6番・遊撃手」としてスタメン起用しMLBデビュー。初打席初安打と早くもスター性を見せます。
4月のダイヤモンドバックス戦でMLB初本塁打。ただ間もなく左足を負傷してしまい、結局このシーズンは84試合で打率.317、22本塁打、53打点にとどまりました。また守備では18失策で守備率.944と課題が残った年でした。
【20年】コロナ禍のため60試合の超短縮シーズンに。開幕からスタメンとして活躍し週間MVPなどに選出。ポストシーズンではカージナルス戦で2本塁打を放つなど活躍しました。トータルでは59試合、打率.277、17本塁打、打点45。
【21年】開幕から絶好調。6月2日現在で39試合、打率.293、本塁打はMLB3位タイの16本。
暗黙破りで物議も…
成績や才能が凄すぎるゆえ(?)の「思わぬ副産物エピソード」も生まれています。昨季8月、レンジャーズ戦で満塁ホームランを放ちチームの勝利に貢献しましたが、この1打はカウント3ボールナッシングから。
MLBではいわゆる相手を侮辱しないための「不文律」があります。例えば「大差リードしている側は盗塁・バントしない」「本塁打で派手に喜んだりジェスチャーしない」などで、「大差試合ではカウント3-0からは1球見送る」というのもその一つ。
この打席が7点差でパドレスリードの終盤だったため、ベンチは「待て」のサインを出したにもかかわらずタティス選手は豪快に本塁打。これには両チーム監督らから苦言が呈され、本人も「うっかりしていた。今後はもうやらない」と反省の弁を述べていました。
フェルナンド・タティスJr.の評価まとめ
- タティスJr.インパクト強し(笑)
- 我慢出来ずにタティスjr.のユニフォームポチっちゃった
- みんなJr. 恐ろしい二代目や。チームJr.の打順組むならアクーニャ、タティス、グリフィー、ゲレーロやな
- とりあえずタティスJrのホームラン打って3塁ベース前でやるやつのモノマネ覚えたんで、早く飲み会で披露したいです
- タティスJrとロハスJrこっそり入れ替わってくれんかな
出典:twitter
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
- パドレスのフェルナンド・タティスJrが前評判通り大ブレイク中
- 将来のMLBを担うスター候補の22歳。現在本塁打両リーグ3位タイ
- 14年360億円のMLB史上最長契約を締結。年俸もうなぎ登りが加速
タティスJr選手は「ジュニア」名から分かる通り、父フェルナンド・タティス氏もカージナルスなどで11年間プレーした元メジャーリーガー。弟も選手というエリート野球一家です。
父は99年4月23日のドジャース戦で1イニングに2本の満塁ホームランを放ち、そして息子が今年4月23日、同じドジャースタジアムでのドジャース戦で1試合2本塁打を記録。MLB史上初の「同じ日・同じ球場で2本の本塁打を記録した親子」となるなど、〝伝説〟が次々生まれています。
MLB最長の超大型契約も、GMがタティス選手の実家を訪れ、直々に本人・両親の意向を汲んで決めたとか。本人の意思以外でパドレスを離れることもない取り決めで、本人も「40歳までチームに貢献したい」と骨を埋める覚悟のようです。
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