結婚適齢期って何歳?35歳以上を越えると結婚できる確率が5分の1になる!?

20代の時は特に焦ることはなかった。

25歳になった時、「四捨五入したら30歳じゃん。アラサーになっちゃったー」なんて、ふざけていたのも昔の話。

気が付いたら35歳、当時と同じノリで言うならアラフォーだ。

だって、仕方ないじゃない。
仕事頑張ってて、気が付いたらこの歳なんだもん。
私。なにも悪くないわ。

一般的には、「35歳以上は結婚できる確率が低くなる」と言われている。
本当にそうなの?

だとしたら私は結婚できないの?
35歳以上でも結婚できる方法はないの?

今回は、結婚適齢期って何歳?35歳を超えても結婚できる方法とはについて紹介します!

男女の年代別未婚率はどのくらい?

まずは、本当に35歳を超えると結婚できる確率が低くなるのか。
2015年の国税調査によると男女の未婚率は以下のようになっています。

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男性の未婚率

 男性の未婚率
20~24歳95%
25~29歳72.7%
30~34歳47.1%
35~39歳35%
40~44歳30%
45~49歳25.9%
50~54歳20.9%
55~60歳16.7%

20~24歳で結婚する人はほぼおらず未婚率95%。
成人や社会人なりたてで、経済面でも安定していないので結婚する人はほぼいないようです。

25~29歳では、未婚率は少し下がって72.7%
経済も多少安定してきて、結婚する男性も徐々に出てきているようです。

30~34歳では、半数以上の男性が結婚をしています。
このあたりで、未婚者はマイノリティ(少数派)となります。
親や親戚などが「いい人いないの?」「結婚する気ある?」と心配してくるのもこのあたりです。

35歳~39歳にもなると、男性が10人いたら6、7人は結婚している状態になります。
周りからも結婚しているのが当たり前のような雰囲気が漂います。

40歳以降はどんどん未婚率の変化が鈍くなってきています。

40歳以降で結婚できる確率はグンと減ってしまうので、男性は40歳までに結婚するのが良いといえるでしょう。

女性の未婚率

 女性の未婚率
20~24歳91.4%
25~29歳61.3%
30~34歳34.6%
35~39歳23.9%
40~44歳19.3%
45~49歳16.1%
50~54歳12%
55~60歳8.4%

女性は、男性と比べると全体的に結婚する年齢が早いのがわかります。

20~24歳では未婚率91.4%とは10人に1人くらいは結婚している割合ですが、
25~29歳で一気に未婚率が下がり61.3%になっています。

20代後半で回りで結婚している人が増えてきて、さらに30歳までには結婚したいと考える女性も多いため、
30~34歳の未婚率は34.6%となり男性より13%ほど少ない割合になっています。

35~39歳での未婚率は23.9%となっており、未婚率の変化が少なくなるのがこのあたりからです。

結果、男女ともに、40歳までに結婚する方が多いようです。

女性の場合、男性より5歳ほどはやく結婚されているような割合となっているので、
35歳までの結婚が良いと言えるでしょう。

年代別未婚率について
男女ともに結婚に対する価値観が変わってきていたり、女性の社会進出も進み、企業の女性社員への扱いも大きく変わってきているので未婚率は男女ともに上がっていく傾向にあると言えます。

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35歳以上は結婚しにくい?

35歳の未婚の方が5年以内に結婚する確率は男性17.8%、女性21.5%と言われています。
男女ともに35歳までに結婚できなければ、それ以降の婚姻率がかなり低くなってしまいます。

婚活するなら35歳までが大切な時期と言えるでしょう。

35歳以上でも結婚したい!

男女とも、35歳以上が結婚する割合が少ないといっても、結婚する人がいないわけではありません。

「若いうちはモテたけど、30歳超えたらモテなくなった。」
「付き合うことができても長続きしない」

なんてことはありませんか?
もしかすると、年齢だけの問題じゃないかもしれません。

理想(条件)が高い

年齢を重ねると人生経験も多くなります。
そのせいでいつの間にか、今までの誰よりも条件のいい相手を探してしまっているのかもしれません。

もしくは周りを見返したいから、皆が羨ましがるようなお金持ちや見た目の良い人ばかりに気を取られているなどありませんか?

交際や結婚に高すぎる条件を求めていると、せっかくの出会いがあっても、ワガママな自分勝手な人と思われてしまい交際や結婚に発展しにくくなります。

仕事や趣味に夢中になりすぎている

出世欲が強い男性はもちろん、最近は企業の女性への待遇も変わってきて、仕事を頑張ってキャリアアップを目指す女性も増えました。
男女ともに仕事人間になってしまうとどうしても恋愛が後回しになりがちです。

交際に発展しても、予定を合わせられなくて破局してしまったり、仕事が忙しくて家事ができないことが結婚の妨げになってしまったりすることもあります。

また、趣味にほとんどの時間を使い恋愛をする暇がなかったり、異性に興味を持てなかったりする可能性も考えられます。
特に、独身生活を謳歌している女性にみられる傾向です。

結婚したくても、趣味を相手に理解してもらえないことで結婚を踏みとどまってしまうケースもあり、趣味を取るか結婚を取るかで葛藤する人は少なくありません。

出会い方にこだわりがある

いつか白馬にのった王子様が…と考えている人はほとんどいないと思いますが、
お見合いや、合コン、マッチングアプリなどで出会うことを否定的に考えている人も多いです。

もっと自然な出会い方がいいと思っていても、その間に今期を逃してしまうかもしれません。
出会い方は気にしないで、積極的に出会いの場に出向いた方がよい結果に繋がります。

妊娠には適齢期がある?何歳くらいまでなら妊娠できるのか?

女性が社会に出て男性と同じようにバリバリ働くようになり、結婚をする年齢が上がってきたことに伴い、第一子を妊娠・出産する人の年齢も高くなってきています。
また、欲しくてもなかなか子どもが授からず、不妊治療を頑張っている人もたくさんいますね。

そのようなことで高齢出産が増えてきましたが、40歳を過ぎてから妊娠しても母子ともに順調で、無事に健康な赤ちゃんが生まれるケースはたくさんあります。

しかし実際に高齢出産になると、「流産しないだろうか」「障害児が生まれるリスクが高いので心配」と不安材料が増えてくるのも事実です。

女性は何歳くらいに妊娠すれば、リスクが低い状態で健康な赤ちゃんを産むことができるのでしょうか。
妊娠にも適齢期があるのか、何歳くらいまでなら赤ちゃんを産むことができるのかを解説します。

妊娠に適した時期と体

赤ちゃんは健康な体に宿ります。生理不順や子宮内膜症、卵巣とその周囲の病気など妊娠・出産に関わる何らかの臓器が病気に侵されていたり、受精卵を着床させて育てるためのホルモンが不足していたりすると、年齢が若くても妊娠しにくく、流産の危険性も高まります。

人の体は、年を重ねるごとに老化していきます。生理不順など妊娠しにくいリスクがあっても、20代の人と30代後半の人では、やはり年齢が高いほうがそのリスクは増すのです。

臓器が若ければいくら生理不順で排卵が不定期であっても、排卵された時の卵子は元気ですが、年齢が高くなると卵子も弱っていくので、たとえ排卵されても卵子自身が元気でないと、その後の細胞分裂がうまくいかず流産してしまう可能性も高いです。

卵子は、女児として母親のおなかで成長してきた妊娠初期のころから作られていて、妊娠5か月目くらいが卵子の数のピークだといわれていて、その数は700万個くらいです。そして生まれたころには2万個くらいになり、さらに減り続けて生理が始まる頃には数百個になり、生理が来るたびに減っていきます。
卵子は数が減っていくだけでなく、卵巣に残っている卵子のもともどんどん老化してきます。年齢を重ねるごとに卵子の質も悪くなるので、妊娠にまでたどり着けない、たどり着いても育たないということが起きやすくなります。

だからできるだけ若いうちに妊娠をするほうが卵子も元気なので、不安材料が少なくて済むのです。

卵子が元気な状態を保っている間が妊娠適齢期で、20歳から35歳くらいまでということになるでしょう。35歳というのは、そのころから急激に卵子の質が低下してくるといわれる年齢です。

何歳までなら妊娠できる?

20歳から35歳くらいまでが妊娠適齢期としても、まだそのころ結婚もしていなかったり、不妊治療を頑張ってみてもなかなか妊娠できないということもあります。

卵子はだんだん老化していくので、高齢になるにつれリスクは高まりますが、それでも排卵している間は、妊娠して無事に出産まで行けることがあります。

だから40歳になっても、不妊治療をあきらめることはありません。確率が低くリスクもありますが、妊娠しないわけではないのです。
卵子は老化してきますが、体を温めて血液の循環を良くし、卵巣や子宮を健康に保つように心がけることで、妊娠できる可能性があるのです。

しかしやはり、リミットはあります。その年齢の上限は45歳です。

不妊治療を受けている場合、夫婦で検査を受けて異常が見つからない、または異常が見つかって治療したあと、タイミング法から始めます。タイミング法を何回か試してみて無理だったら人工的に精子を注入する人工授精に進み、それでも無理な時は卵子と精子を体外で受精させて受精卵になってから戻すという体外受精という方法に進みます。

高齢になるほどタイミング法では妊娠できる確率が低いので、人工授精、体外受精と進むのですが、体外受精の成功率が40歳から43歳くらいまではまだ10%程度あったところ、45歳になると5%以下になってしまいます。
それに胎児がダウン症になる確率も、40歳ではまだ106分の1だった確率が、45歳になると30分の1にまで高くなってしまいます。
このような理由で上限は45歳とされているのです。

健康な赤ちゃんを産むためにしたいこと

赤ちゃんが欲しいと思ったら、まずは夫婦で体調を整えることです。妊娠は女性だけの問題ではありません。卵子も精子も健康であって、質の良い受精卵が細胞分裂を繰り返し赤ちゃんの体を作っていきます。
だから、女性は健康な卵子をはぐくみ、男性は健康な精子を生み出すための努力が必要です。女性は特に元気な卵子を生むだけでなく、赤ちゃんを育てるための子宮も健康でないといけません。また赤ちゃんに届ける栄養もバランスの整ったものでないといけないので、健康な体つくりに励むことはとても重要です。

そして赤ちゃんがなかなかできないと思ったら、すぐに不妊治療を始めるべきです。若いほど成功率が高くなるからです。専門医に検査をしてもらったり指示を仰いだりしながら妊娠を待つと良いでしょう。

しかし不妊治療を一番妨害するのは、ストレスだといわれています。妊娠を焦って毎月一喜一憂し気分が落ち込んでいたら、そんなママの所には赤ちゃんも来てくれません。焦らず成り行きに任せて、前向きに日々を過ごすことが大切です。

妊娠・出産には適齢期があり、その時期は20歳から35歳です。
卵子は年と共に老化していくのですが、35歳から急激に老化するといわれているからです。

妊娠を希望する上限は45歳です。それは体外受精の成功率が5%以下になり、ダウン症児が生まれる確率も30分の1とずいぶん高くなってしまうからです。

赤ちゃんは健康な体に宿ります。まずは男女ともに健康に留意することが大切です。そして不妊かなと思ったら早めに治療をすることが勧められます。

まとめ

早く結婚できれば幸せというわけではありません。
何歳でもいいので、大切に思える人とめぐり逢い、結婚して温かい家庭を築くことが一つの幸せだと考えます。

とはいえ、年齢が進むにつれ、結婚が難しくなるのも事実です。
何歳からでも遅くないので積極的に行動を始めましょう。

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