男もスキンケアする時代へ。男のスキンケアは何をすればいいの?

近年、男性でも美意識が高い人が増えてきています。

髪型を美容院で整える、脱毛に行く、スタイルを維持するために運動やダイエットをする、ファッションにこだわるなど、見た目を若く保つ努力を多くの男性がしています。

しかし、肌にまで気を使えている人は意外と多くありません。

いくら見た目を取り繕っても、顔が汚れていたり、シミ、シワだらけだったりするとおじさんに見えてしまいます。

今回は、男性のスキンケアの基本は何をすればいいのかを紹介します。

男性もスキンケアをする時代!

「見た目を気にするなんて、女々しいことはしない!」
なんていう人は、今の時代ほとんどいないでしょう。

男性であってもいつまでも若くいたいと思う方が大半だと思います。

男性は、毎日のひげ剃りで顔にダメージを負っていたり、日焼け止めを塗らずに外出して紫外線をもろに受けているため、日々の肌への負担が非常に大きいです。

若いうちはいいかもしれませんが、40代を過ぎてくると、顔にシミやシワ、たるみなどが出てきてしまいます。
そうならないためには、20代、30代からスキンケアを行い、綺麗な肌を保って予防することが重要です。

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メンズスキンケアの基本

スキンケアの基本の流れは
①洗顔(汚れを落とす)
②化粧水(水分を補給する)
③乳液(水分を閉じ込める)

の3工程です。
細かく見ていきましょう。

①洗顔で汚れを落とす

洗顔をする際は、洗顔料をよく泡立てることが重要です。
顔をゴシゴシと洗うのでは汚れは落ちません。きめ細かい泡を使って汚れを吸着させるイメージで優しく洗顔します。

泡立てるのが苦手な人は、泡立てネットなどを利用するとよいでしょう。

洗顔の際は、すすぎもきっちり行いましょう。
洗顔料が顔に残っていると炎症が起きたりニキビの原因になってしまいます。
洗い残しがないようにしっかりとすすぎましょう。

顔の脂や、毛穴の黒ずみが気になる人は、洗顔の前にクレンジングを行うと良いでしょう。
クレンジングは、女性の化粧落としのためにするものだと思っている方も多いかもしれませんが、顔の脂汚れを浮かせる効果があるので黒ずみ解消にも効果的です。
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②化粧水で肌に水分を補給する

洗顔した後の肌は皮脂とともに水分を失っていて、放っておくと乾燥してしまいます。
乾燥を防ぐため、肌に水分を補給するのが化粧水の役目です。

洗顔と同じくゴシゴシつけるのではなく、肌に優しくしみこませるようにたっぷりと化粧水を塗りこみましょう。

化粧水ではお肌に水分補給ができますが、さらに潤いやシミのケアなど美容成分を肌に入れたい場合は美容液を合わせて使う事をおススメします。

③乳液で肌に補給した水分を閉じ込める

化粧水で水分を補給しても、放っておくいと水分が蒸発してすぐに乾燥してしまいます。
それを防ぐ役割をもつのが乳液です。

乳液でお肌にフタをするなんて言い方をされます。

化粧水だけしていても意味がありません。
化粧水と乳液は必ずセットで使用するようにしましょう。

外出する予定がある場合は、乳液の後に日焼け止めも使うようにするとよいでしょう。
外は紫外線が強いので、肌にダメージが蓄積されてしまします。
顔中シミだらけにならないように、男性であっても日焼け止めは使用することをオススメします。

男性もシミしわ対策!シミやしわができる原因と予防、そして対策は?

若い時はみずみずしくぴちぴちの肌だったのに、加齢とともにシミやしわが増えて、鏡も見たくない!と思うのは、女性だけではありません。

男性も女性よりは遅いですが、シミやしわができ老化を感じる時が来るのです。

もしシミやしわができたとしても、男性は女性ほど悩まないかもしれませんが、それでもやはり若々しく見られたいと思うのは女性と同じではないでしょうか。

そこで、ここではシミやしわができる原因や予防、そして対策について解説しましょう。

しみができる原因と予防

シミの原因

しみができる原因は、男性も女性もほとんど同じです。

その主な原因は紫外線など、外からの刺激を過剰に浴びたことです。

紫外線を浴びると、肌を守るためにメラノサイトがメラニン色素を生成します。
メラニン色素とは肌や髪の毛、瞳にもある黒や茶色の色素で、メラニン色素が多い人ほど肌や髪の毛が黒いです。

そのメラニンはどのような年代でも生成されるのですが、若いうちはターンオーバーという新陳代謝が28日周期で行われていて、メラニンも古い角質と共に剥がれていきます。

しかしターンオーバーは加齢やストレスなどによって、その期間が延びていくのです。

ターンオーバーの期間は、年齢とともに伸びていきます。30代で40日、40代になると55日かかるのです。その間にまたメラニン色素が生成されると、肌の中にはどんどんメラニン色素が溜まってきて、一回のターンオーバーでははがれなくなり、表面にずっと残るようになるのです。

そして、しみの予備軍もたくさんできています。

しみはこのような理由で、肌の表面にできてくるのです。

メラニンが生成されるのは、紫外線だけではありません。外部からの刺激すべてに反応して生成されます。
顔をごしごしこするとその摩擦を刺激だと捉え、化粧をするときにも肌をたたいたりこすったりすると、刺激となりメラニンが生成されます。
男性ならひげを剃るのも刺激と捉えらえるので、できるだけ優しく剃るようにしましょう。

しみの予防

紫外線の当たりすぎと外からの刺激、ターンオーバーの期間が延びてくることがシミの原因なので、シミを予防するには「紫外線に当たりすぎないこと」「肌に刺激をしないこと」を若いうちから心がけておくことです。

ターンオーバーの期間については加齢も原因なので仕方がありませんが、さらに期間を長くさせるような過度なストレスをかけたり、飲酒やたばこ、睡眠不足や栄養の偏り、食べすぎなど生活習慣を乱したりしないことが大切です。

しわができる原因と予防

しわの原因

肌にしわができるのは、弾力成分であるコラーゲンやエラスチンなどの成分が低下して、肌がたるんでくるからです。たるんだ部分の肌と肌が寄っていくことで溝になります。それがしわです。

コラーゲンやエラストンガ減少するのは、加齢が原因なので仕方のないことですが、肌が乾燥すると減少に加速をかけます。

乾燥の原因は、紫外線を浴びたり乾いた空気に触れたり、必要以上の洗顔で肌の水分や油分を取りすぎることです。

また眉間にしわを寄せる、よく笑うなど表情のクセから、同じところにしわが寄り、それがしわになってしまうこともあります。

しわの予防

しわの原因が、コラーゲンやエラスチンなどの弾力成分が減少することと、乾燥、それに表情のクセなので、予防としては、コラーゲンなどの成分が配合されたスキンケア用品を使うことや紫外線対策をして乾燥した空気から肌を守り、しっかり保湿をすることが大切です。

またゴシゴシと顔をこすって洗ったり、油分の落としすぎにも気をつけましょう。

そして顔の表情筋を鍛えるのも予防のひとつです。
表情筋を鍛えると、弾力がなくなってくる肌を支えることができます。口を大きく開けたりすぼめたりするだけでも表情筋は鍛えられます。

顔のマッサージも効果的ですが、マッサージをするときは専用のクリームやオイルを使うようにします。そのままの肌を手でぐいぐい押したり回したりすると、それが刺激を認識されてシミのもとになるメラニン色素が出てきます。

マッサージをするときは、必ずクリームなどで滑らかにしてから優しく行うようにしましょう。

しみができてしまったらどうすればよい?

シムはすぐにとれるものではありません。シミ対策専門のスキンケア用品で顔をケアしながら、それ以上シミを増やさないように紫外線や刺激から肌を守ることが大切です。

シミ専用のスキンケア用品には、医薬品と医薬部外品があります。医薬品はシミを改善する効果がありますが、医薬部外品は予防をするだけなので、できれば医薬品を選ぶと良いでしょう。(医薬品とは医師が処方をするものと、薬局で薬剤師や登録販売者から説明を聞いて購入するものがあります。)

少しでもターンオーバーを促進できるように、マッサージ専用のクリームやオイルを使ってマッサージをするのも良いでしょう。血流を良くし肌の筋肉がほぐれれば新陳代謝が促進できます。
肌の筋肉がほぐれれば顔のしわも伸ばしやすくなるので、マッサージはしわ対策にもおすすめです。

濃くて大きなシミには、レーザー治療もあります。

しわができてしまったらどうすればよい?

しわも簡単に消えるものではありません。それ以上増やさないように保湿をしたり表情筋を鍛えたり、専用のクリームやオイルを塗ったうえで優しくマッサージをするようにしましょう。

そしてシミと同じようにしわ対策の薬やスキンケア用品があります。コラーゲンの生成を促進するレチノールや、保湿力の高いヒアルロン酸、紫外線の影響を抑えてくれるビタミン誘導体などの成分が入ったものが勧められます。

男性も女性もシミやシミができる原因や予防法、対策は同じです。

ただ男性の方が予防やスキンケアをしていない方が多かったり、洗顔時に顔をきつくこすったり髭剃りで顔を刺激する回数も多いですよね。
それに飲酒やたばこ、ストレスもターンオーバーを遅らせる原因になるので、シミやしわになりやすく、気づきにくいということもあります。

今まで何もしてこなくてシミやしわに気づいたら、早速その日からそれ以上増やさないような対策をしましょう。

まとめ

男性のスキンケアの基本は
①洗顔(汚れを落とす)
②化粧水(水分を補給する)
③乳液(水分を閉じ込める)

でOKです。
これを朝と夜の2回行うようにしましょう。

化粧水と乳液を分けて行うのが面倒だと思う方には、1つ塗るだけでOKなオールインワンの商品があるのでそちらがおすすめです。

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