ショップチャンネル 措置命令
が出されました。
その内容とは、消費者庁からの勧告で、
景品表示法違反という内容sです。
文面だけ見ると小難しいですが
その内容を解説していきます。
ショップチャンネル 措置命令の内容を簡単にまとめると…
今回の騒動で違反と未安されたのが
2016年の12月から
17年の4月までの間の
合計9件の番組でした。
【”期間限定”割引】 テレビショッピングの番組「ショップチャンネル」で期間限定の割引とうたって販売された液晶テレビなどをめぐり、実際には割り引きしていない価格で販売した期間はわずかで不当な価格表示だったとして、消費者庁は通信販売会社に再発防止を命じました。 https://t.co/T0egV2jMk5
— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) March 16, 2018
テレビの販売において
明日からは19万2240円になります!
が、今日だけ50%OFF!
今すぐお買い求めください!
という謳い文句を出したものの
実際に、「19万2240円」で販売されていたのは
その翌日から三日間だけでした。
単純に、「高いものだけど、今なら安く変えますよ」
とう消費者心理学に基づいたクロージング=売り込み方
に過ぎないのですが
これが(有利誤認)という違反内容に当たります。
有利誤認とは簡単に言ってしまえば
「価値がないものを価値があるように誤認させること」
自分に有利な「誤解」「誤認」を与えることです。
そして今回のショップチャンネルの騒動から見えることとは
本来であれば10万円程度で買えるテレビを
「実は20万円です!」と煽り立てて
そこから値引きをしたように見せかけることで
売り込もうとした、という形で消費者庁は「解釈」したというのが
事の顛末です。
というのも、物の値段などは実質販売者が
決めるしか無いものなので
それ自体が悪だと断じることはとても難しく
また、「買う方も買うほうだ」と言われてしまえばそれまでなのですが
消費者庁の存在する意義は
正当な経済活動を通じて消費者がが守られている状態を維持することなので
今回のショップチャンネルのクロージングは
「違法」と判断された、
故に命令措置が出た、ということですね。
ショップチャンネル 措置命令の理由②
また他にも、出演者が
「ありえない価格」として
紹介する商品が他の販売者から普通に販売されているなど
「あり得る価格」を「ありえない価格」と
紹介したことも
今回の命令措置の一環になります。
販売業者には「誇大広告」にならないよう
という縛りがあるのでそのなかで
いかに上手に宣伝を作っていくのか、ということが
腕の見せ所です。
ショップチャンネル 措置命令騒動まとめ…ツイッターの声は?
「ショップチャンネル」不当な価格表示で処分 消費者庁。元値があってないようなものなので、大幅な割引に見せることは簡単なんだよね・・・この手の通販は。
ショップチャンネル事案ではなく、やっぱり下の制作会社だったり納入業者だったりか・・・あのショップチャンネル社が消費者庁から指導なんてやらかすはずがないので(しっかりした会社です)
今後、ショップチャンネルの通販番組は信用しません。
— 誰がカバやねん! (@roostersfrom80) March 16, 2018
実家の長年使ってきた掃除機が故障してダイソンのコードレスクリーナーに替えた。私も買いたいと思っているので試しに掃除してみたら重い…音が大きすぎる…確かにデザインも吸引力も申し分ないし、ゴミ捨てもワンタッチで手が汚れなくていいけど…うーん🧐なんか物凄く疲れる。これチビには重い…。
— wakazow💫 (@bendandsnap0514) March 5, 2018
なんでこれにしたの?と母に聞いたら、ショップチャンネル見てたら、アタッチメント付きで激安だったとw せめて店頭とかで試してから買えよ…。 掃除機に振り回されてるw
「ショップチャンネルというテレビショッピングの番組で、不当な価格表示があったとして、消費者庁は東京の通信販売会社、ジュピターショップチャンネルに対し、再発防止などを命じました。」#nhk #ニュース7 pic.twitter.com/ysEyppv7OK
— きやすめ (@Zero_E13A1) March 16, 2018
ショップチャンネル、消費者庁から措置命令。「あり得ない価格」と言いつつ、実際には他店と価格帯が変わらなかった。また「放送翌日から通常価格で販売」と言いつつ3日間しか販売せず。「わかりやすい表示に努める」と言うが、わかりにくいとかじゃなくて「嘘」だからhttps://t.co/J9D308WLXJ
— ANNEX (@annexxenna) March 16, 2018
「ショップチャンネル」で期間限定の割り引きとうたって販売された液晶テレビなどをめぐり、実際には割引していない価格で販売した期間はわずかで、不当な価格表示だったとして、消費者庁はこの番組を手がける通信販売会社に再発防止などを命じる。https://t.co/dTT4aF1wh3
— NHK@首都圏 (@nhk_shutoken) March 16, 2018
今までこうなってなのが不思議だよね。 ショップチャンネルとか通販とか。 買う人がいるのも不思議だけど
— Maya (@Maya78un) March 16, 2018
この中では、32型の液晶テレビが放送日から1週間限りの48%割り引きとうたって9万9800円で販売され、この期間以降の価格は19万2240円と表示されていたが、消費者庁が調査した結果、実際には3日しか販売が確認できなかったという。https://t.co/dTT4aF1wh3
— NHK@首都圏 (@nhk_shutoken) March 16, 2018
ショップチャンネル 措置命令
あくまでクロージングの手法であり
ショップチャンネルがこの一件から
悪徳業者だ!などと言われるのはさすがに言いすぎではないかと思われます。
実際に、提示した報酬に対して
約束した商品やサービスを売っているという行為自体は
果たしていますし、
消費者と良い商品をつなげるという
販売者の役目は果たしている会社だと私は思います。
ただし、ショップチャンネルを通さずに自分でいい商品を見つける
そんな力のある目利きの消費者なら
ショップチャンネルの仲介料を省いた形で
よりよいサービスを安価に手に入れることもできるでしょう。
とはいえ、今回の消費者庁の命令措置は
非常に象徴的な意味を持つことになるのではないかと
筆者は思います。