名古屋に市川海老蔵が来ます!『源氏物語』名古屋公演情報【チケット残りわずか】

市川海老蔵が創り上げた新しい歌舞伎『源氏物語』の全国公演がいよいよ始まります。

全国18都市のスタートは名古屋からです。

近郊の方、チケットの用意は大丈夫でしょうか?

今回は、市川海老蔵特別公演『源氏物語』の名古屋公演に関しての時間や劇場、チケット予約情報などを集めてみました。

海老蔵さん本人も「意欲作です!」とまでおっしゃる今回の『源氏物語』。

簡単なあらすじとミドコロ、前回の京都公演された時の感想なども一緒に書いてみました。

是非ご覧下さい。??

源氏物語

世界最古の長編ラブストーリーとも言われてる源氏物語。

皆様そもそも源氏物語ってどんな内容かご存知ですか?

わからない方の為にも、簡単にまとめてみました。

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源氏物語あらまし

今から1000年以上前に完成したとされる長編小説。

作者は2千円札の裏面に描かれてるあの紫式部。

 

(二千円札に描かれた紫式部)

70年間にも渡るストーリーを、約500人の登場人物で描きあげた、文字数100万字以上にも及ぶ、“超長編” のラブストーリーです。

3分で読む源氏物語ストーリー

注)あまりにも長編すぎるので、要約した内容で光源氏が亡くなるまでを記載しました。

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【前編 ?光源氏の失脚?】

舞台は京の都。

桐壺帝(きりつぼてい)の子供として生まれた今回の主人公・光源氏は、誰もが羨む超絶イケメンであった。

このイケメン光源氏が元で様々な男女のトラブルが起きる。

マザコンだった光源氏は幼くして母親・桐壺更衣(きりつぼのこうい)を亡くしてしまった。

母が大好きだった光源氏はやりきれない想いで日々を過ごしていた。

そんなある日、父の桐壺帝が後妻を受け入れる。

この時の後妻が藤壺の宮(ふじつぼのみや)であった。

光源氏はこの藤壺の宮があまりにも実母の桐壺更衣に似てるため「生き写しなのでは?」と誤解するほどだった。

時は経ち、やがて光源氏は後妻の義母にあたる藤壺の宮を母としてじゃなく女として好きになってしまう。

そこから二人が男女の関係になるまではさほど時間はかからなかったらしい。

しかもこの光源氏、かなりのいい男でモテにモテまくってた時期だった。

藤壺の宮と関係を持つ前には、結婚相手の葵の上(あおいのうえ)、中流の女性空蝉(うつせみ)、行きずりの恋で終わった夕顔(ゆうがお)、貴婦人の六条御息所(ろくじょうのみやすんどころ)と、、わかっているだけでもこんなにも多くの女性と関係を持ってたのだ。

その中でも大好きだった義母の藤壺の宮との間には子供ができてしまった。

だがその子供は夫の桐壺帝の子として育てられるのである。

桐壺帝は始め自分の子だと勘違いし育ててたのだが、やがて事実が発覚すると大激怒。

 

当然白羽の矢は光源氏に。

親子関係は最悪の状態。

藤壺の宮との関係は当然認められる事なく、やがて光源氏は京の都を追放されてしまったのだ。

【 中編 ?光源氏の復活?】

光源氏なき京の都は新しいトップを朱雀帝(すざくてい)が譲位した。

だがこの頃から京では災難が引き続き起こる事になる。

トップ2の右大臣が死亡、朱雀帝本人も目を患い視力を失う。

朱雀帝はおもった。

「光源氏を追いやったからかもしれない」

危機を感じた朱雀帝は2年ぶりに光源氏を京に戻す事と共に退位する事を決意した。

ここからはもう光源氏のやりたい放題です。

今まで関係を持った女性を一同に集めて住ませたり、藤壺の宮との子を冷泉帝(れいぜいてい)として即位させ、どんどん権力を付けていき、光源氏本人も准太上天皇(じゅんだいじょうてんのう)まで登りつめた。

【後編 ?光源氏因果応報?】

身分的には順調に栄華を極めて行くが、恋愛面では上手くは行かなかった。

光源氏には・・・

光源氏には、紫の上(むらさきのうえ)という本妻的立場の女性がいたのだが、浮気心で女三宮(おんなさんのみや)と関係を持ってしまったのだ。

光源氏の気持ちが少しづつ浮気相手に傾いてきた頃、衝撃的な事実を知ることとなる。

光源氏が幼い頃から自分の子供のように可愛がってきた貴族の柏木(かしわぎ)が、なんと女三宮とデキてたのである。

しかも妊娠までしており、薫(かおる)という子を生んだのだ。

全てを知ってしまった光源氏は過去の自分を思い出し、これこそまさに因果応報であると過去の自分を反省したと言う。

その後、愛してた本妻も亡くなり、世の無常を悟り出家することとなる。

やがて光源氏は亡くなり本編は終了したのだが、この『源氏物語』、さすが “超長編小説” だけあってこの後さらにストーリーが続くのです。

ですが、今回はここまでにして続きはまたの機会にお話ししましょう。

市川海老蔵が創り出す『源氏物語』とは?

ストーリーは大体わかったとおもいますが、では海老蔵さんはこの源氏物語をどのように歌舞伎に取り入れたのでしょうか?

歌舞伎に新風を巻き起こし続けてる海老蔵さん、今回も今までにない舞台となったようです。

源氏物語の光源氏役は海老蔵さんの父と祖父を務めた歴史ある大役です。

、今までのままだと将来に継承して行くのは難しいのでは(?)との疑問を感じてた海老蔵さんは京都公演前の制作発表で次のようにコメントしてました。

 

「しかし、日本人が表現する限界を突き破ることで、この公演が現代の方に観ていただく一つの新しい光になればいいと思っています 」

と、少し意味深な発言をされました。

「日本人の限界?」とは日本伝統の歌舞伎から今までにない新しい歌舞伎を創り出す事だったのではないでしょうか?

で、出来あがったのが今回の『新・源氏物語』なのです。

この舞台は今までは一緒に公演する事はありあえないとされていた、別の伝統芸能との“融合”がテーマになります。

まず一つ目が「能」です。

だが能に関しましては海老蔵さん自主公演の「古典への誘い」で初共演されましたので、さほど珍しくはありません。

二つ目が「オペラ」です。

ん、オペラ..?

あのイタリア発祥とされてるオペラですか?

最初は耳を疑いました。

能は歌舞伎と同じ日本の伝統芸能なのでなんとなくコラボはわかりますが、オペラとも?

そうなんです。

海老蔵さん今回はこのオペラとも見事に融合させた舞台をやってのけたのです!!

「義太夫のような立場でテーマソングを歌っていただきたい。心底にあるものを、場面に応じて同じ歌を歌い分けていただく」

とオペラとの融合も説明されてました。

このオペラを担当したのは、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場などでも活躍するオペラ歌手、カウンター・テナー(女声の高音域を歌う男声歌手)の「アンソニー・ロス・コスタンツォ」です。

 

本場からのキャスティングは舞台への意気込みを感じました。

こうして出来上がったのが今回の海老蔵さん自信作『源氏物語』なのです。

「源氏物語」ミドコロは?

一つ目は、海老蔵さんと妹の市川ぼたんさんとの兄弟共演。

近年、舞踊家として目覚ましい活躍を見せる妹の市川ぼたんさん。

藤壺の宮役として舞台に上がります。

二つ目は、やはり主人公演じる海老蔵さんの演技力ですね。

光源氏をどう表現するのか?

イケメンでモテモテな部分は、どことなく本人に似てる気もします(笑)

三つ目は何と言っても「能」「オペラ」との融合でしょう。

今回の源氏物語の最大のミドコロはこの “融合” です。

桐壺帝を勤める「能」

所々に入ってくる「オペラ」アンソニー・ロス・コスタンツォの歌声。

今回のコンセプトでもある融合がどのように調和されたのか?

初の試みに挑戦する海老蔵さんの手腕に期待しましょう。

ミドコロ満載の今回の「源氏物語」です。

市川海老蔵「源氏物語」全国公演名古屋。

源氏物語の初公演は去年の4月、京都での公演でした。

海老蔵さんが取り組んだ「歌舞伎」「能」「オペラ」のコラボは新たな源氏物語を創り出し、大好評で終演することができました。

「歌舞伎の舞台と言うよりもアートな舞台を感じさせたのが斬新でよかった」

「ナレーションは通常三味線だが今回はオペラだったのが新しくて良かった」

「桐壺帝を能の方が勤めた演出が非常にいい」

と公演を観に行かれた方は絶賛する感想をよせた。

そんな源氏物語の全国公演がいよいよ始まる。

初演は、名古屋からのスタートだ。

名古屋 愛知県芸術劇場にて市川海老蔵特別公演「源氏物語」情報!

【チケット残りわずか】

 

日時:2月28日は昼13:00、夜16:30。3月1日は昼13時のみ。

場所:名古屋市の愛知県芸術劇場大ホール

住所:〒461?8525愛知県名古屋市東区東桜1?13?2名古屋芸術文化センター内

チケット料金:S席10000円 A席8000円

チケット予約はこちらから。

⇒ ローチケ.com

⇒ e-get

⇒ チケットぴあ

問い合わせ:中京テレビ事業

〒460-8613 名古屋市中区錦3-15-15 CTV錦ビル6F

TEL 052-957-3333

注意事項:未就学児のご入場は同伴の場合でもお断りしております。

『名古屋に市川海老蔵が来ます!『源氏物語』名古屋公演情報【チケット残りわずか】』・まとめ

今回は管理人イチ押しの海老蔵さんの公演情報をお知らせしました。

『源氏物語』全国18都市公演は2月28日名古屋からのスタートですよっ。

チケットも残り僅かです。

チケット予約情報も載せておきました。

まだお買い求め頂いてない方はお早めに 予約する事をオススメします。

⇒ チケットぴあ

今回も最後までご覧頂き有難う御座いました。

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