寿司のネタとして人気のシャコですが、実はダイバー達からは結構恐れられているのを知っていますか?
シャコみたいな小さな生き物になぜ恐れる必要があるのか?その秘密はシャコのパンチ力にあります。
シャコの生態
シャコはエビと見た目が似ていますが、別種の甲殻類。その生態は獰猛で食事も他の甲殻類、小魚、貝類などを捕獲して食す肉食系。
体格も通常のエビより大きく最大で30cm~40cmになる種類もある。
食材としてのシャコはその見た目から好き嫌いが分かれる事で知られ、一般的には寿司ネタとして知られていると思います。
生きたシャコは暴れる上に棘と相当なパンチ力を持っているので、大変注意が必要。
シャコのパンチ力
シャコのパンチ力はすさまじく、海外のダイバーなどは自ら決して近づいてはいけない生物として認識されています。
そのパンチ力は貝の殻、カニの甲羅、エビの甲羅など容易く叩き割る事が出来、捕食された場合叩き割られた内側から中身をえぐられてしまう。
また、水族館では水槽を叩き割られた例があったり、市場で指を千切られた例もあり、全身凶器である生きたシャコには絶対触らないようにしましょう。
パンチ力だけでなく、棘も多数あり俊敏なので大変危険です。
シャコのパンチ力が凄すぎる動画
固い貝?シャコのパンチ力で粉砕!
カニ?シャコのパンチ力にかかれば一発さ!
えび?雑魚が!
獰猛な海の生き物として、甲殻類最強と呼ばれるシャコ!
大きさは、大人の手のひらよりちょっと小さめです!
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プロボクサー並みのパンチ力を持つといわれ、その驚異の破壊力で被害に遭うダイバーも大勢いるとか。
そんなシャコに関する記事を追記します!
シャコを知ろう
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まず!シャコにはちゃんと「蝦蛄」という漢字があります!
一般的に「シャコ」とカタカナで使われることが多く、親しみがあまり感じられません!
甲殻類に分類されるシャコは、シャコ目シャコ上科シャコ科シャコ属の節足動物です。
“アナジャコ”や”シャコエビ”とも呼ばれ、一見エビのようなビジュアルですよね。
しかしエビとは種類が別なんですよね~。
エビはエビ目に属し、シャコはシャコ目。同じ甲殻類でも種類に雲泥の差があるんですよね。
またシャコは地域で呼び名が異なります。
北陸や東北では”ガサエビ”、九州では”シャッパ”や”シャク”と呼ばれているそうです。
シャコは外観を硬い殻で覆い、飛び出した目が特徴的で節足動物ゆえの複眼です。
シャコは体全体が兵器といわれ、前方にはハンマーとなる第二捕脚が付いていて、鎌の形な上に鋭い棘があるそうです(カマキリのような感じですかね)。
自前の武器で、獲物の硬い甲羅を一瞬で粉砕するそうですよ。
また補食の他にも威嚇したり、天敵から身を守るために凶器として使います。
シャコは”癪蝦”ともいわれたそうです。
その理由は、シャコはとにかく癇癪持ち。
捕獲したシャコが人に”癇癪”を起こすことから、そう呼ばれていたそうです。
性格は短気で喧嘩っ早く、乱暴者で我慢や辛抱が出来ないタイプ(ジャイアンみたいな感じかも)。
そしてシャコは肉食系です。
カニやエビなどの甲殻類、貝類、ゴカイ類、魚など、他の命を犠牲にして自分の命を繋ぎます。
ちょっとグロい話、シャコは水死体も餌にします。
まあシャコに限らず、カニや伊勢海老、海藻だって海に沈んだ人の死体を食べて命を繋ぎ、必要な栄養分を自分たちの体に与えているんです。
人間的には受け入れ難いシャコたちの社会ですが、シャコたちには至って普通。魚も人も同じ餌なんですよね。
そしてシャコは、びっくりするほど適応力が高いです!
海の環境がどれだけ変わろうと、へっちゃらなのがシャコだそうです。
シャコの産地を知ろう
シャコが捕れる産地を調べてみました!
◎シャコの産地
・北海道の小樽や石狩
・愛知県
・岡山県
・神奈川県
・千葉県
シャコは初夏と晩秋~冬頃にかけて、旬だそうです。
5~6月あたりは、産卵期に入ったメスのシャコが狙い目。
産卵期のシャコの卵巣は「カツブシ」と呼ばれ、超美味な鰹節のような味わいを醸し出すそうです。
ちなみに捕脚は「シャコツメ」と呼ぶそうです。
この時期はオスも美味しく味わえるとのこと!
そして産卵期が終わった11~12月頃のシャコも、旨味は格別といわれています。
食べるならこの時期が狙い目ですね!!
シャコの料理レシピ
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寿司ネタで人気のシャコですが、お寿司の他にどんな調理法があるのでしょうか?
見た目からエビのようなぷりぷり感が想像できるシャコの、美味しいレシピを調査してまいりました!!
https://cookpad.com/recipe/6982763
▲シャコのトマトパスタ
オリーブオイルと潰したニンニクが入ったフライパンでシャコを炒め、ブランデーと白ワインを入れ蓋を被せ蒸すレシピです。
パスタとシャコの相性も抜群で、どんなパスタレシピにも合うと思います!
https://cookpad.com/recipe/6951023
▲シャコの唐揚げ
頭と捕脚としっぽを切り落とした後、片栗粉をまぶした殻付きシャコを、油が入ったフライパンで揚げていきます。
サラダ油は、シャコが半分浸かる程度の量だそうです。
こんがり揚がったシャコに塩を振りかけて、はい出来上がり♪
シャコは傷みやすく、購入後早めの調理をおすすめしています!
https://cookpad.com/recipe/784196
▲シャコの酢の物
茹でたシャコを、甘めの酢の物に料理しています!
https://cookpad.com/recipe/2607740
▲シャコのうま煮
忙しい毎日に、サクサク時短で出来るシャコうま煮料理!
強火で一気に蒸したシャコに調味料を加えます。
数分間煮詰めた後、皿に盛って茹でたオクラを添えたら、はい出来上がり♪
お好みによって味付けを濃くすると、味わい深くなりますね。
https://cookpad.com/recipe/3095339
▲ボイルしゃこの天婦羅
買ってきたボイルしゃこを、サラダ油で揚げて、天ぷらにします!
天ぷらにしたシャコの画像がとっても美味しそう♪
作ってみる価値ありな一品です!!
エビとカニの中間のような味わいで、出汁がよく出るといわれるシャコ!!
特徴を活かしながら、シャコならではの料理を楽しんでもらえたらと思います!
なお、今回のレシピはクックパッドを参照です♪
まとめ
驚異の捕脚を持つシャコを追記しました!
シャコを詳しく知って、いろんなシーンに役立ててみてください!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。