
うおー!ゴキブリが出たー!

ふんっ!(新聞紙で潰す)
ゴキブリごときで騒ぎすぎですよ。

かっけぇー。
「家でゴキブリに遭遇する」
できれば避けたい出来事ですが夏はゴキブリの季節です。
一度でも見てしまうと、退治しないと夜も眠れない状態になってしまいます。
部屋を清潔にしておいても、殺虫剤を使って退治しても、またゴキブリが出てくる。
こんな経験ありませんか?
家にゴキブリが出てしまう原因は、ゴキブリ退治・対策を正しく行っていないからかもしれません。
今回はゴキブリが出ない家にするための対策やゴキブリ撃退方法を紹介します。
夏はゴキブリが発生しやすい時期

ゴキブリは特に夏に発生します。
それはゴキブリは、摂氏20度以上の環境でなければ生息しにくい特徴を持つためです。
北海道でゴキブリを見ないと言われるのはそのためです。
(※ちなみに北海道にもゴキブリは生息しています。)
ゴキブリの幼虫は夏場を中心に育ちやすく、大部分は厳冬期までに死にます。
しかし一部は生き残り、翌年、産卵するため、幼虫であっても見かけたらすぐに撃退するようにしましょう。
ゴキブリは、温かくて湿気の多い場所を好みます。
天井裏、床下、排水溝、新聞紙や段ボール、植木鉢の下、流し台の下などで見かけることが多いです。
最近は暖房の普及や地球温暖化により、夏だけでなく年間を通してゴキブリが生息しやすい環境になっています。
ゴキブリの撃退方法7選

ゴキブリのいない快適な家にするには次の2つの対策が必要です。
- ゴキブリが入ってこない家にする
- 家にいるゴキブリを撃退する
ゴキブリは屋外から屋内に侵入してきますので、まずは侵入経路を防ぎましょう。
そして、家の中にいるゴキブリをすべて撃退すると、ゴキブリのいない家の完成です。
ゴキブリに困っている人は、次の撃退方法7選を試してみてください。
①玄関・ベランダからの侵入を防ぐ
玄関・ベランダは、人の出入りが多いので、その際にゴキブリが侵入してきます。
しかし玄関・ベランダへの出入りをしないは不可能なので、出入口をふさぐことはできません。
なので、玄関・ベランダにはゴキブリが嫌うにおいであるミント・ハッカ・柑橘系のアロマオイルなどを設置するとよいです。
また、ゴキブリ専用の忌避剤なども売っていますのでそちらを使ってもよいでしょう。
②窓からの侵入を防ぐ
ゴキブリは窓を閉めたとしてもわずかなスキマから侵入してきます。
窓は網戸をきちんと貼り、侵入を防ぐようにしましょう。
③排水溝・シンク下の収納からの侵入を防ぐ
キッチン周り、特にシンク下はゴキブリの侵入経路の代表です。
シンク下にスキマや穴がないかチェックしてみてください。もし穴があれっば隙間防止テープなどで埋めるようにしましょう。
④段ボールはすぐに処分する
段ボールの隙間は、ゴキブリが生息しやすく好む場所です。
通販などで送られてきた段ボールにゴキブリの卵がついていて、そのまま繁殖するケースもよくあります。
段ボールはできるだけ早く処分するようにしましょう。
⑤植木は置かないようにする
ベランダや、家の中に観葉植物などの植木を置いている家庭は少なくありません。
しかし、植物はゴキブリ引き寄せる原因となります。
植物本体が餌になるのはもちろんのこと、肥料たっぷりの土は卵を産み付けるのに最適な環境であり、受け皿の水を飲みに来ることもあります。
植木は置かないように心がけましょう。
⑥家の中を清潔にする
ゴキブリは食べこぼしや髪の毛、ホコリなどを好んで食べます。
こまめに掃除をすることで、ゴキブリの餌がない家にすればゴキブリも住み着きません。
⑦家にいるゴキブリを撃退する
ゴキブリ駆除のグッズは各社から沢山販売されています。
- 毒餌タイプ
毒の入った餌を食べさせて、卵や巣のゴキブリも退治する - 捕獲罠タイプ
餌でおびき寄せて、捕獲する - スプレータイプ
直接殺虫剤をスプレーして駆除する - 燻煙剤タイプ
部屋中に殺虫成分を充満させて駆除する
この中でもっともおすすめなのが、成虫にも卵にも効果がある毒餌タイプです。
毒は後から効いてくるので毒餌を食べたゴキブリは巣に帰ってから死にます。
ゴキブリは死骸を食べる習性があります。
そのため毒餌で死んだゴキブリを食べたゴキブリにも毒の効果があります。
また、毒餌の影響を受けたメスの卵にも殺虫成分が作用します。
このように、ゴキブリを巣ごと退治できる毒餌タイプは、家に潜んでいるゴキブリを一網打尽にできるのです。
まとめ
夏はゴキブリが出やすい季節です。
しかしゴキブリが出たからと言って殺虫剤で撃退するだけでは足りません。
まだ巣には、第2、第3の刺客が眠っています。
今回紹介した撃退方法7選を実践して、ゴキブリのいない快適な生活を送りましょう。