ナビとして地図アプリを活用や、車で好きな音楽を聴いたり、今スマホは愛車とも連帯できる便利なツールです。
カーナビよりスマホナビを使うって人も増える世の中、車専用スマホホルダーは必須アイテム。車に固定する人をよく見かけますよね。
タイプもいろいろ選べますが、取り付け位置を間違うと、実は違反になるそうです。
知らなかった私はびっくり…どこでもOKだと思ってましたもん。
じゃあ正しい位置は一体どこ!?
今回はスマホホルダーの違反箇所、正しい位置を詳しく調べてみたいと思います。
スマホホルダーの種類やメリットなど
運転中、ホルダーの設置位置によって、前が見えづらかったり、視界を邪魔する場所は基本NGですよね。
取り付け方法次第で、道路交通法違反にあたるようです。
取り付けの前に、まずは正確な位置のポイントを知ることは大事です。
スマホホルダーというと、ダッシュボード、エアコン送風口、ドリンクホルダー、アクセサリーソケット等々、固定方法やタイプは様々です。
タイプをざっくり分けると次のような感じです。
- 吸盤タイプ
- 置くだけタイプ
- クリップ式タイプ
- 両面テープタイプ
吸盤タイプのものは一般的に、ダッシュボードを選んで取り付ける人が多いです。
ダッシュボード自体は位置的にここ!という規定はなく、好きな場所を自由に選んで設置できます。
近年、吸盤タイプにはゲル吸盤といった強力なタイプが出ておりますが、ダッシュボードが綺麗な平面でなかったり、シボ加工されたりするものでも全然問題なく固定できます。
しかし、吸盤ということで、フロントガラスを貼り付け場所に選ぶ人もいるようで、この位置だと”保安基準違反”に引っかかる恐れがあるようです。
次に置くだけタイプのスマホスタンドは、ダッシュボードにスタンドを置くだけ。設置は超簡単!
違反位置も問題なく利用してもらえると思います。
両面テープなど一切使わず、そのためダッシュボードも汚れない。
水洗いすれば滑り止め機能が復活し、さらにはいつでも簡単に位置変えできるというメリット。
しかし、車種によるダッシュボードの傾斜具合や、急ブレーキに振動など、道路状況次第で固定の際の安定感は正直、ちょっと心配な部分ではあります。
スマホホルダー おすすめクリップ式や両面テープタイプの注意点
ダッシュボードに設置は、視界的に何かと邪魔に感じるスマホホルダー。
そんな時、エアコン送風口にはめるクリップ式を使えば、位置の違反を恐れることなく、運転中も前方の視界が十分守られ、スマホ画面も見易いです。
もし取り外したとして、跡があまり残らないのも魅力です。
エアコン送風口にはめこむクリップ式の他にも、取り付け箇所がフックタイプのものもあり、どちらにしても、しっかり固定されるのが嬉しいですね。
ただし、車種によっては、エアコン送風口の形状自体、フック差し込み不可能な場合もあるので購入前の確認は必須です。
固定の確実さで選ぶなら、ダッシュボードに両面テープで貼りつけるタイプです。
ただし車によっては、両面テープがダッシュボードの素材と合わないものがあります。
ダッシュボードに使われてる素材が柔らかいもの、合成皮革を使用したダッシュボードなどは、取り外した時に跡が残る可能性があるので注意が必要です。
またダッシュボードから取り外す時、両面テープ部分にあたるところが一緒に剥がれてしまうなんてトラブルもあるようです。
スマホホルダー 正しい位置条件
店頭やインターネットでは、いろいろなタイプのスマホホルダーが各種販売されてますが、比較的おすすめなのがエアコン送風口に取り付けるタイプです。
逆に気をつけなければいけないのが、ダッシュボードとフロントガラス部分となります。
「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示(細目告示)」には、2018年11月より”直接前方視界の技術基準”が施行され、運転者の視野などについて定められる基準として、「車両前方にある高さ1mの円柱が見えなくなるようなものは取り付けない」というもの。
例えばスマホホルダーを高く固定した位置だと、ドライバーは運転の時、視界が限られてしまい前方が見づらいという危険な状況に。
またフロントガラスに取り付ける場合にも、取り付け位置というものが定められております。
フロントガラスに取り付ける箇所の条件
フロントガラス上端から縦の長さの20%以内。また下端から150mm以内。
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フロントガラスにホルダーを取り付けることにこだわるならば、この条件内でフロント面に設置することが必要となります。
スマホホルダーの違反な取り付け位置をまとめ
取り付け場所が違法な場合、車検が通らないとのこと。
もし違反が見つかると、その場でソッコー外すことになります。
しかしすぐに外せない場合、不正改造車などに貼付される”整備命令書”が交付されるそう。
交付後は15日以内に取り外し、車を車検場に持っていき確認を受ける必要がありますが、それを無視した場合には、その車が一定期間使用禁止となる場合も。
さらに、罰金または懲役処分などの重いペナルティが科されます。
違反と知らず、つい間違った位置に取り付けてしまうホルダー。
運転する者として、道路交通法は全て把握し知っておくべきかなとは思いますが、実際となると全部を頭で記憶するのはかなり厳しいです……
今回は身近なスマホホルダーということで、私自身タイミングよく知ることできて本当に良かったなと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。