岩崎宏美 思秋期のエピソードなど!歌の動画あり

実力派ベテランシンガーの岩崎宏美(いわさきひろみ)さん!!

岩崎さんは、70年代アイドルで活躍し歌手の印象が強いだけに、演技をする姿は貴重です!

2020年の春にはデビュー45周年を迎え、名曲の数々にスポットが当たっております。

歌唱力の凄さと歌の世界観に感銘しますよね。

今回は、岩崎宏美さんを話題にしました。

岩崎宏美のプロフィール

■本名:今宏美(旧姓:岩崎宏美)
■生年月日:1958年11月12日
■出身地:東京都江東区深川
■身長:157㎝
■血液型:B型
■学歴:堀越高校卒業
■デビュー:1975年
■所属事務所:株式会社コンリアルアート

現在65歳。4つ上の姉と3つ下の妹がいる3人姉妹の真ん中。妹は岩崎良美。

小学生時代、歌のレッスンをスタートさせた岩崎さんは森児童合唱団に所属し、レコーディングを経験しています。

中学3年の時、オーディション番組「スター誕生」に応募し見事合格。

1975年4月、16歳の時に1stシングル「二重唱」でデビュー。

1975年7月には2ndシングル「ロマンス」を発売し、それがヒットします。

1975年12月、NHK紅白歌合戦に初出場。

1977年10月、「気になる季節」という連続ドラマで女優デビュー。

1979年、「ロック・ミュージカル ハムレット」で舞台デビュー。

1982年5月リリースの28thシングル「聖母たちのララバイ」がヒット。日本歌謡大賞を受賞しています。

1984年には個人事務所を設立。

1987年10月の連続ドラマ「男女7人秋物語」にレギュラー出演しています。

私生活は、1988年に商社勤務の一般男性と結婚したことを機に、1995年まで「益田宏美」を活動名にしています。

1989年11月、長男元気さんが誕生。

1992年には次男勇気さんが誕生。

1995年に離婚。

2009年4月、ミュージカル共演をきっかけに約8年交際していた10歳下の舞台俳優、今拓哉さんと再婚。

岩崎さんは、喉の手術を受けたりバセドー病などを患ってますが、伸びやかで突き抜けるような歌唱力と澄んだ歌声は今もなお健在です!

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岩崎宏美 名曲「思秋期」

名作詞家 阿久悠さんの書き下ろした通算11枚目のシングルが「思秋期」です。

高校を卒業してまだ間もない岩崎さんが、10代最後に歌った思い入れのある曲だそう。

▼岩崎宏美さんの思秋期▼

18歳のヒロインが彼氏と別れ、忘れられない秋を経験する物悲しいストーリー。

優しく無口な彼が精一杯の思いやりで彼女に別れを告げる…歌詞の世界は、男性の残酷な一面が垣間見れます。

「足音もなく行き過ぎた季節をひとり見送って はらはら涙溢れる 私十八」

いつの間にか季節は巡り、秋は彼女の心をよりセンチメンタルにさせてます。

「あの人の別れの言葉抱きしめ やがて十九に」

時間は流れても、ヒロインはまだ彼のことが好きでしょうがない…心だけが置いてきぼりって感じですよね。

「誰も彼も通り過ぎて二度とここへ来ない 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく」

社会人として生きてる彼女は「高校の自分にはもう戻れない」「もう彼と付き合っていた私じゃない」という現実をまざまざと感じています。

仲間と笑って楽しく過ごした日々も、辛く苦かった経験さえも全てが青春です。

その青春をお別れした男女をモチーフに、物憂げに儚く表現していますね。

リリースしたのは今から44年前の1977年の9月だそう。

レコーディングを行った日は、岩崎さんが高校を卒業した数ヵ月後の初夏だったそうです。

岩崎さんはその日、歌を歌うたび感極まり何度も涙したそうです。

収録はその度にし直したそうですが、結局その日は岩崎さんの状態を見て取り止めになったとか。

岩崎さんは歌をもらった時「どうして私の気持ちをそんなに理解できるの?」と、阿久悠さんに感じたそうです。

岩崎宏美 号泣の理由

歌詞のどの部分が、岩崎宏美さんの心を揺り動かしたのかが気になりますよね!

当時、岩崎さんは高校卒業という人生の節目、大きな転換期を迎えてます。

歌の主人公の情景と自分の立場が重なり、涙が止まらなくなったのかもしれません。

さらに高揚感のある悲哀なメロディーは、胸にジーンと響きますからね。

ステータスにしていた学校を卒業し、仲良しだった同級生と別れ今までのように会えなくなること、様々な世代が集まる芸能界で生きていくことなど、いろいろ想起し心細かったのかもしれません。

岩崎さんにとって学校は、きっと唯一無二の自分でいられる場所だったんですね。

そんな「思秋期」の歌について、世間はこう評価してます。

・歌唱力で泣かす人は宏美さんだけ

・40年以上前の名曲なのに色褪せない。いつ聴いても涙が出る

・懐かしくて涙が溢れてきた

人々の感動を呼び続けております。

歌を構成した阿久悠さんは、デビューからずっと手掛けてきた岩崎さんを脱アイドルさせようと目論んだそうです。

アイドルから大人のシンガーへと成長のために「思秋期」が生まれたようですね。

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岩崎宏美をまとめ

岩崎宏美さんをお伝えしました。

スターの階段を駆け上がり、実力派シンガーの地位を確固とした岩崎さん!

これからも音楽界に彩りを与え、心にしみる楽曲を歌い続けてくれるでしょう!

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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