ウォルシュ(エンゼルス)も二刀流なの?成績・年棒は?

「大谷翔平劇場」で日本列島を大いに盛り上げて終了した、2021年のメジャーオールスターゲーム。大谷選手のエンゼルスからはもう一人、ジャレッド・ウォルシュ選手も出場しました。

今季、大谷選手とともにチームの攻撃の柱となっているウォルシュ選手。実は元々大谷選手と同じ「二刀流」だったのをご存じでしょうか。その成績や年俸など「ショーヘイと心通じる同僚」ウォルシュ選手のあれこれに迫りました。(出典:Wikipedia、スポーツメディアなど)

ポストシーズンへ何とか粘るエンゼルス。今や「ウォルタニ」打線が支えてると言われてるわね

ウォルシュ(エンゼルス)も二刀流なの?大谷との関係

今年のオールスターゲームに、エンゼルスからは3人が選出。ファン投票で選ばれたのが選出9回目の「史上最高プレーヤー」トラウト選手と、初出場の大谷選手。そしてMLB推薦でジャレッド・ウォルシュ選手も初めて選出、出場しました。

スポンサーリンク

ウォルシュも二刀流だった!?

経歴を振り返ると、ウォルシュ選手は米国出身27歳。ジョージア大学の時の15年に、MLBドラフト39巡目でエンゼルスから指名されました。マイナーでプレーを続け、18年には投手を兼任する「二刀流」となりました。そして19年にメジャー昇格。

この年一塁手、外野手として31試合に出場し打率.203、1本塁打、5打点を記録。投手としては5試合に登板して防御率1.80、5奪三振を記録しました。

投手としてのメジャー初登板は大量リードされたツインズ戦の9回表、5番手としての救援。メディアでは「大谷に次いで、二刀流が新たな潮流に?」と話題になりました。

ただマイナーでの強打者ぶりが注目されたのか、20年からは野手に専念。今季大ブレイクし、前半戦で87試合出場、22本塁打、打点65、打率.269と勝負強い長打力を発揮。トラウト、アップトン選手ら主軸が欠ける中、大谷選手と二人で攻撃陣を牽引しています。

大学時代は2試合でセーブと本塁打を同時にマークしたこともあったらしい。まさに「米国のオータニ」じゃん!

大谷支える心強い存在

同じ二刀流経験があり年もほぼ同じだけに、大谷選手へは特に深い共感を示すウォルシュ選手。「みんな彼がどれほど特別なのかを理解していないと思う」と、たびたび大谷選手の凄さを強調しています。

今季前半戦は何度も「ウォルタニ」アベック弾などで攻撃の柱になっているほか、「投手大谷」登板時も、大谷投手が序盤で大量失点し負け濃厚な中、試合終盤に大逆転満塁本塁打を放ち大谷投手を救うなど、力強く支える存在

ある試合では、9回同点、大谷選手を二塁に置いてウォルシュ選手がタイムリーを放ち、大谷選手が激走でサヨナラのホームを踏む劇的シーンも演出しました。

↓その劇的サヨナラがこちら

二人で出場したオールスターゲームでも、水原一平通訳とともに3人一緒で行動。試合中も大谷選手がふざける様子を動画に撮ったり、ホームランダービー中にトラウト選手からの電話を取り次ぐなど仲の良さが際だっていました。

↓3人一緒に移動

↓ふざける大谷にツっこむウォルシュ

オールスターでも8回満塁のピンチ、左翼手としてヒット性の当たりをファインプレーでキャッチ。大谷投手の勝利をアシストしていたな!
スポンサーリンク

ウォルシュ(エンゼルス)の成績・年棒

実は二刀流という共通点がある、エンゼルス牽引役のウォルシュ・大谷両選手。後半戦でも変わらぬ活躍が期待されますが、ではウォルシュ選手のメジャー成績と年俸推移をチェックしておきましょう。

ウォルシュの成績

・19年 31試合 打率.203、本塁打1、打点5

・20年 32試合 打率.293、本塁打9、打点26、OPS.970

・21年(前半戦)87試合 打率.278、本塁打22、打点65、OPS.892 

ウォルシュの推定年俸

・19年 約18万ドル(約2000万円)

・20年 約13万4000ドル(約1400万円)

・21年 約59万ドル(約6500万円)

3年目だから最低保障額なのね。コスパ超最高!来季はどうなるかしら

↓オールスター風景

↓投手時代のウォルシュ

ウォルシュ(エンゼルス)のSNSの反応

  • ウォルシュも二刀流してたのか。知らんかった。最近めっちゃ打つよね
  • ウォルシュさすがだよねー、にくいねー、かっこいいねー
  • ウォルシュ「オールスターで素晴らしい時間を過ごしたことはわかっているが、大谷はメディアや関係者など多くのことを肩に背負っている。大変なことだ」。真剣に心配しとる
  • トラウト大谷は王長嶋に匹敵するし、ウォルシュらを加えたら真弓バース掛布岡田も凌駕する。3年以内にワールドシリーズ制覇を求む!
  • ジャッジがコロナ感染!大谷選手、ウォルシュ、そして関係者のみんなが感染してませんように…

出典:Twitter

まとめ

今回の記事をまとめると以下の通りです。

  • MLBエンゼルスからオールスター2021には大谷とウォルシュの2人が出場
  • ほぼ同い年、仲良い2人。19年までウォルシュも投打「二刀流」で活躍
  • 苦労実り今季大ブレイク。大谷とともにチーム牽引、悲願のPO進出目指す

ウォルシュ選手は、才能が期待されながら大学時代は故障続きだったため、ドラフト順位が低く、つらいマイナー暮らしの下積みから這い上がってメジャーリーガーとなった苦労人。

「二刀流」はいったん棚上げになったものの、メジャー3年目の今季ついに実力を開花させ、スーパーレジェンドのプホルス選手から一塁のレギュラーを奪う存在に定着しました。

売り出し中ウォルシュ。今季絶好調のリードオフマン、フレッチャー。そしてウォルシュ選手自身「ユニコーン」と呼ぶ大谷翔平。同世代の仲良し3人の力で、エンゼルスを悲願のポストシーズンへ導くことができるか、後半戦が注目されます。

この記事を見ている人は以下の記事も見ています
関連記事

日米のファンが大盛り上がりの中、歴史的なMLBオールスターウィークが幕を閉じました。初の投打出場、ホームランダービーの熱戦、華やかなレッドカーペット。まさに「大谷翔平による大谷翔平のための」2日間を世界が堪能したようです。さてメジャ[…]

スポンサーリンク