キングダム649話ネタバレ考察~昌平君の大胆な策!魏と同盟の驚くべき条件とは?

「キングダム」の前回は河南まで呂不韋に会いに行った政が呂不韋と舌戦を繰り広げます。

呂不韋は政の優しさが問題だと指摘し、最後は抱きしめて去ります。その後、咸陽は呂不韋が毒を飲んで自殺したとの知らせに衝撃を受けますが、実は死体は替え玉でした。

さあ649話ではどうなるのでしょうか?

キングダム649話は2020年7月23日(木)発売の週刊ヤングジャンプで掲載予定です!

※発売日当日にネタバレ記事に変更されます。

ということで、さっそく649話の内容を予想&考察してみます!

キングダム649話のネタバレ予想

前話までのおさらい

「キングダム」の前回は司馬尚のいる青歌へ向かうことにした李牧一行。カイネのおかげか気力も復活し、立て直しを図ります。一方、秦の咸陽では肆氏が大王・政に呂不韋の不穏な動きを報告します。そして命を断つべきでは?と問うと、政は直接会って話[…]

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キングダム649話ネタバレ予想&考察①「蒙恬の可哀想な最期とは?」

呂不韋は国内でのラスボス格を維持したまま、最後まで狸親父のまま退場していきました。

史実では単に服毒自殺したとしか書かれていませんから、原先生のオリジナルの結末ですが、何ともかっこいい終わり方でした。

そんな時にTwitterでこんなつぶやきを見つけました。

ん?蒙恬って史実では最後どうなるの?

そう思って検索で調べると、なんとも意外な最期でした。

そして「蒙恬もこのプランあるな!」を見て、ピンと来ました。キングダムならきっとそうするって。

ということで、史実での蒙恬の最期を簡単に紹介してみようと思います。

キングダムでは蒙恬といえば

・祖父は蒙驁、父親は蒙武という、名家の出身
・飄々としてつかみどころのない性格
・頭の回転が早く、洞察力、分析力に長けている

信と同じく将軍に任じられて将来も明るい期待の若手という感じです。

では史実ではどうなのか?

祖父の代から斉から秦に移り住んだ蒙氏の出身で、当初は文官として仕えたという。

キングダムでも最初はあまり出世欲がなさそうだったのは、史実では文官志望だったことから来ているのかもしれません。

武将としての記録は紀元前224年に将軍・李信の副将として楚を攻めています。

当初は大勝しますが、追撃してきた楚の将軍・項燕に大敗します。

しかし家柄がいいため、再び将軍に任じられて、信や王賁とともに斉を攻めて紀元前221年に滅亡させています。

その後の活躍も華々しいです。

・匈奴を30万の軍で攻めてオルドス地方を奪回
・摘発した不正役人を動員して万里の長城を築く

これらの業績により始皇帝(政)に称賛される。

この頃、秦の王太子は扶蘇ですが、左遷されて蒙恬の元に派遣され、軍監の職についています。

ここまでは良かったのですが、紀元前210年に始皇帝が亡くなると蒙恬の運命も一気に暗くなります。

政の末子だった胡亥を王に祭り上げようとする勢力(宦官の趙高、宰相の李斯)が邪魔な扶蘇と蒙恬に始皇帝の名前を使って偽の命令書を送り、自害を命じます。

李斯

蒙恬は命令書がウソだと疑い、扶蘇に自害を思いとどまるように進言しますが、扶蘇は疑うこと自体が義に反するとして自害してしまいます。

蒙恬もしばらくは命令に逆らっていましたが、皇帝となった胡亥に再度、自害を命じられるとやむなく毒を飲んで自殺しました。

と、ここまでが史実です。

まあ、キングダムでは政が死んでからの話までは描かないと思うので出てこないと思いますが、意外に可哀想な最期を迎えるんですね。

呂不韋パターンで行くなら、蒙恬も替え玉を用意して死んだことにして自分はのんびり旅でもしてそうです。

キングダム本編が終わったら、番外編として各キャラクターの話をやって欲しいものだなぁ。

キングダム649話ネタバレ予想&考察のまとめ

次回は休載を挟んで再び李牧のその後か、秦の邯鄲攻めの続きになると思います。

すでに飛信隊は最前線に来てますから、飛信隊の様子や、最近出てこない羌?の様子も知りたいところです。

特に羌瘣は怪我によるダメージからちゃんと復活したのかも気になります。

次回も楽しみですね。

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キングダム649話のネタバレ確定速報!

2020年8月6日発売の週刊ヤングジャンプのキングダム649話より、確定速報を紹介します。

キングダム649話ネタバレ確定「邯鄲攻めに苦戦する秦軍」

今回の表紙はなんと昌平君!

ということは昌平君が何かするのか!?

そして左横のキャッチコピーには

「趙国王都・邯鄲を狙う秦の大連合軍!次なる一手は…!?」

つまり昌平君が何か大胆な策を発言すると思われます。

もうこの時点でワクワクが止まりません!

さてページをめくり冒頭、信の戦闘シーン。

邯鄲に張り巡らされた趙の大防衛線をなかなか突破できず苦戦してます。

なにしろ、突破したと思ったら奥からまた新しい軍がやってくるからキリがないわけです。

飛信隊の総勢15000名の軍を持ってしても防衛線を抜くのは容易ではありません。そしてそれは飛信隊に限らず、他のところでも同様でした。

時系列では鄴攻略の翌年になっているけど、未だ防錆線をどこも突破できていないようです。

戦線から本陣に戻った飛信隊の面々は愚痴を吐きます。

「こっちの兵が足りてねぇ。なんとかならねーのか、テン!」

河了貂に、他の国を攻めている兵をこちらに回せないか聞きますが、それを持ってきたら、今度はそこから攻め込まれてしまうので無理だと言われます。

どこもギリギリでやっていて、すでに持ってこれるだけの兵をこちらに回している状況のようです。

河了貂が問題にするのは趙の真下に位置する国・魏。

魏との前線をこれ以上薄くすると、今度は魏が攻めて来て、せっかく奪った鄴を奪われてしまう。

「じゃあ、どうすりゃいいんだ!?」

そう叫ぶ信。しかし河了貂は咸陽から久しく指令が来てないことから、昌平君が何か大きな手を考えているはずだと推測します。

果たして咸陽ではどうなっているのか?

キングダム649話ネタバレ確定「昌平君の打ち出す大胆な策とは?」

場所は変わり、秦の王都・咸陽にて大王をはじめ家臣が集まり会議をしています。

そこで昌平君がとんでもないことを言い出します。

曰く、魏の脅威を取り除くことができれば、前線にいる兵を今膠着してる邯鄲の防衛線に回すことができると。

「故に、秦は今すぐ魏と同盟を結ぶべきだ」

ほー、そう来たか。

常識的に考える肆氏は今の話を聞いて

「六国制覇を急いでいる中で、逆行するような同盟を結ぶというのか?」

はい、誰しも思う疑問です。

全ての国を支配しようとしてるのに、ここで同盟を結ぶのは普通に考えるとありえないですよね?

そして大王である政は

「果たして、今、魏がこの同盟の話を受けると思うか?」

そう問います。まあ、こちらが同盟を結びたくても、向こうが了承してくれないと無理な話ですからね。

なにしろ秦は中華統一を目指しています。

魏と結べばたしかに趙は討ちやすくなるけど、そしたら今度はその矛先が魏に向かうわけで、そんな自分の首を真綿で締めるような策を受け入れるだろうか?

そう政は不安視します。

しかし昌平君は当然、その辺も折り込み済みです。

「条件次第かと・・・」

そう、冴えた眼差しでつぶやきます。

条件とは一体何か?

昌文君も

「一体どんな条件なら魏は同盟を受け入れるというのだ!?」

そう叫びます。

さあ、条件とは一体何なのか?気になります。

キングダム649話ネタバレ確定「条件に衝撃を受ける呉鳳明!」

また場面が変わり、今度は魏です。

魏の王都・大梁(たいりょう)。

「火龍(かりゅう)」の二つ名を持つ魏の大将軍・呉鳳明が帰ってきます。

さっそく魏国の景びん王に謁見する呉鳳明。

王は秦から持ちかけられた同盟の話について、どうしても呉鳳明の意見を聞きたかったと言う。

それに対し、軍師ハリは「聞くまでもないと言った」、宰相の月華広は「儂は聞きたいと言った」と答えます。

そこでハリから同盟の詳細を聞きます。

「期間は?」

「3年」

それを聞いて考えるまでもなく

「否。使者の首をはねて送りつけてやれ」

そう答えます。

しかし軍師ハリは

「ただし、条件がちょっと面白いんですよねー」

その条件のせいで、ここだけでは判断がつかず呉鳳明の意見を聞くことになったという。

どんな条件か問いただす呉鳳明。

「秦は什虎(じゅうこ)城を魏に与えるそうです」

はい、ここで什虎(じゅうこ)の場所について説明が入ります。

什虎とは魏・楚・韓・秦の4国の国境地帯にある、「最大の不落の要地」だそうです。

そんな凄い要地を与えてくれるとなると、話も変わってきます。

呉鳳明はその条件に衝撃を受けます。

「バカな!そもそも什虎は・・・」

軍師ハリも

「ええ・・・。什虎はそもそも、楚の城です」

なんと!楚の城を秦が与えると言っているのです。

「奴ら・・・正気か!?」

ここで軍師ハリが秦の同盟の正確な狙いを述べます。

「つまり秦は、3年同盟の対価として、秦・魏が共闘して什虎城を攻め落とし、それをそのまま魏に与えると言っているのです!」

「・・・!」

呉鳳明が何か考えてます。さあ、この同盟を受けるのか?

キングダム649話の感想と考察

史実では鄴を落とした後、秦は趙攻めに苦戦を重ねます。

その結果、王翦は李牧を謀殺するわけですが、その裏でこんな同盟話があったとは知りませんでした。

そして最後のページに超久しぶりに蒙武の顔が出てきました。

うーん、何年ぶりだろうなぁ。

そろそろ戦う蒙武の姿が見てみたい!

呉鳳明はたぶんこの話を受けるだろうな。

となると、対楚の最前線にいる蒙武と、魏の呉鳳明が組んで楚の什虎を攻め落とす話が始まりそう。

これはこれで面白そうですよね。

昌平君の知略+蒙武の武力+呉鳳明に対し、楚の天才・媧燐を始め、なかなか活躍がない楚の若き将軍たちも登場してくるでしょうね。

しかし昌平君が目を鋭くして眉間にシワを寄せてる表情はほんとにカッコいいな。

次回予告には

「次号、楚の要地・什虎とは…!?」

とあるので、次回は楚の什虎の様子や?燐なども出てくるかもしれません。

面白そうだから、簡単に終わらせないで、せめて単行本一冊分くらい描いてほしいな。

映画キングダムの続編で新規に登場するキャストはまだ発表されてませんが、昌平君には是非ぴったりの俳優さんをお願いしたい。

しかし作者の原先生がこじるりと熱愛だからな。羌瘣がこじるりになったら、絶対ミソがつくだろうなぁ。

次回も楽しみです。

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