ブライス・ハーパーとは成績は?MVP候補に選ばれた理由

MLBではリーグ優勝シリーズが大詰め。ワールドシリーズへまだまだエキサイティングな展開が続きそうです。さて「世界一」が決まると次はいよいよ個人タイトルの発表。

アリーグでは我らが大谷翔平選手の名前で持ちきりですが、一方ナリーグはどうでしょうか。MVP有力候補の一人がブライス・ハーパー選手(フィリーズ)です。ハーパー選手は今季どこが凄かったのか、成績やMVP予想をまとめました。(出典:Wikipedia、スポーツメディアなど)

ハーパーといえば3年前の「親子鷹ホームランダービー」思い出す!劇的優勝だったよね

ブライス・ハーパーとは成績は?

ブライス・ハーパー選手はナリーグ、そしてMLBを代表するスーパースターの一人。米ラスベガス出身の29歳です。

少年、アマ時代から抜きんでた打力と飛距離で全米注目No1の天才新人として、2010年ドラフト全体1位でナショナルズが指名。12年にメジャー昇格するとその年は史上2人目の10代20本塁打を記録。

15年には42本塁打で本塁打王、打率.330でリーグ2位、OPS1位などの錚々たる成績を残し満票でMVPに選ばれました。23歳直前の受賞は満票では史上最年少でした。

大谷さんがMLB入りした年、同じ左打者でもあって「素晴らしい。彼を研究している」と語ったのを聞いて、ハーパーさんも「それはクールだね」と喜んでたわね

17年には24歳で150本塁打に到達。トラウト選手の記録に並びました。19年、フィリーズにFA史上最高額の13年3億3000万ドル(約370億円)で移籍。MLB10年通算では267本塁打、OPS.916というまさにAロッド、ケン・グリフィーJr、トラウト選手らと並び称される〝若き大物〟です。

ただ一風変わった信条が「野球人気のためにはもっと感情を出すべきだ」。過剰な行動やビッグマウスで物議を醸すことも多く、選手の間では眉をひそめる向きも…

↓判定抗議で退場、激怒バット折りとか確かに多すぎ…

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ブライス・ハーパーMVP候補の理由

そしてブライス・ハーパー選手は、2021年の今季も天才ぶりを遺憾なく発揮。最終成績スタッツは以下の通りとなりました。

■ハーパー2021年成績

141試合、35本塁打、打率.309、84打点、長打率.615、OPS1.044、WAR6.6

OPS、長打率などが両リーグ1位。このためナリーグMVPの有力候補に浮上しています。ただ「大谷ほぼ一択」といわれるアリーグに比べるとナリーグMVP戦線はやや激戦モード。他にも以下のような選手が好成績で甲乙つけ難く、地元メディアには「票が割れるかも」との見方もあるようです。

■その他のナリーグMVP候補

フアン・ソト(ナショナルズ)… 打率.313、29本塁打、95打点、OPS.999

トレイ・ターナー(ドジャース)… 打率.328(両リーグ1位)、28本塁打、OPS.911、WAR6.9(リーグ1位)

フェルナンド・タティスJr(パドレス)… 42本塁打(リーグ1位)、97打点、打率.282、OPS.975

MLB選手会の選手間投票による両リーグ年間最優秀選手賞では、ハーパーが最終候補3人の1人に入った(他の二人は大谷とゲレーロJr)。ナリーグでは唯一だからどう影響するか

ブライス・ハーパーに関するSNSの評価

  • ブライス・ハーパーは超早熟の天才でMLBでもすぐに活躍したが、彼は高校時代から個人トレーナーを付けて努力していた
  • 今季各アワード予想 MVP ア:大谷 ナ:ハーパー ハンクアーロン賞 ア:ゲレーロJr. ナ:ハーパー
  • 大谷翔平とブライス・ハーパー!このMVPなら嬉しすぎて発狂しちゃう
  • ハーパー、来年もヤバそう(既にヤバいが)
  • エンゼルスは来季トラウトの復帰は必須だが、レンドーンは不要では? 巨人で言えば井納ほどではないが丸くらいか? 何ならハーパーとかと交換できんかな…

出典:twitter

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まとめ

今回の記事をまとめると以下の通りです。

  • 2021年のナリーグMVP有力候補にブライス・ハーパー(フィリーズ)
  • 若き天才大物スター。今季OPSなど両リーグ1位。受賞なら二度目のMVP
  • 選手会のMVPも大谷とともに最終3候補入り。10月末~11月各賞続々発表

大谷、ハーパー選手らがどの賞を受賞するのか、見逃せない今後のMLB各賞。発表スケジュールを抑えておきましょう(日付は日本時間)。

◆10月29日 MLB選手会の年間最優秀選手

◆11月2日 全米野球記者協会(BBWAA)によるMVP、サイ・ヤング賞、新人王、最優秀監督賞のファイナリスト各3人発表

◆11月5日 シルバースラッガー賞

◆11月11日 サイ・ヤング賞(最優秀投手)

◆11月12日 BBWAAのMVP

◆11月中 ハンク・アーロン賞、エドガー・マルティネス賞(ア・リーグの最優秀指名打者)、カムバック賞(大ケガなどの困難を克服して復活した選手)

当日はニュースチェックが必須となりそうです。

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