硬水と軟水の違いは?取れる場所によってそもそも質が違う?

グルメ
あいのー先生
あいのー先生

最近暑いねぇ~喉が渇いてしょうがないよ。

あいどん君
あいどん君

あ、水飲みます?ちょうど今買ってきたんですけど。

あいのー先生
あいのー先生

ありがとう!

・・・ってこれ、硬水じゃないか!
僕胃腸弱いからお腹壊しちゃうよ!軟水にしてもらわないと!

あいどん君
あいどん君

え?硬水?軟水?

なんですかそれ。

ミネラルウォーターなどのラベルを見ると書いてある「軟水」「硬水」の記述。
軟水と硬水があるのは知ってるけど、その違いまで知っている方は少ないのではないでしょうか。

「軟水と硬水ってそんなに違うの?」
「水道水って、軟水?硬水?」
「ダイエットに効くのは軟水?硬水?」


そんな疑問をサクっと解決!
今回は硬水と軟水の違いを調査しました。

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軟水と硬水は何によって決まる?

硬度よって決められている

軟水と硬水の違いは、「硬度」の違いです。

硬度というのは、お水1Lあたりのカルシウムやマグネシウムの含有量を数値化したものです。
軟水・硬水の基準は国や地域によって異なり、日本の基準とWHOの基準でも差があります。

日本では一般的に硬度100未満を軟水、硬度100以上を硬水とされています。
一方、WHO(世界保健機関)が定める基準では硬度60未満が軟水、硬度60以上が硬水とされています。WHOの基準では硬水は3段階に分けられます。

日本の一般的な定義

軟水硬度100未満
硬水硬度100以上

WHO(世界保健機関)での定義

軟水硬度60未満
中程度の硬水硬度60~120
硬水硬度120~180
非常な硬水硬度180以上

硬度の計算方法

硬度は、水に含まれるカルシウムとマグネシウムの含有量ですが、具体的にはどのように導きだされるのでしょうか。

硬度の計算方法にはアメリカ硬度、ドイツ硬度、フランス硬度、イギリス硬度などがありますが、日本では「アメリカ硬度」を採用しています。

アメリカ硬度

アメリカ硬度の計算式は下記です。

硬度(mg/Lまたはppm)=カルシウム量(mg/L)×2.5+マグネシウム量(mg/L)×4.1

例えば水1リットル中に
カルシウムを20mg、マグネシウムを10mg
含んでいる場合の硬度は

20(mg/L)×2.5+10(mg/L)×4.1=91(mg/L)なので

硬度は91と算出されます。

水のとれる場所によって硬度は違う

水は採水地の土壌や地盤、川の地理的特徴によってその硬度が決まります。

多くの場合、ミネラルウォーターは井戸を掘って地下からくみ上げます。よってミネラルウォーターの特徴は地下水の特徴を指すことになります。

降った雨が地下に染み込んで地下水となり、地下で土壌や岩盤に接することで硬度の正体であるミネラルが溶け、地下水は硬度を増します。

ヨーロッパの水は硬水が主です。
その理由はいくつかありますが、ヨーロッパの地形はなだらかで、降った雨の水は地下に染み込むとゆっくり移動して、その間に様々なミネラル、イオンが水に溶け出す時間があるためです。

日本で飲んでいる水道水や国産のミネラルウォーターはほとんどが軟水です。
日本の地層はミネラルの少ない火成岩が中心です。
また、険しい山脈が多く川の傾斜も急勾配で、源流から海までの距離が外国に比べて短くなっています。そのため、雨水が地面に浸透する間にあまりミネラルを吸収することが少なく、川や海に流れ出ていきます。

日本人には軟水が合っている

日本人には軟水が合っていると言われています。

硬度は水の味を変えます。
硬水はほのかに苦味を感じ、軟水はなめらかで口あたりのいい、何の味もない水です。

日本では普段飲んでいる水道水や国産のミネラルウォーターもほとんどが軟水なので、日本人には軟水が合うと言われています。

硬水のメリット・デメリット

硬水のメリット

ミネラルが豊富

日本人はミネラルが不足しがちと言われています。
硬水に含まれるカルシウムやマグネシウムで手軽にミネラル補給が可能です。。

便秘解消

マグネシウムは下剤に使われていることもあり、マグネシウムを多く含む硬水は、消化器系に影響を与えて便通を良くする効果が期待できます。
便秘気味の人が硬水のミネラルウォーターを飲むことで、便秘が改善されるケースもあります。そのためダイエットをしている方が好んで飲まれているようです。

動脈硬化の予防

カルシウムやマグネシウムが多く含まれている硬水には、血液をさらさらにする効果があると言われていて、動脈硬化を予防して、心筋梗塞や脳梗塞といったリスクを減らすことが期待されています。

煮込み料理に合う

硬水には肉の臭みを消したり、煮込んだ時にアクを出やすくしたりする働きがありますが、和風の旨味成分といわれるアミノ酸やたんぱく質もアクとして出てしまうため、洋風の煮込み料理に適していると言われています。

硬水のデメリット

お腹がゆるくなる

胃腸が弱い人の場合は、硬水に多く含まれるマグネシウムの影響でお腹がゆるくなってしまうこともあります。

風味を生かした料理に向かない

硬水に多く含まれているマグネシウムには独特の苦みと風味、香りがあるため、料理の味付けの邪魔になることも。紅茶や珈琲など香りを楽しみたい飲料や、素材の風味を活かしたい料理には適していません。

硬水の商品

最近では日本でも硬水の商品が増えてきました。
エビアンやペリエなどは一度は飲んだことがあるのではないでしょうか。

軟水のメリット・デメリット

軟水のメリット

日本料理に合う

日本料理は素材を活かした繊細な味付けを魅力としています。
軟水は食材からダシの成分であるアミノ酸などが溶け出しやすく、日本食に向いています。
軟水は基本的に無味無臭ですから、日本料理や香りを楽しみたい飲み物には最適です。

赤ちゃんや小さな子どもでも安心

軟水はマグネシウムの含有量も少なく、内臓への負担が少ないことも特徴です。
お腹にも優しいため、赤ちゃんや小さな子どもにも安心して与えることができます。

また、赤ちゃんのミルクを作るときに使う水は軟水が望ましいとされます。
ミルクは赤ちゃんに理想的な栄養成分で調整されていて、ミネラルもミルクの中にあらかじめ含まれています。硬水を使うとその成分が過剰となり、必要量以上にミネラルを摂取してしまうため、軟水が勧められています。

肌にやさしい

軟水は肌や髪にも優しく、身体や髪を洗っても心配はほとんどありません。

海外でシャンプーをしたら髪がキシキシ・ゴワゴワになってしまったという経験はありませんか。
硬水で体や髪を洗うと、カルシウムイオンやマグネシウムイオンの影響で、肌がつっぱったり髪がパサパサしたりすることがあります。

海水浴のあとに髪がバサバサになってしまうのも、海水に含まれるミネラルが影響しています。また、ミネラルは肌への刺激となり、肌荒れを招くこともあります。 シャンプーやスキンケアには、肌へ浸透しやすく刺激の少ない軟水を選びましょう。

泡立ちが良い

軟水は硬水と比べて石鹸や洗剤の泡立ちが良いのが特徴です。
洗濯の際に使用する水に適しています。

軟水のデメリット

ミネラル補給ができない

ミネラルには便秘やむくみを解消したり、筋肉の痙攣や足がつるのを予防するなどの効果がありますので、日頃から一定量摂取する必要があります。現代人が不足しがちと言われるマグネシウムやカルシウムなどのミネラルが少ない軟水では、多くの摂取は望めません。

軟水の商品

国産のミネラルウォーターはほとんどが軟水の商品になります。

まとめ

軟水と硬水の違いは「硬度」の量の違い。

日本人がいつも飲んでいるのは軟水になりますが、軟水、硬水にはそれぞれメリット・デメリットがあるので、必要に応じて使い分けるとよいでしょう。

硬水と軟水の違いは?取れる場所によってそもそも質が違う?

コメント

  1. […] […]

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