打球速度の平均は?大谷や佐藤・最高記録を調べてみた結果

今季これまで好調を続けているMLBエンゼルスの大谷翔平選手。本塁打は年間45本ペース、盗塁も二桁に乗せ、投手でも3勝目。防御率や奪三振率も上々とまさに〝MVP〟級の活躍をみせています。

とりわけ打撃ではパワフルさが際立つ大谷選手、「打球速度」の速さにはファンも驚愕しています。大谷選手の平均打球速度や最高記録は?日米球界の「打球速度データアラカルト」を調べてみました。(出典:Wikipedia、MLB.com、スポーツメディア)

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打球速度の平均は?

日米の野球界で近年注目を集めている新指標の一つ、バッターの打球速度。スタットキャスト、トラックマンといった精密弾道測定システムの普及で、ここ数年は選手の全打席の打球速度がデータ化されています。

「バレルゾーン」など最新打撃理論でも打球速度は長打や本塁打と深く相関しているとされ、打球速度が速いことは「強打者」の一つのエビデンスにもなっています。

単純に考えても打球速度が速ければ野手の間を抜け、ヒットや長打になりやすいわけだからな

一般に言われている、MLBやNPBでの打球速度の平均は140~150km/hほど。では大谷選手や「次世代大谷 or ギータ」と呼ばれる大ブレイク中・佐藤輝明選手(阪神)の打球速度はどのくらいなのか、見てみましょう。

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大谷翔平の打球速度

スタットキャストによると、今季の大谷翔平選手の打球速度(6月18日時点)は以下の通りです。

・最速 … 119マイル(191.5km)=MLB全体1位タイ

・平均 … 93.6マイル(150.6km)=MLB全体5位

もう一人の最速1位はヤンキースのジャッジ!大谷は100マイル投手なんだから、どんだけ凄いのか。実況も「ロケットか!」って絶叫してたな
↓大谷の最速119マイル〝ミサイル〟2塁打
↓大谷の117マイル〝ロケット〟本塁打

佐藤輝明の打球速度

では「日本のネクスト大谷」(って、大谷さんは日本人ですが…)と言えそうなほど本塁打を量産しているスーパールーキー、佐藤輝明選手の打球速度はどうでしょうか。

阪神本拠地の甲子園球場では今季、ファンサービスの一つとして阪神選手が打った本塁打の「打球速度」「打球角度」「飛距離」をビジョンで表示しています。

6月18日までの16本の本塁打のうち、甲子園で放ったものの最速打球速度は第6号の175km。なお横浜スタジアムで打った特大場外弾の第3号は181kmだったそうです。

平均速度は分かりませんが、やはり大谷選手の150kmに近い「猛スピード」だと推測されます。

NPBでも全選手全打席の打球速度データはあるはずだけど、MLBみたいにファンに公開はされてないみたいなのよね…ちょっと残念

↓佐藤が田中マー君から放った16号本塁打

 

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打球速度の最高記録は?

メジャーリーガーで今季最速打球速度の大谷翔平選手。NPBでルーキーながらそれに負けないほどパワフルな打球を打っている佐藤輝明選手。

では過去の日米球界での最高打球速度とは何キロなのか、見てみましょう。

プロ野球

MLBの整備された優れた統計データに比べて、NPBではいまだなかなか、ファンが気軽に閲覧できるプレー数値が見つかりません。

個人のファンブログやメディアでの情報を総合すると、日本のプロ野球選手での最速打球速度は180km前後。前項でご紹介した佐藤選手はまさにその一人だといえそうです。

明確なデータがないので以下は推測ですが、佐藤選手同様、最速打球速度が180km超に達しているのでは?と思われるのは、例えば柳田悠岐選手(ソフトバンク)や、巨人時代の松井秀喜氏らでしょう。

↓筆者個人的には「日本人最速か」と思える柳田の超絶天井弾

 

↓松井氏のMLB最後の本塁打は打球速度183kmだったという

 

松井氏は現役時代最速117マイルの打球だったとも言われてるな

MLB

MLBでは2015年にスタットキャストが導入され、全選手の全打球がしっかり計測されています。導入以降のデータによると、打球速度最速ランキングは以下の通りになっています。

1位 スタントン(ヤンキース) 122.2マイル(196.6km)

2位 スタントン 121.7マイル(195.8km)

3位 ジャッジ(ヤンキース) 121.1マイル(194.8km)

4位 クルーズ(マリナーズ時代) 119マイル 

4位 ジャッジ 119マイル

4位  大谷翔平 119マイル

↓スタントンの121マイル驚愕弾

MLB歴代トップ6のうちスタントンとジャッジが2回ずつって…どんだけ~~

まとめ

今回の記事をまとめると以下の通りです。

  • 最近注目の野球の打球速度。大谷翔平の今季192kmはジャッジと並びMLB1位
  • 阪神の佐藤輝明も今季181kmを計測。日米プロ打者の平均は140~150kmほど
  • 歴代最速はスタントンの197km。日本人では大谷や松井か。低反発球影響?

大谷選手の今季本塁打は、昨年まで多かった中堅方向ではなく右翼に集中しています。「引っ張り打球」が多いことについて、大谷選手自身は低反発球の影響を指摘。

「昨年までなら入っていると思うような打球が入らない。逆方向のスピンの利いた打球より、芯で捉えて引っ張った方が飛ぶ」と話し、アプローチを変えていることを明かしています。

今季の打球速度アップにはそうした変化も影響している模様。いずれにせよ「超絶スラッガー」たちの技術とパワーには驚くばかりですね。

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