チョコと鼻血の関係性の真相
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鼻の粘膜は非常に薄いため、ちょっとした衝撃ですぐに傷がついて鼻血になりますが、鼻内部の毛細血管が切れ、鼻血がツーって出る場合もあります。
さらにチョコを食べたら鼻血が出る、という有名な伝説ありますよね。
だけど、これって本当なんでしょうか?
今回は、チョコと鼻血の関係について詳しく調査してみたので、ご覧ください♪
チョコを食べ過ぎて鼻血が出る関係性を詳しく調査
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子供の頃によく、チョコを食べ過ぎると鼻血が出るよと言われて、それを信じてきた人もたくさんいると思いますが、実のところ、医学的に根拠が無いそうです。
まあずっと、信じてきた人にとったらツッコミたくなる話ですよね!
チョコが原因で鼻血が出るというのは、現在のところはまだ確信がないようですが、チョコに鼻血が関連してるのではないか?という一部仮説はあるとのこと。
その原因の一つに、チョコレートの成分含有量が関係してます。
種類が豊富なチョコレートなので、それぞれ成分量が異なります。
そのため、販売されるチョコ1つ1つに対する成分量の細かなところまでの調査は、専門家でない限り難しいのですが、理由としてチョコレート1枚の中に配合される成分に、「カフェイン」「砂糖」「チラミン」が含まれており、この3つが鼻の毛細血管に大きな打撃を与えるとされてるようです。
これらの成分を体内に取り入れた結果、血圧が一時的に上がってしまうとのこと。そうなると、血管へ大きな負担がかかります。
そのため、鼻の毛細血管が切れるのだとか。
チョコレートと鼻血が出る仕組みの理由として、こうした成分の働きかけが原因ではないか?と、考えられているようですよ。
チョコレートには体に働きかける優秀な栄養素がたっぷり!!
チョコレートはニキビの原因とか、食べ過ぎるのは良くないなんて言われてますが。
一方では、チョコに含まれる栄養成分が体にプラスの働きかけをしてくれる、良いお菓子と言われています。
チョコレートの栄養分や体に優秀な働きかけなど、調べたので簡単に説明したいと思います。
https://www.karadakarute.jp/tanita/column/columndetail.do?columnId=57
▲参照リンク先はこちら▲
●ポリフェノール
カカオの原料にはポリフェノールがたくさん含まれており、活性酸素を抑制させるため生活習慣病や動脈硬化などの発症防止に効果あり。
●ブドウ糖
神経伝達物質のアセチルコリン生成をサポートしエネルギー源にもなるので、脳にとっての最大栄養素。
●食物繊維
アントシアンなどがボケ防止に効果的。また栄養素が多いため脳の代謝に有効。
●テオブロミン
自律神経のバランスを整える作用があり、集中力・思考力を高め、大脳を刺激する力があるのでやる気やリラックスに効果的。
●ビタミン・ミネラル類
ビタミン類のナイアシンやビタミンE、ミネラルのカルシウムやマグネシウムなどの栄養分がある。またカルシウムとマグネシウムの比率が崩れた場合、高血圧や心臓病リスクが高まるようですが、チョコに含まれるカルシウム&マグネシウムのバランスの良さが注目されてるそう。
鼻血との関係性が話題のチョコレートのルーツとは?
チョコレートは古来、「薬」として世の中に誕生したそうです。
今の板チョコや箱入りチョコなどのような食べる固形化された形ではなく、カカオ豆をすり潰したものを、人々に薬として飲ませていたようです。また砂糖0のとても苦い不味い飲み薬だったとか。
今の甘いチョコとは、全く違ったものだったようですね。
そしてチョコレートのルーツは、古代文明まで遡ると言われており、16世紀ヨーロッパの国においても記録にはチョコは「薬」と残っているのだそうです。
じゃあ、今のチョコレートとしていつ誕生したのか?って話になりますが、遡ること1876年。
現在のようなミルクや砂糖入りの甘いチョコレートを開発した国は、スイスだったそうです。
それ以降、アメリカなどでも開発は進み、1900年代に入ってから、今のような甘い固形のチョコレートが一般化され世に出るという。
そんな感じで、それぞれの国に浸透していったようですよ。
これが今の甘いチョコレートの誕生起源だそうで、おやつで食べるチョコが誕生したのは、意外にもつい最近の話でした。
日本にチョコレートがやって来たのはいつ?誰が最初に食べた?
ここで、日本人で初めてチョコレートを食べた人って誰なのか、気になったりしませんか?
異国が発祥地。昔はとても高級でレアな品だったチョコレート。
チョコが初めて日本に来たのはいつだろう?などにも興味が出てきたので、調べてみました。
▼参照リンク先はこちら▼
https://www.olive-hitomawashi.com/column/2018/02/post-1381.html
上記リンク先によると、初めて日本にチョコレートがやって来たのは長崎だそうで、記録にも残っているようですよ。
遊女町として評判だった寄合町に、1797年3月末日、遊女「大和路」が、オランダ人からチョコレートを6つ貰った記述がされてるそうです。
そして面白いのは、”しょくらあと”。
“しょくらあと”とは、チョコレートの当初の呼び名になります。
原本にはこんな感じの記述だと思われます。
「寛政9年3月晦日。寄合町の大和路が出島の阿蘭陀人からもらった品物の中にしょくらあと6つ」
このような感じに記録されてるようです。
日本で初めてチョコレートを口にした日本人は、今から222年前の1797年、長崎の遊女さんが初めて食べたということでした。
チョコレートの歴史って本当深いですね。
チョコと鼻血の関係性まとめ
チョコレートが原因で鼻血が出る関係性は、医学的根拠はありませんでした。
配合成分にも鼻血との深い繋がりがあると考えられてますが、本当のところ、まだ明確ではありません。
それ以上に、体に良いとされる栄養素がたっぷり入ってるので、食べ過ぎには注意して適量を美味しく、大好きなチョコレートを食べていこうと思います。
ちなみにうろ覚えで申し訳ないですが、応急措置で鼻血を一時的に止めるには確か、鼻の上にある骨を指で挟み、数分間そのまま。
しばらくしたら止まると、ずっと以前看護師さんから聞きました。またネットにも処置法がいろいろ載ってます。
しつこい鼻血はその後、鼻の穴にコテを入れて焼いてかさぶたにする治療が必要になります。
参考にしてみてくださいね。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。