良くわからない竜田揚げとから揚げの違いをまとめてみた!

どうでもいいことが気になる筆者。今回もどうでもいいけどちょっとした雑学を学んでみたいと思います。
ズバリ、テーマは竜田揚げとから揚げの違いです。
どちらも鳥をはじめとした揚げ物でしょ!となっちゃいますが、居酒屋などのお店によってその表記は「から揚げ」とかかれていたり「竜田揚げ」と書かれていたり、何が違うのかよくわからないので思い切って調べてみました。
するとその違いには諸説あることが判明したので合わせて紹介したいと思います。

から揚げについて

から揚げは、鳥、イカ、魚など様々な食材を油であげた料理。
暑い夏などにはからっと上がったから揚げをパリッ、ジュワッと肉汁を楽しみながらビールを飲むと最高の気分になる、居酒屋でも家庭でも楽しめる最高の定番料理。

から揚げは実はてんぷらだった?
江戸時代は食材に小麦粉をまぶしてあげる料理はてんぷらと呼ばれていたそうな。しかし、てんぷらとから揚げには明確な違いが出来た。それは、卵をつけるかいなか。
卵をつけるものが天ぷら、つけないものをから揚げと呼ぶようになったそうです。
また、豆知識として日本のから揚げの発祥地にして聖地は大分県中津市。から揚げ好きは一度はいった方がいいかもしれません。美味しいからあげに温泉もたのしめちゃう可能性があります。

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竜田揚げについて

竜田揚げもから揚げと同様、カリッジュワッ、そしてビールに最適な料理であるには間違いない。
しょうゆとみりんをベースに下味をつけて、さらに片栗粉で揚げるので外側はフワッカリッ、噛むと下味でつけたしょうゆの匂いが芳しく、味もしっかりついているのでジューシー、味しっかりというような味わいが特徴です。
また鳥以外でも竜田揚げは具としてクジラが有名です。
現在の40代以上の方は学校給食としてクジラの竜田揚げが出ていたほどポピュラーな料理だったようです。

今クジラの竜田揚げを作ろうとすると、おそらく鳥の竜田揚げより高くついてしまいます(^_^;)
竜田揚げの語源についても。
竜田揚げの語源は、奈良県の紅葉の名所として知られる竜田川、竜田揚げの揚がった姿がどうやら竜田川の紅葉のように赤く綺麗な色合いだったことから竜田揚げという粋なネーミングになったようです。
奈良県生駒市では竜田揚げで町おこしプロジェクトがはじまっているようです、から揚げで有名になった大分県中津市と同じように盛り上がるか注目です!!

下味の違いによる説

下味によっても竜田揚げとから揚げの違いが。

竜田揚げは醤油とみりんをベースとした下味をつけてから揚げる事で知られています。

それに対してから揚げは結構自由です、竜田揚げと同じように下味をつけるものもあれば、粉にガーリックパウダーなどの味付けをして揚げる場合もあります。

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粉の違いによる説

竜田揚げは上げる前にまぶす粉は基本的には片栗粉をまぶしてあげます。

それに対しから揚げはまたかなり自由で、小麦粉だけをまぶすパターンと、小麦粉と片栗粉を混ぜるパターン、もしくは片栗粉だけ、などなどお店や家庭によって料理の仕方がわかります。

広い範囲のから揚げ、狭い範囲の竜田揚げ

上記のことから、竜田揚げとから揚げの違いは元々比べるものではないということがわかります。
から揚げとは鳥をはじめとした様々な食材の調理法をから揚げと言い、そして竜田揚げはそのから揚げの調理法の中の醤油とみりんベースの下味をつけて、片栗粉をまぶしたものを竜田揚げと言います。
調理方法と料理名の違いが竜田揚げとから揚げの違いになっているようです。
粉をまぶして食材を揚げる料理=から揚げ
から揚げの中のしょうゆみりんベース、片栗粉まぶし=竜田揚げ
と定義することが出来そうです。から揚げも竜田揚げも料理名と思ってしまうとややこしいですが、調理方法とその中の料理名と区分けすることでとってもわかりやすくなります。
結論、竜田揚げはから揚げの一種!!

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