19日ビットコイン先物ETFが、ニューヨーク証券取引所で取引スタートしました。
初日の出来高は1,100億円と歴代2位となり、投資家の人気を集めています。
ビットコインETFが日本で買えるのはいつになるのでしょう?今後のどこの証券会社で買えるかなど可能性についてまとめました。
ビットコインETFが日本で買えるのはいつになるか?
ビットコインETFが日本で買えるのはいつになるかを順次見てゆきましょう。
ビットコインETFが米国で承認
2013年以来、複数の企業による多数のETF申請にも関わらず、ビットコインの現物価格と連動するETFを承認してこなかった米証券取引委員会(SEC)が、10月15日、ビットコイン(BTC)の先物価格に連動するビットコイン先物ETFを承認しました。
米資産運用会社のプロシェアーズ(ProShares)が申請していたビットコイン(BTC)の先物価格に連動する上場投資信託(ETF)です。
米国ではいつから?
米資産運用会社のプロシェアーズ(ProShares)が手がけるこのビットコイン先物ETFは10月19日、ニューヨーク証券取引所での取引がスタートしました。シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)で取引されているビットコイン先物の価格に連動します。
「ビットコイン・ストラテジーETF」で、証券コードは「BITO」。
同ETFの基準価額は19日の取引開始時は40ドルだったが、一時5%高の42ドル15セントまで上昇し、41.94ドルで初日の取引を終えました。
また、開始後2時間程度で1200万件、4億8000万ドル(約550億円)相当が取引されました。
結局このETFの出来高は初日で1,100億円(9.99億ドル)を記録し、歴代ETFのデビュー時の出来高において2位となりました。
ナスダックに上場予定の米資産運用会社Valkyrieのビットコイン先物ETFも今週中に承認される見込みと言われています。
投資家の層が広がることへの期待から、ビットコイン価格も上昇しました。19日は一時6万3000ドル台に乗せ、4月につけた最高値(6万4800ドル台)まで約2000ドルに迫りました。
ビットコインの価格が半年ぶりに6万ドルを超えました。アメリカでビットコイン先物に連動したETFが近く承認される見通しになり、投資マネーが流入。インフレを見越した資金の逃避先としても注目されています。https://t.co/HppMdfPp9y
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) October 16, 2021
日本ではいつから?
BITOなどの米国株式市場でのビットコイン先物ETFを国内の証券会社で購入できるのはいつからになるのでしょう?
日本人が投資できる国内の証券会社で取り扱う海外ETFは、金融庁に届出され、登録されているものに限られています。
従って、現時点では、このビットコインETF は登録されておらず、買えません(2021/10/20時点)。
金融庁でのBITOの登録を待つ必要があります。
ビットコインETFが日本で買えそうなところといえば
海外ETFを手広く扱っている証券会社のうち、今後取り扱いの可能性がある証券会社を挙げておきましょう。
SBI証券
ビットコインの現物取引を扱っています。
また、2021年2月15日(月)に、個人投資家向けカバードワラント(以下、「eワラント」)の新規銘柄として「ビットコインレバレッジトラッカー」の提供を開始しています。
シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)に上場している特定の限月の米ドル建ビットコイン先物を対象とするeワラントとなっています。
楽天証券
ビットコインの現物取引や証拠金(レバレッジ)取引を扱っています。
現物取引は、専用アプリ「楽天ウォレット」を使って、日本円での売買取引に加え、楽天ポイントを100ポイントから暗号資産に交換することなどが出来ます。
米国上場ETF9銘柄の買付手数料を完全無料化するなど、米国上場ETF販売にも力を入れています。
両証券会社ともビットコイン先物ETFを扱うための環境は十分整っていると考えられます。
こうなれば、日本でも、暗号資産(仮想通貨)取引所でデジタル資産を直接売買することなく、伝統的な証券市場を通じてビットコイン(BTC)への投資ができることになります。
これにより、暗号資産を自分で安全に保管する必要がないなど安全性が高まり、売買もはるかに簡単になります。
ガチなことを言うと、SBIが一番銘柄とかは多くて少しだけ手数料が安かったりする。唯一?自動積立に対応している(設定すれば自動で毎月ドルコスト平均法的に積み上げてくれる)
でもSBIは正直イライラするほどサイトが使いづらくて、アプリもいろいろ分かれている。
結局楽天ポイント貯まる楽天証券なら手数料はポイント考慮するとトータルでは安いのでそちらで手動積み立てをした方がいいと思って、私は楽天証券メインにしているわ
ビットコインETF承認に関するSNSの反応
- 米国初となるビットコイン先物と連動したETFの取引が始まり、取引開始20分で約300億円相当が売買された。 ビットコインって何者だろ〜スゴ
- 昨日ついに米国でビットコイン先物ETFの取引が始まった。僕の2017年の以下のツイートのようにビットコインをウォッチしていた人たちは、ビットコインETFは「多いにあり得る」と論じてた(そして鼻で笑われてた)。2017年当時のビットコインは時価総額5兆円、いまは138兆円
- 日本ではいつ頃買えるようになるんだろう? 仮想通貨先物ETFが上場=米で初
- ビットコイン初の先物ETF( $BITO )が投資家からの温かい歓迎を受けてニューヨーク証券取引所で取引を開始👏約5%上昇して41.94ドルで取引を終了。盛り上がってますねぇ。
- ビットコインは今後も複数のETF開始が見込まれ、それに伴う価格上昇余地がある。 一方、過去最高の未払建玉も控えており、その影響で次に大きな調整の起きる時が、1000万円に乗る前にbetする良いチャンスかもしれない。
出典:ヤフコメ
まとめ
- ビットコイン先物ETFが日本の証券会社で買えるのは、今後金融庁に登録されてからとなる
- ビットコイン先物ETFを、今後扱う可能性が高い証券会社として、ビットコインの取引があり、海外ETFの扱い数の多い2社を挙げた
- SNSでは、ビットコイン先物ETFやビットコイン現物の値上がり期待が大きい