メキシコ地震の空のヤバイ動画5選ということで、
昨日日本時間9月8日に起きたメキシコの大地震で、空がまるで「終末」のように稲光が激しく
地獄絵図になっていたことがネットで話題です。
どんなものか多めに集めました。
なぜこんな現象が起こるのか?
実は東日本大震災の時も、「直前で海の方向で青光りが!」と、実際の動画が拡散されたこともあり物議を醸したことがありました。
誤解として、これで「海でxxの爆発が仕掛けられた」と本気で考えてしまった人もいたようですが
実際これは自然現象としてあるようです。
見ていきましょう。
メキシコ地震の空のヤバイ動画5選
メキシコ地震の空のヤバイ動画5選となります。
1番上が一番分かりやすくまとまっていました。他のとかぶる部分もあります。
https://youtu.be/mDEC8d_tswg
This is how #earthquakes look in the sky from an 11th floor ⚡
What you hear is the building crashing against the one next to it 🤯#earthquakeinthesky #Mexico #surreal pic.twitter.com/XNJESUdOew
— elian ⚡ (@elianhuesca) September 8, 2021
謎の光は「地震光」と言われる
地震発光現象などともいわれますが、何世紀も前から言い伝えられていたことで
「これはなんだ?」と科学者の間でも話題でありました。
7年も前である2014年にナショナルジオグラフィックが以下のような記事を出しています。
地震前の謎の発光現象、ついに解明か? – ナショナルジオグラフィック ニュース http://t.co/6dX2SLdapN #natgeojp
— ナショナルジオグラフィック日本版 (@NatGeoMagJP) January 7, 2014
この内容をまとめると以下となります。
・NASAエイムズ研究センターに所属する物理学者フリーデマン・フロイント氏が言及
・「地面からくるぶしの高さまで上昇する青味がかった炎のような光や、空中を数十秒から時には数分ほど漂う光の玉などの目撃例が多い。雷によく似ているが上空からではなく、地面から伸びる一瞬の閃光(せんこう)が最大200メートルに達したという証言もある」これについての解明
・発光現象の記録は少なくとも1600年まで遡る
・「力が加わった玄武岩や斑れい岩に、電荷の“充電スイッチ”が入る」→「そこに地震波がぶつかると、岩石内の電荷が解放され」→「電荷は結合して一種のプラズマのような状態になり、猛スピードで移動し、地表ではじけて空中放電を起こす」
これが色鮮やかな光の正体だ、と同氏は言う。
・「タイミングや場所もそれぞれ異なる。大地震の数週間前に発生する場合や、実際に揺れている最中に光ることもある。また、震央から160キロ離れた地点で観測された記録も残っている」
地震前・地震時に高い応力がかかり、いくつかの種類の岩石(ドロマイト、流紋岩など)のペルオキシ結合が破壊されることにより起こる酸素が酸素陰イオンになるイオン化がEQLの生成に関与していることが示唆されている。イオン化の後、イオンは岩石中の亀裂を通り上に上がる。一度それらが大気に達すると、空気のポケットをイオン化して光を放射するプラズマを形成する
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E9%9C%87%E5%85%89
もちろんこれには批判もあり懐疑主義的な人もいる。
アメリカ地質調査所も「実際にどれが地震発光現象なのかについて、地球物理学者たちは意見が異なる」とコメントしており
科学的な明確な答えはまだ出てないようだ。
まとめ
- 9月にメキシコの大地震で空の光がこの世の終わりのような激しい発光現象が確認された
- 何世紀も前から記録がある現象で、「地震光」「地震発光現象」などと言われる
- この地震発光現象が地震予知に使える可能性もあると専門家は言っている