異常な食欲?犬のクッシング症候群とは?

今回のテーマは、「異常な食欲?犬のクッシング症候群とは?」についてです。

みなさんの飼われている愛犬は、クッシング症候群なっていませんか?

愛犬のちょっとした症状や行動が気になるなど不安に思っている飼い主さんも多いのではないでしょうか。

そのクッシング症候群についてご紹介します。

クッシング症候群

クッシング症候群とは、副腎皮質ホルモンというものが過剰に分泌されることによって、様々な症状が引き起こされます。高齢の犬にも見受けられる病気のひとつとしていわれています。

そして気になる症状としては
・水をたくさん飲む
・食欲が異常に増す
・体重が落ちる
・尿の回数や量が増える
・全体的に毛がうすくなる
・お腹が腫れる/はってくる

などの症状が主にあらわれます。

そして、まれに糖尿病を併発する恐れがありますので、注意が必要です。その他に、ジャンプや運動・散歩をしたがらないなどの行動が表れ、皮膚も薄くなり黒ずんだり、脂っぽくなったりすると言われています。

また、愛犬の避妊をしていない場合は、発情が止まったりすることもあるとされています。病気が進行し、悪化してしまうと、元気がなくなりずっと眠ってばかりという症状もみられます。

このようにクッシング症候群を発症し、免疫力が低下した場合は、その他の感染症などにもかかりやすくなり命に関わる場合もあります。クッシング症候群は、主に6歳以上の犬に多くみられるといわれています。

まれに、1歳未満の犬にも見られる場合もあります。犬種問わず、発症するといわれていますが特に、ポメラニアン、ダックスフンド、プードル、ボクサー、ボストン・テリアなどにも発症しやすいケースがあります。また、コルチコステロイド剤というアトピー性皮膚炎などの症状に使用される薬の使用をやめた場合の副作用としても、クッシング症候群を引き起こす場合があるとのことです。

クッシング症候群の治療方法としては、薬物治療が一般的に行われています。病院や症状または合併してしまった病気によっては、外科手術や放射線治療などを行うこともあるとされています。

早期発見と早期治療が大切となりますので、飼い主のみなさん!愛犬の行動や症状などがおかしいと思いましたら病院へ連れていきましょう。少しでも変だと思ったことは、医師へご相談されるといいでしょう。

以下ではクッシング症候群の原因や治療、SNSの投稿など見ていきます。

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クッシング症候群の原因

特に年齢が高い犬ほど、クッシング症候群になりやすいといわれていますが、その原因を調べていきます!

身体には、”ストレスホルモン”ともいわれるコルチゾールホルモン(=副腎皮質ホルモン)が分泌されてます。

代謝のコントロールに必要なホルモンだそうですが、別名のようにストレスで分泌されることもあるそうです!

調べたところ「下垂体視床下部」というステロイドホルモンを生み出す中枢が脳内にあるそうで、そこの副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)というホルモンの刺激によって副腎にまで行き着いた分泌物が、コルチゾールというホルモンに変わるそうです。

専門的過ぎて頭がこんがらがりますよね~~~

クッシング症候群は、ホルモンバランスの崩れなどの異常が原因で、コルチゾールが分泌過多となる病気だそうです。

様々な病を併発しやすい疾患としても知られています。

まず、クッシング症候群になる原因を知りたくなりますよね!

発症するわんちゃんは、下垂体という脳の器官に良性の腫瘍が出来るのがほとんどだそうです!

稀に悪性な場合もあるようなのですが、ほぼ良性腫瘍とのことで、ちょっと安心ですよね。

これ以外の原因を調べていくと、副腎にできた腫瘍が原因で、コルチゾールの分泌を異常に多くしてしまうといわれています。

長い間、ステロイド剤を投与しているわんちゃんも、クッシング症候群にかかってしまう可能性があるそうです。

クッシング症候群の予防策

クッシング症候群を未然に防ぐ方法を調査しましたが、ぶっちゃけ無いというのが分かりました。

そのため、前回説明したような症状に飼い主さんらが気付いた場合、すぐに診察を受けに行くことが一番の対処であり最善策なのです!

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クッシング症候群 治療

脳の下垂体に大きい腫瘍が見られるわんちゃんは、放射線による治療が行われます。

外科で放射線治療をしていきつつ、内科の治療を同時進行、病状を改善していきます!

また、副腎は手術がかなり難しい場所といわれ、できた腫瘍の状態によっては摘出手術が不可能といわれてます。

そのため、副腎の手術に長けた病院を紹介する獣医もいるそうです。

内科医療が必要なわんちゃんは、それぞれ症状に合わせた検査や治療をやっていくそうで、治療効果を知るために定期的な血液検査も欠かせないそうです。

血液検査とは、ACTH刺激試験という特殊なホルモン検査だそうで、検査で薬の量をその都度調整するそうです。

薬剤については、主にトリロスタンという薬などを使うそうです。

確実にクッシング症候群と判断できれば治療は始まりますが、まだその可能性の段階では、治療は行わないそうです。

内科では完治に繋がる治療薬がないため、薬投与でコルチゾールの分泌を一生コントロールしていかなければなりません。

わんちゃんと飼い主さんにとっても負担が考えられますよね。

ペットとの日常を穏やかに過ごすために、獣医の指導をしっかり受け、わんちゃんにとって最善な治療法を選んでいくのみです。

気になる治療費

治療費について詳しく知りたい場合は、こちらのURLにアクセス⇩⇩

https://hoken-room.jp/pet/6666

多額な手術代や投薬治療を続ける諸々、費用がかさみますよね。

万が一な状況に備え、高額な治療費にも即対応できるペット保険に入ることをおすすめします。

ペットのための保険加入は大事です。

まだの方も、月々の支払い額に無理がない保険料での加入を、まずは検討してみてください。

クッシング症候群 SNSの投稿

クッシング症候群に関するSNSの投稿を見ていきましょう。

クッシング症候群が改善され、薬の回数が減るわんちゃんもいたり、病院を変えたことで症状が良くなった子もいるようです!

クッシング症候群は他の病気も引き起こしやすい疾患なので、体調には注意してあげてくださいね。

違和感を感じたらすぐに獣医に相談です!

まとめ

クッシング症候群に限らず、些細なことでも異常だと感じた時は、すぐ受診することです。

初期だと治療費もあまりかからず、早期治療で愛犬への負担も減りますよね。

また役立ててもらったら嬉しいです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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