白衣の天使という言葉を作ったナイチンゲールの名言集。

戦場で医療改革を行ったフローレンス・ナイチンゲールの名言集です。

▼フローレンス・ナイチンゲール

ナイチンゲールは貴族では無いものの、イギリスでは上流階級としてされる下級地主、ジェントリの家庭に生まれる。幼い頃からフランス語、ギリシャ語、イタリア語、ラテン語、と様々な言語を学び、さらには途方もない数の分野を教育を受けました。

しかし学問の分野には進まず、人に奉仕をする仕事を目指すようになりドイツの病院付属学園施設に一時滞在する。その後イギリスへ戻りロンドンの病院へ就職するが、当時のイギリスの病院では看護婦は召使程度の職業としてしか考えられておりませんでした。
ナイチンゲールは看護師の専門的知識の必要性を国に説いていましたが、あまり受け入れられませんでした。

しかし戦争が始まると状況は一転。ナイチンゲールは戦地へ従軍。
当時の戦争下における看護師や医者がほとんどいなかった戦地では負傷兵のあつかいが極めて悲惨な状況であったが、ナイチンゲールが衛生面や徹底した看病のお掛けで一変。

戦地では看護師の事を「白衣の天使」や「ランプの貴婦人」と呼ばれるようになる。
当時負傷兵の死亡率が42%だったのですが、ナイチンゲールが従軍後毎月好転し翌月には14.5%、さらにその翌月には5%にも下がった。更に戦地での状況を統計学を用い記録。それが元でイギリス陸軍全体の組織改革にもつながりました。

▼フローレンス・ナイチンゲールの名言

女性よ自立しなさい。自分の足で立ちなさい。
どんな仕事をするにせよ、実際に学ぶ事ができるのは現場においてのみである。
恐れを抱いた心では、何と小さいことしかできないことでしょう。
老いてなお、気骨あるものは賞すべきかな
才能は長い努力の賜物である。
死んだ女よりもっとかわいそうなのは忘れられた女です。
生きる意味など知らないままでいい いつか笑える日が来るのならば
好かれたから好きになるのではない 好きだから、好かれたいのだ
失敗する人には2種類ある。考えたけれども実践しなかった人と、実践したけど考えなかった人だ。
愛というのは、その人の過ちや自分との意見の対立を許してあげられること
馬鹿からの賛同は批判よりも迷惑である。
酒には飲みたくて飲む酒と、飲む必要があって飲む酒がある。
人はその人が考えた通りの人生を生きる。
人の気持ちはそれが言葉になるとただ空しく失われてしまう。どんな気持ちでも行動に、しかも結果を生む行動に移さなければならない。
最も上手に人をおさめるのは、自分の責任下にある人々を愚かに甘やかすのではなく、その人のためになること、その人にとって最高の利益になることを、親身になって考える人です。
そこに明確な行動が伴っていなければ、思いを十分に伝えることは難しいと思う。
物事を始めるチャンスを、私は逃さない。
天使とは、美しい花をまき散らす者ではなく、苦悩する者のために戦う者のことだ。
人の思いは、言葉に変わることで無駄にされているように、私には思えるのです。
人生とは戦いであり、不正との格闘である。
正義なることが魂の健康である。
構成員の奉仕の精神にも頼るが、経済的援助なしにはそれも無力である。
私の成功のもとはこれだ。決して弁解したり、弁解を受け入れたりしなかったこと。
私はすべての病院がなくなることを願っています。
看護を行う私たちは、人間とは何か、人はいかに生きるかをいつも問いただし、研鑽を積んでいく必要がある。
経験をもたらすのは観察だけなのである。
進歩のない組織で持ちこたえたものはない。
命を奪われた男たちの前に立って思う。生きている限り、彼らを死に追いやった相手と戦い続けると。
子を失う親のような気持ちで、患者に接することのできない、そのような共感性のない人がいるとしたら、今すぐこの場から去りなさい。
自分の命より大切なものが多くなると、人間、気苦労が多くなる。
人生でもっとも輝かしい時は、いわゆる栄光の時でなく、落胆や絶望の中で人生への挑戦と未来への完遂の展望がわき上がるのを感じたときだ。
私は地獄を見た。私は決してクリミアを忘れない
私たちは、自分が誉められるためにではなく、私たちが選んだこの仕事に名誉をもたらし、それを前進させるために、心を打ち込んで事を成し遂げていこうではありませんか。
人生は呑気な楽しい休日でも、気の利いたことが記されている書物でもありません。
価値ある事業は、ささやかで人知れぬ出発、地道な労苦、少しずつ向上しようとする努力といった風土のうちで、真に発展し、開花する。
進歩し続けない限りは、 後退していることになるのです。
今年で30歳になる。 キリストが伝道を始めた歳だ。 もはや子供っぽいことは終わり。無駄なことも、恋も、結婚も。
男は女に嘘をつくことばかり教え、また女に対して嘘ばかりついている。
病院は患者に害を与えてはならない。

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