前回はオール・フォー・ワンに乗っ取られた死柄木が爆豪を触手で貫き、ブチ切れたデクが攻撃を加えますが、とうとう手を触れられてしまいます。
するとワン・フォー・オールの精神世界に移行するデク。身動きできず、向こうからは死柄木とオール・フォー・ワンがやってきます。
するとデクの背後から先々代の志村菜奈が現れます。
さあ287話ではどうなるのでしょうか?ということで、さっそく紹介します!
このページでは287話のネタバレ要素を含みます!
ヒロアカ287話のネタバレ確定速報!
前回はデクがこのままでは不利と思った爆豪が作戦を立ててエンデヴァーを使ってプロミネンスバーンで死柄木を黒焦げにしました。しかし死柄木はオール・フォー・ワンに身体を乗っ取られ、デクへ触手を伸ばし、それをかばって爆豪が貫かれます。[…]
ヒロアカ287話ネタバレ「OFAの謎に迫る!」
表紙ページは先々代の志村菜奈です。
相変わらずの美熟女ですが、太ももがすごいムッキムキで、これは堀越先生の好みで間違いないでしょう。
図らずも死柄木弔とその祖母である志村菜奈の初対面になります。
そしてオールフォーワンがOFAの謎である、なぜ個性に歴代の継承者の意識が残っているのかについて解説してくれます。
分かりやすい例として臓器移植を挙げています。
これは実際に例がありますが、たとえば心臓を移植すると、元の持ち主に影響を受けて性格や嗜好が変化することがあります。
これを根拠に、心臓には意識が宿ってるのではないか?みたいな説も出ています。
これと同じことがOFAにも起きているとオール・フォー・ワンは断言します。
オール・フォー・ワン自身も奪った個性の影響か、夢の中に持ち主が出てきて罵倒してくるが、個性を手放すと出てこなくなるという。
そのことを不思議に思っていたら、ドクターと出会って謎が解けたという。
つまりヒロアカの”個性”には意識が宿ることがあると。
オール・フォー・ワンも、その弟でOFAの初代もどちらも個性に直接干渉する力だったため、そういう現象が起きたようです。
なるほどねぇ。たしかにOFAの継承には遺伝子を摂り入れる方法を使ってるから、理屈上はありってことか。
そして死柄木は初めて見る祖母にどういう思いを抱くのか?
初めて祖母の写真を見たときは憧れがあったはず。
しかし死柄木は家族を憎んでおり、その中にはしっかり祖母も入ってる。つまり憎しみの心はあるようです。
死柄木は崩壊を使います。崩壊がデクの方に伝わりますが、なぜかデクの目の前でピタッと止まります。
そのワケは・・・
初代が登場!先々代と初代が力を合わせて崩壊を止めていました。
久々に再会するオール・フォー・ワンとワン・フォー・オール初代の兄弟。
「次はその子か?」
そう問いかける初代。オール・フォー・ワンは
「お前が僕のものにならないのが悪い!」
まるで駄々っ子のような言い分です。しかし初代は
「私達はそっちには行かない。僕たちはこの子の中にいることを選んだ」
そう言って押し返します。
死柄木はオール・フォー・ワンが唯一思い通りにならなかったワン・フォー・オールについて
「・・・一体何なんだ・・・?」
そう疑問を口に出します。するとオール・フォー・ワンは
「力だよ、弔!」
死柄木とオール・フォー・ワンが力を合わせれば奪いとれるという。
そして弟に向けて挑発します。
こんなにも素晴らしい力をデクのような出来損ないに渡してしまったことが間違いだと。
たしかにデクは力を持て余し、友達も先生も守れず、守られてます。怒りに身を任せて今は動くこともできない。
しかし初代は「間違いじゃない」と言います。
デクについて、他人のために怒り、どこまでも頑張れる、常軌を逸するほどの助ける思いにとりつかれた少年だと評します。
そしてデクは飛び出します。その瞬間、
現実世界の死柄木とデクのいる地点でパァンと爆発が起こり、同時に吹き飛ばされる二人。
デクは力を奪われませんでした。しかしもう動けません。頼むから死柄木に動かないでくれと願ってます。
そして死柄木にはオール・フォー・ワンが「今は身体と個性が定着しておらず奪うための力を出しきれなかった」と。
だから身体を完成させるために今は引いて英気を養えとアドバイスします。
ヒロアカ287話ネタバレ「暗躍する荼毘!」
一方、ギガントマキアで移動中の荼毘ら。
久々登場の荼毘は、なぜか強引に連れてきたMr.スケプティックに
「準備しろ」
そう言います。何のことか分からず「準備って何を?」と聞き返すスケプティック。
すると荼毘は
「偽りのヒーロー社会を崩壊させる準備だよ」
そうニパッっと笑って見せます。
この言葉って前も荼毘自身が語ってました。すごい抽象的ですが、何かしらの準備を進めているのでしょうか?
でもスケプティックが何の準備をしてないことを考えると、
事前に作ったHPのURLを伝えてスケプティックに世界中に発信させるんでしょうか?
まあ、それほどIT知識があるようには見えないので、ちょっと無理があるような気がしますが、何かしらの情報を発信すると見て間違いないと思われます。
さて近くにいたコンプレスはトガちゃんに
「いいの?さっき探してたでしょ?雄英高校の好きな子たち」
つまり、荼毘がヒーロー社会を崩壊させようとしてるけど、トガちゃんのお気に入りのデクやお茶子もそのヒーローに入ってる。
するとトガちゃんは
「何をもって線を引くのか?」
人を助けるのがヒーローなら、助けてもらえなかった死柄木は”人”ではなかったということになる。
そしてヒーローは自分も殺すのだろうかと。
「聞きたかったんです。出久くんに、お茶子ちゃんに。答えによっては・・・」
ヒロアカ287話の感想と考察
オール・フォー・ワンが死柄木の意識に干渉してきたのも、個性を与えた影響でしょうね。
でもそれは個性に宿る意識であり、現在生きているオール・フォー・ワンとつながってるとは限りません。
本人はタルタロスの収容所で何も知らないままの可能性もあります。
あくまで個性に宿る意識が死柄木にささやき続け、乗っ取ろうとしてるのかも。
しかし完全に乗っ取ると、死柄木と収容所で2箇所同時に同じオール・フォー・ワンが存在することになり、非常にややこしいことになりますね。
そして久々登場の荼毘。そろそろ具体的に何をやろうとしてるのか知りたいものです。そして同じくトガちゃんもデクやお茶子に接近する感じに。
死柄木はたぶんこのまま逃走するのかもしれませんね。ギガントマキアに助けられて、そのまま逃走か?
そうなると解放戦線のある泥花市はヒーローに鎮圧される感じなんでしょうかね。
そっちの戦いの続きも気になりますね。
次回も楽しみです。