連続ドラマとして放送していた『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』がスペシャルドラマ、
『地味にスゴイ!DX 校閲ガール・河野悦子』
として帰ってきました!!
今回は二人の追加キャストがあるようです。
Lassyの新編集長役の二階堂 凛 の役として木村佳乃さん
Lassyの新編集長。
廃刊寸前のLassyを立て直すために現れた厳しく合理的な女性。
これまでも数々の雑誌を立て直しては去っていった、通称“渡り鳥”。
(公式サイト)
『ひよっこ』のお母ちゃん、お疲れさまでした。
幸人の新しい担当編集の橘 花恋 役として佐野ひなこさん
佐野ひなこちゃん♡可愛いと思ったらリツイート!pic.twitter.com/AoqDUUQMpg #佐野ひなこ
— 佐野ひなこ画像bot(高画質) (@hinako_gazou02) September 10, 2017
幸人の新しい担当編集者。
元々ファンだった幸人の担当者になれたことが嬉しくて、まるで世話係のように至れり尽くせり。
(公式サイト)
至れり尽くせりされたい・・・
二人とも良いキャスティングですね♪新たなヒロイン候補が出てきたということは、もしかすると、原作に忠実にアノ人と悦子の間にも恋愛感情が生まれてしまうのか・・・?ぶっちゃけ石原さとみボロンと脱がねぇかなとか思いますが、感想を書いていきたいと思います!
スペシャルドラマ感想
久々のドラマスペシャル『地味にスゴイ!DX 校閲ガール・河野悦子』で悦子が帰ってきました!
みどころは原作をどこまで反映させるかという点。
- 悦子と幸人の恋愛関係が終わってしまうのか?
- 悦子は校閲に戻るのか?
- 貝塚との恋愛を匂わせたりするのか?
なんていう原作の展開をドラマに採用するのかどうかでしょうね。楽しみです。
スタートからわかりやすい夢オチ。相変わらず石原さとみの早口は聞き取りにくいので微妙なシーンでしたが、ああ久々に石原さとみのドラマを見てるなぁという気分になります。夢オチの直後、幸人が明らかに同棲している雰囲気で寝起きのベットにあらわれてましたね。
この投稿をInstagramで見る
てか、いきなり愛の巣状態じゃねーか!?一発かましてるじゃねーか!?石原さとみと半同棲なんて3億の価値ですよ、3億。うらやましい。パコパコ半同棲生活ですね。
ちなみにスペシャルドラマから登場の二人。木村佳乃さんと佐野ひなこさん、二人共良かったですね~♪特に木村佳乃さんは女優としての風格がすごい!登場シーンから、ひよっこのお母ちゃん役の包容力のある優しい印象とはガラリと違った、強くてクールなキャリアウーマンとして存在感を示していました。
この投稿をInstagramで見る
また、佐野ひなこはいい乳してた。
さてストーリーの方ですが、校閲部はいいですね。ほのぼのする。間違えて戻った校閲部ですごい歓迎を受ける悦子の様子もコミカルで良かった。そのまま奥多摩の校閲にいく悦子、米岡、藤岩の三人。
この投稿をInstagramで見る
無駄と思える行動でしたが、その中で新しい企画を思いつき、編集長にやたらと気に入られた悦子は、パーティーやらパリコレやらと優遇されていきます。連続ドラマの時とは打って変わって藤岩さんと仲が良さげなのがいいですよね。
幸人の家で二股バッティングみたいな状況になってしまった悦子と新人編集・橘花恋。
無理している悦子が痛々しい・・・てか橘花恋はかなりイタい女だし、森尾の時と何も成長していない幸人もイタいな笑。
凹んで、言いたいことも言えないこんな世の中状態からマイナスの連鎖は続き、雑誌を廃刊にしてwebのみのラッシーを運営していく方針で真っ向から対立してしまい悦子はクビ宣告を受けます!ラッシーへの想いを語る悦子のセリフは胸にくるものがありました。
ギリギリのところでエリンギこと茸原に救われ、校閲部へ戻る悦子。この会社、マジで人事部の概念が存在しないパラレルワールドのお話のようですね笑。最終的には悦子の校閲で二階堂凛編集長と和解。ラッシーの廃刊はなくなり、幸人とも同棲し、雑誌に関わりつつ校閲をしていくことになりました。雑誌専属の雑誌校閲係という一見ハッピーエンドなのか良くわからない結果でしたが、結局、幸人との関係性は継続で大団円でした。貝塚、残念・・・
ただし、貝塚の名言は良かったです。
夢=天職ってワケじゃない。
その言葉って結構重みのある言葉ですよね。
今回は夢のラッシーに関わる仕事をしつつ、好きな校閲の仕事をするという悦子にとって一番幸せな結果になったので良かったですが、多くの人は夢と天職の天秤に苦しむのかもしれません。これらは原作でも主題になっていたところだったので、ドラマでも主軸にしているところにとても好感を持ってしまいました。
またスペシャルドラマがあったら嬉しいなぁ。
この投稿をInstagramで見る
最後に今回気になった点は3つほど
仲直りのシーンで二人が訳のわからない服を着ているからなんかあんま話が入ってこなかった問題
もうチカチカする
本田翼の喋り方、桃井かおり化してきている問題
この投稿をInstagramで見る
徐々に桃井化している
佐野ひなこいい乳してる問題
結局のところね、乳なのよ、乳 。
この投稿をInstagramで見る
でもやっぱりオシャレかどうかはよくわからん。
※以下、連続ドラマの感想
皆さんは『校閲』という職業をご存知でしょうか?
広辞苑によると、
こう-えつ【校閲】しらべ見ること。文書・原稿などに目をとおして正誤・適否を確かめること。
というように、文章のプロで細かい文章の不備を徹底的に洗い出す仕事をしています。そして、その校閲を題材にしたドラマが放送します。
それが石原さとみさん主演の『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』です。
キャストも素敵で題材も面白い!期待できそうなドラマですね!ってことで、原作小説との相違点を中心にドラマのネタバレ感想を書いていきたいと思います。
地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子
イントロダクション
おしゃれ大好き!スーパーポジティブ!河野悦子
夢のファッション誌編集者を目指し、出版社に入社。なのに、配属されたのは・・・・超地味~な校閲部。しかし、地味な仕事でも真っ向勝負!!
小説の些細な点が気になって舞台となる北海道に直行!
週刊誌が追う事件の真実を確かめに現場に潜入取材!
時には、矛盾点を作家に訴え内容を大幅に変更させる!
校閲の仕事を超えて大暴れ!
・・・あれ?この仕事、地味にスゴイ??? いえいえ、私がなりたいのはファッション誌編集者ですからッ!
今日もド派手ファッションという戦闘服に身を包み、校閲の仕事に立ち向かう!
仕事って、本気でやれば、超・おもしろい!
これは、夢を叶えた人にも、まだ叶えていない人にもエールを送るお仕事ドラマです。
出典:公式HP
原作の小説では、主人公の悦子は仕事を一生懸命にこなしてはいるが、校閲の仕事の面白さを感じるまでには至っていないように思えたので、イントロダクションの段階で、原作とはかなりかけ離れた内容になりそうですね。
何となくのイメージですが、ドラマ『HIRO』でキムタクが演じていた久利生検事のように、型破りな校閲をして問題ごとを解決していく話になりそうな予感。別に原作通りに作ることが大切な訳ではないので面白いドラマになってくれればいいですね!
音楽
主題歌は、栞菜智世(かんな ちせ)さんの「Heaven’s Door ~陽のあたる場所~」。聞くとメチャクチャポジティブになる感じがバリバリに出ている歌ですね。ポジティブすぎて、僕はちょっとクラクラしてしまう、笑。明るすぎて辛い…。
むしろオープニングテーマのchayさんの「12月の雨」の柔らかい雰囲気の方が個人的には好きだったりします。まぁ好みの問題ですよね。chayさんの歌はややレトロ感があって、逆に新しく感じられて聞いていて楽しいんですよね。
原作
原作小説は宮木あや子さんの『校閲ガール』という作品。続編(スピンオフの短編?)として『校閲ガール ア・ラ・モード』、さらに『校閲ガール トルネード(2016年10月発売)』になっていて、KADOKAWA・角川文庫刊から発売されています。また、『校閲ガール』に関しては文庫も発売されています。原作はとても面白かったですよ♪
メインの題名が『地味にスゴイ!』で副題のように『校閲ガール・河野悦子』が付いていると原作者として少し切ない気持ちになったりしないのでしょうかね?『校閲ガール』の方がキャッチーに感じるけどなぁ・・・。
キャスト
河野悦子:石原さとみ
ファッション大好きクセのあるハイテンションポジティブ河野悦子役は、ある瞬間から確変を起こして爆発的に可愛くなった石原さとみさん。男ウケが良すぎてヤバイですよね。ドラマでは洋服やバックなどの着用品も注目ポイントになりそうです。
折原幸人:菅田将暉
原作ではアフロ・・・果たして!?
元仮面ライダーは順調な役者さんに育ってますよ~。ダウンタウン好きということでそれだけで好感を持ってしまう。
森尾登代子:本田翼
原作では仕事が忙し過ぎて不健康そうな元読モの森尾。
役者の仕事が少しずつ増えてきている印象の本田翼。伸びしろですね。ちなみに同時期に映画『少女』にも出演してます!
■湊かなえ『少女』原作感想文:イヤミスの傑作は二つのテーマで最悪の読後感が楽しめる
今井セシル:足立梨花
お嬢様役の受付嬢の今井。
最近バラエティで大活躍の足立梨花さん!!個人的イチ押しです!
その他キャストはコチラ
本郷大作:鹿賀丈史(特別出演)
茸原渚音:岸谷五朗
米岡光男:和田正人
藤岩りおん:江口のりこ
尾田大将:田口浩正
波多野 望:伊勢佳世
佐藤百合:曽田茉莉江
青木祥平:松川尚瑠輝
正宗信喜:杉野遥亮
東山:ミスターちん
西田:長江英和
北川:店長松本
亀井さやか:芳本美代子
貝塚八郎:青木崇高
スピンオフドラマ
なんと、米岡と藤岩の二人が主人公のスピンオフドラマがHuluで配信しているようです!原作でも結構好きな2人なので嬉しいなぁ!!
スピンオフドラマ、Huluで配信スタートしています🍀
そして‼️今夜10時からは「地味にスゴイ!」第9話📺✨ 仕事に恋に自信を無くした悦子がどうやって復活するか…今夜も笑って泣ける胸キュン💕お仕事ドラマになっています✨ #地味スゴ pic.twitter.com/CGBQ97jo9X— 【公式】地味にスゴイ!DX 校閲ガール (@jimisugo) November 30, 2016
スピンオフドラマのタイトルは「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子…がいない水曜日」。
景凡社の問題児・河野悦子がお休みの日の校閲部を描いたインターネットオリジナル動画です。
その内容は…
独特の魅力で人気の校閲部メンバー、米岡光男(和田正人)と藤岩りおん(江口のりこ)。彼らがとある小説を校閲していると、その小説の内容がドラマのように脳裏に映像化される。さらに、なぜかドラマの登場人物は校閲部の面々で、その内容は間違いだらけ。突っ込みどころ満載のショートドラマに、米岡と藤岩がビシビシ“校閲”していきます!
第1話 視聴率12.9%
あらすじ
オシャレ大好き河野悦子(石原さとみ)はファッション誌の編集者を夢見て、今年も出版社・景凡社の中途採用試験の面接に臨み、ファッション誌の魅力と編集部で働く熱意を訴えた。
その夜、景凡社の人事担当から採用の連絡が来て、悦子は大喜び。しかし、悦子が配属されたのは念願のファッション編集部ではなく、原稿の誤字脱字や内容の間違い、矛盾がないかを確認する超地味な「校閲部」だった。しかも憧れのファッション編集部には高校時代の後輩・森尾(本田翼)の姿が。
入社早々、悦子は校閲部長の茸原(岸谷五朗)に猛抗議。そんな悦子に茸原は「仕事ぶりが認められれば、希望の部署に移れるかもしれない」と言う。その気になった悦子はファッション編集部への異動を目標に、校閲の仕事を頑張ろうと決意。さっそく、ミステリー小説の校閲を任される。
が、悦子の破天荒な校閲方法に担当編集者・貝塚(青木崇高)は大激怒。大御所作家の本郷大作(鹿賀丈史)から「この校閲をしたものを連れて来い」と呼び出しがかかっていると言う。悦子の初仕事一体どうなる?
一方、森尾は上司から命じられたイケメンモデル探しをする中で、ちょっと変わった大学生・折原幸人(菅田将暉)を発掘。同じ頃、悦子もまた、偶然出会った幸人に一目惚れ!ド派手なファッションの校閲ガール・河野悦子が仕事に恋に大暴れする!?
感想
いよいよ始まった校閲ガールですが、要所要所でファッションチェックみたいな映像が流れていて、主人公・悦子役の石原さとみの可愛らしさを前面に押し出している感じがおっさんにはチカチカするという根本的な問題が起こっていました、笑。まぁそのうち慣れますね。
原作での悦子のファッション狂いのイタさと、歯に衣着せぬ言葉使いを、石原さとみさんがいい感じで表現してましたね。可愛いキャラではなくて、進撃の巨人のハンジ役の時もそうでしたが、石原さとみさんは挑発的で攻撃的なキャラの方がいい演技をしている気がします。何にししても悦子が原作通り口が悪くて爽快、笑。貝塚にだけ早口でボロクソに言う感じはまさに原作通り!!髪型や衣装についてはかなり凝ったドラマになりそうな予感がすでにしています。
あと、岸谷五朗さんが演じる茸原渚音。通称エリンギがいい感じに素敵な上司でしたね。でもエリンギというあだ名では呼ばれないのかもしれませんね。エリンギ業界への配慮でしょうか?笑。ちょっとだけですが、米岡もオネェっぽい所が出てました。
第一話を見ただけの感想ですが、結構原作に忠実に作っているような印象ですよね。でも原作自体の量が少ないので、ドラマのオリジナルストーリーなんかも増えるとすると、後半はだいぶ違った印象の話になりそうな予感もします。ではどこが原作との違いも見てみましょう!
相違点
そもそも大きな違いとして悦子は小説ではすでに入社した状態から始まっていたのに、ドラマでは景凡社に入社する前の段階からスタートしてましたね。入社前から悦子を見せることで、視聴者が感情移入しやすい状態になってました。中途採用の面接での変人ぷりは原作通り!ネクタイピンとピアスのちょっとしたエピソードは追加されていましたけど、かえってそのエピソードで悦子の記憶力の凄さが発揮されていましたね。
他に細かい所だと、一階がたい焼き屋じゃなくておでん屋になってることと、家がそこまでボロくなくて小洒落れている事。これは、お仕事ドラマに欠かせない、後日談や相談事を語ったりする飲み屋の場面を兼ねているので効率的でした。
あと、藤岩りおん(江口のりこ)が文芸部ではなく校閲部になってましたね。原作では藤岩が文芸編集でパーティーにも出るのにダサいっていう設定が良かったのになとも思いますが、逆に校閲部に向いているようにも見えるので、ドラマにした時の校閲に関する説明者として藤岩の存在が必要になったといったところかもしれません。
驚いたのは本郷先生が離婚していたこと。ウソだろ本郷。ここも原作と大きく違いますね。原作では色男に見せかけた、ただの愛妻家だったりするので、原作であった「奥さん失踪事件」はドラマでは起こらないかもしれませんね。
最大の問題点として、折原幸人(菅田将暉)がアフロじゃないこと。なんてこった。アフロじゃない是永なんて是永じゃない!・・・とまで感情移入はしていないものの、できればそこはアフロであって欲しかったなぁ・・・。そして「やだぁ超絶イケメン!?」みたいな流れが逆にギャグに見える。菅田将暉って格好いいけど超絶イケメンではないよな、笑。
てか、折原幸人が森尾の家に行って同棲するのかよ!!?まさか森尾が恋のライバルになっていく流れとは・・・。あんまり森尾と悦子がバチバチする感じじゃないといいなぁ・・・。
バタバタと始まっていったドラマですが、原作との違いが今後はさらに増えていきそうなので、楽しみですね♪
第2話 視聴率11.2%
あらすじ
悦子(石原さとみ)は、幸人(菅田将暉)に一目ぼれして以来、彼のことが忘れられないでいた。
一方、幸人は、森尾(本田翼)の家に居候させてもらうことに。森尾は、幸人をモデルとして育て始める。
悦子は、人気ブロガー・亜季(ともさかりえ)の節約術ブログをまとめた書籍の校閲を任される。亜季の節約アイデアに興味を持った悦子は、自分が知っている節約術を、校閲した原稿に付け加えて編集担当の貝塚(青木崇高)に戻す。亜季は、悦子がアイデアを出してくれたことを喜び、自分の本に加えたいと言い出す。悦子は校閲としての立場を越えて、亜季の本について次々とアイデアを出す。
貝塚は困惑し、藤岩(江口のりこ)は「校閲は陰で支える存在だ」と悦子をたしなめる。しかし、悦子は聞く耳を持たない。そんな中、亜季の本に関する大事件が起こり…。
感想
第二話はカワイイ子キャラ全回の合コンのシーンからでしたが、これは原作でもありましたね。車好きの勘違いバカ男を知識で圧倒していた原作でもスッキリする楽しいシーンでした。ドラマで観れて嬉しい。
あと、リニアモーター牛も原作でありましたよね。なんか変わり者の是永って感じがしていいワードです。
今回のお話は人気ブロガー編。人気ブロガーの校閲は原作ではありませんでしたね。誰だろうと一瞬悩みましたが、ともさかりえさんですね。なんだか久々。節約ブログ本ってのも最近ではあるあるになってしまっている所がありますが、ドラマで追加するネタとしてはちょうどいい具合でした。でも、ダンボール映画館と人気ブロガーの娘の人形のボロさが悲しくってもう泣けてしまう。切ねぇ、笑。あのボロ人形にシール貼っておしまいってのもなんか泣ける。
そのブログ本に入れ込んで編集者まがいのことに手を出した結果、本業である校閲の仕事がおろそかになってしまうという今回の話でした。それを校閲部全体として乗り切ることで、悦子と校閲部の絆を深める要素も今回は盛り込まれていたようです。
てか、原作では悦子は口は悪いけど優秀な校閲者でしたよね。ファッションの件で熱くなり越権行為をしてしまった時くらいしかミスらしいミスがなかったのに、ドラマの悦子はちょっとミスが多すぎるなと感じてました。おそらくですが、ドラマでは悦子の成長の部分も描き出すという演出としてミスをさせているのかもしれませんね。
最後に校閲部の面々をしっかり見つめてお礼を言う悦子から、一歩成長した社会人の面影が見えました。
相違点
※『校閲ガール トルネード』は未読なので、そちらに掲載されているストーリーだったらスイマセン・・・。
まず、今回はオリジナルストーリーであるという点。ファッション以外のことでミスをする悦子のイメージはなかったですが、良いストーリーでしたね。
是永が自分の正体を悦子に明かしていないという点。これはこの先のストーリーに影響を与えそうですね。原作ではお互いの素性を知ることで距離が少し縮まった印象を受けたので、そこを分割することで、尺を稼いだのでしょうか?
少し気になるのが、悦子と森尾の関係性。原作では言いたい事は言うけど、二人の仲は良かったと感じていたのですが、ドラマだとなんだか森尾が嫌な奴に見えてしかたないですよね。なんでだろう?本田翼の演技の問題でしょうかね???
あと、小さなところですが、原作ではエリンギと米岡くらいしか個性がなかった校閲部の面々にそれぞれ個性がでていて、今後のストーリーにも若干影響がありそうなところもドラマならでは、かもしれませんね。
なんにしても流石に校閲の越権行為が面白かった、笑。第1話の時のネットの評判でも、あんな校閲ありえないと話題になってましたが、今回も同様の声が上がりそうですね。
こんな否定的なニュースもありますし、
ありえない!石原さとみ「校閲ガール」の“あの部分”を編集者がダメ出し | アサ芸プラス
逆にこんな好意的なニュースもありました。
石原さとみ「校閲ガール」放送事故レベルとか安易に言うな、ドラマをナメるな – エキレビ!(1/3)
ふむふむ。色々な意見が出てますね。僕としては、楽しければ何でもいいです、笑。そして、それがすべてだと思います。
でも是永の洋服はひどい。笑。なんだこの原始人みたいな服。
第3話 視聴率12.8%
あらすじ
悦子(石原さとみ)は、ファッションショーで幸人(菅田将暉)と再会。さらに彼女は、幸人が作家・是永是之だと知って、驚く。
そんな中、悦子は、米岡(和田正人)が担当していた人気作家・四条真理恵の小説の校閲を任される。米岡は、四条の大ファン。感情移入し過ぎる米岡にミスが出ることを懸念した茸原(岸谷五朗)が、担当を替えたのだった。
その後、悦子は四条から、自分で気付かなかった作品の中の矛盾を指摘したことを感謝される。実は、その矛盾を指摘したのは悦子ではなかった。悦子の知らない間に、誰かが四条のゲラに矛盾を指摘した付箋を貼ったのだった。悦子は米岡の仕業ではないかと考えるが、彼に聞いても、身に覚えがないという。
そんな中、悦子は、米岡と一緒に四条のトークイベントに出席する。そこには、なぜか藤岩(江口のりこ)が来ていて…。
感想
今回は藤岩さんにスポットが当たっている回でした。原作でも僕はとても好きな話です、楽しかったし感動してしまいました。四条真理恵と藤岩さんの関係性・・・良かったですね!
オープニングから招待されたファッションのコレクションにテンションが高い悦子。編集長と森尾がビジネスとして参加しているのに対して、悦子は好きすぎて冷静にファッションショーを見れてない感じが、今回の校閲の話と繋がっているようで何だか印象的でした。
てか、幸人ってば意外とソッコーで是永であることを悦子にバラしてましたね。しかも、何だかとても好意的!また原作で頻繁に登場していた、テツパンとかオシャカワなどのあだ名も出てきました。でも悦子は自分が呼ばれてるのを知らないってのが切ない、笑。
原作通り、四条真理恵の作品の校閲を担当して待ち会に行くのだが、藤岩さんがダサすぎるということで、手伝ってあげる悦子。プリティーウーマン的で劇的に変わる様は見ていて楽しいですね。ちなみに四条真理恵のマリエンヌという言葉ってたぶん、村上春樹のハルキストから来てますよね、笑。
幼い頃からのファンの作家 の校閲が空きすぎて逆にできないという感覚は ドラマを見ていても非常にやはり切ないものがありました。てか、今回の話、メチャクチャ泣ける。。。
相違点
今回は結構原作に忠実な話でした。それでもいくつか・・・
原作では幸人はそこそこなモデルで、東京ボーイズコレクションに出演していたのだが、ドラマでは女性が主役のコレクションの脇役として登場。
米岡が藤岩がマリエンヌであることを知らなかった。というか、二人がそもそもあまり仲良く描かれていないという根本理由も。あと、米岡と藤岩の過去を上手く入れ替えてストーリー調整してますね。
あと、四条先生まで、校閲した人に会わせてほしいと言い出してました。なんか、毎回会ってるな、笑。原作では担当編集なので待ち会に参加してましたが、ドラマでは校閲として参加。本当はあり得ないらしいですね、笑。
原作では藤岩は悦子のあだ名を知らずに、「おしゃれで可愛い」だと思って凹んでいたのに、ドラマでは「オシャレしてても可哀想」であることを逆に悦子に教えてあげる展開でした。でもいいシーンでしたね!
てか、一番の相違点は、原作だと結局一番好きな作家にしてあげられることがないという葛藤が切なく描かれていたのに、「好きだからこそやれることがある!キャピ♪」みたいになっていたのは少し残念だったかなぁ・・・まぁあまり切ない展開にするよりも楽しく明るい話のほうが良いのでしょうね。
この投稿をInstagramで見る
悦子のファッション。どっちも可愛いな。特に左。特に左可愛い。
第4話 視聴率11.2%
あらすじ
悦子(石原さとみ)は幸人(菅田将暉)に誘われ、二人きりで食事をすることに。幸人との初デートに、悦子は大喜び。
一方、森尾(本田翼)は幸人に、『Lassy』専属モデルに選ばれるために、是永是之の名で小説を書いていることを公表した方がいいと勧める。しかし、幸人は承諾しない。
そんな中、悦子は、人気女優・杉本あすかの自叙伝の校閲を担当。自叙伝の内容を確かめるため、悦子は彼女が幼少期を過ごした町へ。あすかの実家の周りを歩いていた悦子は、あすかの姿を隠し撮りしようとする男を発見。彼は、山ノ内というゴシップ誌の記者だった。その後まもなく、あすかに隠し子がいるというスクープ記事が発表される。その記事を書いたのは、山ノ内だった。スキャンダルの余波で、あすかの自叙伝は出版中止の危機に。あすかが釈明会見を開くと聞いた悦子は、思いもよらない行動に出る…。
感想
今回の話は杉本あすかという女優さんの物語のオリジナルストーリーでした。
自叙伝を出版しようとする国民的清純派女優のスキャンダルが発覚し、悦子が校閲した作品が発売未定になるという展開。会見に潜り込んで最終的に杉本あすかを抱きかかえて救急車を要求する姿がテレビに映り、あすかに同情が集まり好感度が回復して一件落着。最終的にはヒール役を買って出た山ノ内だが、その悪役の部分は悦子には伝わらなかったみたいですね。まぁ一種の賭けのような行動でしたからね。
ただ、ジャーナリストの山ノ内に関して思う。悦子のあの程度の説教で心を動かされるようならば、初めから嫌われ者としてゲスいことなんてしなければいいのに。ちょっと汚く生きようとするジャーナリストとしての信念が緩いと感じてしまった。信念ガバガバ山ノ内と名付けよう。
その他の部分で面白かった…というより勉強になったのは、ドリル校閲について。一見簡単そうな校閲に見えつつ、言葉の使い方、教育学、解答などの様々な角度からの校閲が求められるとのことで勉強になった。
あと、気のせいか悦子があまりファッション編集部へ移動したいと言わなくなってきたなぁと。公式サイトにも「仕事って本気でやれば面白い!」という仕事賛美が書かれているので、仕事に熱中していく様が描かれていくのでしょうか?個人的には最後までファッションに対して情熱を燃やす悦子でいて欲しいんですけどね。
相違点
オリジナルストーリーだったので違いというよりは、各キャラクターの印象について。
一つは編集の貝塚。原作1巻ではただ嫌な奴だったが、2冊目のトルネードで実は作家思いの不器用ないい奴であることが判明するのだが、ドラマでは当初から結構いい奴に描かれている気がする。特に今回、幸人に覆面作家を止めて、顔出しモデル&作家になることを説得してほしいという、森尾のなりふり構わない依頼を作家のために断る貝塚が妙に男前に思えてしまった。森尾の事狙ってるのにねぇ・・・。なんだか原作よりもわかりやすくいい奴になっていると思う。
もう一つはファッション編集部の森尾。原作では仲間感があったのに、ドラマだと悦子に対して引っ掛かりを持つ嫌な奴になってるなぁ・・・まわりの目を気にして、仕事に没頭できない自分と悦子を比べてうなだれているように見えますね。あまり悦子に対して人間的な葛藤を小説では語っていなかっただけに、妙に引っかかってしまいますね。不倫もしてませんでしたしね。
その不倫が終わることで、悦子の事をえっちゃんと呼んで、嬉しそうにしている幸人のクチビルを強引に奪った森尾。あまりこういう展開は望んでなかったんだけどなぁ…。あと、幸人のシャツの柄、相変わらずスゲーな、笑。
この投稿をInstagramで見る
今回の悦子のお洋服。右はもはや狩人にしか見えない。
第5話 視聴率11.6%
あらすじ
悦子(石原さとみ)は、イタリア在住の人気スタイリスト・フロイライン登紀子がイタリアで出版したエッセイの校閲を任される。登紀子がかつて『Lassy』で書いていたファッションエッセイの大ファンだった悦子は、大張り切り。ただし、今回の校閲は翻訳後の文字校正をするだけだった。
一方、『Lassy』では、男性専属モデルを決める読者投票を行うことに。ちょうど帰国予定の登紀子が投票ページに掲載するモデル候補のスタイリングを担当する。登紀子から幸人(菅田将暉)の撮影コンセプトを指示された森尾(本田翼)は、イメージに合った撮影用小道具を集めるため、街を探し回る。
一方、悦子は、あらゆる手段を駆使して登紀子のエッセイの内容を確認する作業を始める。
そんな中、登紀子が『Lassy』編集部を訪れる。登紀子は、森尾が用意した撮影用小道具を見て、センスがないと一蹴。森尾が苦労して集めたのを知っていた悦子は、登紀子の態度に黙っていられなくなり…。
感想
前回のラストの森尾と是永のキスから始まった第5話。どうなることかと見守っていたら、やさぐれ森尾を元気付けるだけで、話は終わったようです。ドキドキして損した。
今回は原作にもエッセイを通して少し出てきていたフロイライン登紀子がガンガンに登場しました。フロイライン登紀子って名前を何とかしてほしいけど、それはもう仕方ない。しかし、ドラマはかなり違った展開に…それは相違点で書きますね。
フロイライン登紀子はテレビ電話でざっくりな指示をしていなくなり、翌日その指示の結果に滅茶苦茶な文句を言ってました。森尾の頑張りを見ていたら「具体的な指示もしないで偉そうにしやがって!」と何故だかシンプルな感情移入をしてしまった、笑。『伝え方が9割』でも読みやがれ!
無駄が嫌いと言い続けていたフロイライン登紀子だが、悦子と森尾の無駄でも大切な仕事に対する姿勢で昔の自分を取り戻したようです。でも、なんか急に好い人オーラ全開になってるから戸惑うばかりですよ。さすがに変わりすぎじゃね?笑。スゲー力技に感じてしまったよ、ドラマオリジナルになると強引さを感じる場所がやっぱり多いですよね。
細かい設定だけど、セシルが外国語ペラペラなのは原作と同じでなんだか好感を持ってしまった。あと、森尾と仕事に対する考え方で喧嘩になってしまい、自信を無くしてしまう悦子がそれでも一歩進む際、おでん屋の大将である尾田大将に、「大将は仕事楽しい?」と聞き、「当たり前じゃないか」と切り返す大将のやり取りは勇気が湧いてくる素晴らしい脚本だった。いつも思うけど田口浩正さんていい役者さんですよね。
相違点
フロイライン登紀子のエッセイを校閲するのは原作同様でした。
でも、ガチッとフロイライン登紀子が仕事に絡んでくるのは意外。原作でも悦子はフロイライン登紀子のエッセイのファンでしたが、校閲の際に今の社会に求められている内容ではないのではないかと手紙を送ってしまいます。その手紙に対して校閲は河野以外で頼むとNGを出されて、悦子自身はファッション校閲に飛ばされてしまうという展開。そのまま凹みながら終わっていく厳しい話なので、そもそも根本的に違う話でしたね、笑。
あと、貝塚がなんでもかんでも口に出せば良いってもんじゃないんだぞと、よいアドバイスを贈ってました。しっかりと貝塚と話す場面は少ないのでオリジナルですね。でも、原作の悦子はそこまで考えなしで好き勝手に話してる訳じゃないんです。むしろ、口を悪くしているのはファッションの編集に行くために周りと馴染まないようにする為だったりしますからね。
てか、悦子が是永すでに告白しているじゃん!あまり進展してない原作とは大違いじゃないか!?こいつは楽しみだなぁ…と、そんな風にニヤニヤしてたら是永と森尾の同居がばれちゃったー。次回が余計に楽しみだ!
ちなみに…
この投稿をInstagramで見る
インスタで話題の石原さとみさんの画像がTwitterでもUPされてました。いやぁレトロでキレい・・・写真見るだけで萎縮しそうですね、笑。
㊗️インスタのフォロワーが15万人を超えました🎉 インスタで好評だった昭和レトロ写真、Twitterでも公開🍀 インスタでは悦子のファッションをたくさん載せています😊✨ 要チェック‼️ https://t.co/pDfCyJ4Kol pic.twitter.com/s3DYfCdUvO
— 【公式】地味にスゴイ!DX 校閲ガール (@jimisugo) November 3, 2016
第6話 視聴率13.2%
あらすじ
幸人(菅田将暉)が森尾(本田翼)と同居していると知った悦子(石原さとみ)。彼女は、恋人でもない女性の家に間借りをする幸人の感覚が理解できずに悩む。幸人がどんな人間なのか確かめたい悦子は、彼を尾行することに。幸人は、悦子を困惑させるような不思議な行動を重ねるのだった。
恋でモヤモヤする悦子、仕事では子供向けの新雑誌『月刊こどものべる』に掲載される小説の校閲を任される。その小説は言葉遣いが難解で、子供が理解できる内容ではなかった。悦子が編集担当の貝塚(青木崇高)に意見すると、彼は悦子に反発。
衝突する二人の前に、バイク便の男性が現れる。彼は、かつて作家志望で貝塚が担当していた桐谷だった。桐谷は、貝塚を恨んでいた。
そんな中、『月刊こどものべる』に掲載予定だった小説の作者が作品を引き上げると言い出して掲載できなくなり…。
感想
森尾と幸人が男女の同棲シェアハウスをしていたことが悦子にバレてしまい、修羅場を予感させて終わった前回のラスト。今回はその空気のまま修羅場鍋へ。無理して二人の言い分を受け入れたふりをしている悦子ですが、流石に無理をしている空気がダダ漏れでした。痛々しい…。
無理をする悦子は幸人を信じられず、仕事中にもかかわらず一日中ストーキング行為をします。ちょっと面倒くさくて猟奇的ですね。美人の猟奇性が爆発です。幸人は幸人でゲートボールをしたり、カラオケしたり、子供と腕相撲したりと奇行を繰り返します。そして、そのタイミングでウエイトリフティング・三宅宏実選手が登場して、引くほどの大根演技を見せてくれました。
明日から1週間、日テレは「カラダWEEK」🏃🏻💨
「地味にスゴイ!」には劇中にウエイトリフティングの三宅宏実選手が登場します🏋🏻♀️✨ 一体どんな役で登場するのか…お楽しみに📺✨ #地味スゴ #三宅宏実 #石原さとみ #菅田将暉 pic.twitter.com/jfJJ9iY7Qt— 【公式】地味にスゴイ!DX 校閲ガール (@jimisugo) November 6, 2016
ちょっと可愛らしかったですよね。めちゃくちゃ好感度高いです。全然関係ないけど、三宅選手って僕らのアイドル・エリーにちょっと似てるんですよね、笑。
第6話は『月刊こどものべる』の創刊にあたり、子供向けの楽しい話を校閲する話・・・のはずだったのだが、話はそう単純にはいかず、メインになる予定の作家が急きょ掲載を拒否。その代わりに貝塚が昔の作家志望の一人の話を掲載するために四苦八苦する話でした。
作家志望が登場して、貝塚が拾い上げるのは原作でもあったシーンですね。初めの印象が悪い分、格好いい役なんだよなぁ貝塚は。
それに比べて、全体的に石原さとみのキツい性格の演技って、なんか本当にキツく見えるんだよなぁ。例えば、深津絵里さんが同じ役柄をやったとしてもキツさの中に柔らかさを感じる気がするので、もうこれは本人の資質によるところが大きいのかもしれないと感じた。
あと、ここ数話では悦子よりも幸人の方が、向いている仕事とやりたい仕事のギャップに悩んでいるように見えますね。でも“向いている・向いてない”なんて誰にも判断がつかないことを自分に求めて、未来の可能性をつぶしてしまうのは勿体ないように思えてしまいます。
相違点
今回は結構オリジナル色が強く、原作の一部だけ拾ったような内容。
まず『月刊こどものべる』を創刊していく流れはありませんでした。でも面白そうな試みですよね。ちょっと読んでみたいし。それに伴って、かつて作家志望で貝塚が担当していた桐谷と久々に会った流れでしたが、原作では貝塚は常に新人作家の事も考えていましたよね。新人作家を売り出して失敗しても大丈夫なように、大物作家のご機嫌を取り営業として無理をしてました。
こうやって見ると原作の貝塚の方が格好いいな。ドラマの貝塚もいいけどね。
あと、ここまで森尾がグイグイくるとは思いませんでしたが、結構森尾が幸人に恋愛感情を抱いているなので、そこも大きな違いに感じられます。何となく幸人とくっつかないような気がしてきましたね。てか誰ともくっつかずに終わる雰囲気がしますよね。
本田翼さん、演技上手くなってますよね。次回からも期待です!
この投稿をInstagramで見る
今回の悦子の服。左は大理石みたいな柄。右は変人の民俗学者みたい。それなのに似合って見えるという奇跡…。
第7話 視聴率12.5%
あらすじ
悦子(石原さとみ)はかつて校閲を担当した大御所ミステリー作家の本郷大作(鹿賀丈史)から、雑誌に掲載するエッセイの校閲を頼まれる。
悦子が貝塚(青木崇高)とともに、会社を訪れた本郷を見送っていると、幸人(菅田将暉)と出くわす。悦子から本郷に紹介されて、動揺を見せる幸人。
本郷のエッセイには、彼がずっと昔に別れたきりの息子との思い出が綴られていた。悦子は、本郷が息子と一緒にラーメンを食べたエピソードの中に「ラーメンの具をスミレですくって」という記述を見つける。正しくはスミレではなく、レンゲのはず。本郷がこんな単純な間違いを犯すとは思えず、悦子は疑問を抱く。
そんな中、悦子は、幸人と一緒に食事をする。幸人がレンゲのことを指してスミレと呼ぶのを聞き、驚く悦子。悦子は、本郷もレンゲをスミレと呼んでいることを幸人に伝える。すると、幸人は意外な反応をする…。
感想
今回は作家の本郷大作と幸人の話。相違点のところで書きますが、ドラマでは二人が親子関係になっています。その事を幸人だけが知っており、悦子がそれにモヤモヤする話でした。「えっちゃん、大好きだよ」と真顔で言われて浮かれたり、その流れで帰っちゃう幸人に戸惑ったりと忙しい悦子。そんなところでもモヤモヤしてました。
本郷先生エッセイを校閲する悦子は、本郷先生の息子であることを打ち明けられずに悩んでいる幸人に、ガンガンに本郷先生の話題をしてウザがられてしまいます。『ウザがられる』って言葉を久々に使ってしまいましたが…。
自分の仕事を完璧にこなす為に勇気を持って仕事にチャレンジすることが今回のテーマのようで、貝塚は「Lassy(ラッシー)」に小説を載せるチャレンジ。米岡は作家さんに大幅な書き直しが必要な指摘出しをしてました。同様に、悦子は幸人の親子関係に踏み込むことで、自らの校閲を完璧なものにしようとしました。結局、本郷と幸人の間には深い闇はなく、感情面で折り合いがつけば素直になれたようですね。何にせよ円満なエンディングでした。あとスペシャルゲストとして蛭子さんが登場してました。どうでもいいけど書きたかった…笑。
今夜10時は「地味にスゴイ!」第7話📺✨ 本郷先生のエッセイを校閲していた悦子は、なんと幸人の闇に行き着いてしまう…⁉️
📸蛭子さんにご本人役でご出演いただきました🍀 重要な鍵を握っています⁉️ #地味スゴ #石原さとみ #蛭子能収 pic.twitter.com/2zZyvaOLaw— 【公式】地味にスゴイ!DX 校閲ガール (@jimisugo) November 16, 2016
ちなみに今回はファッションで気になるシーンが多くありました。米岡の休日出勤の格好が、左耳のピアスとパープルインナーのジェンダースタイルでした。いくら休日出勤でも、ちょっと格好が派手ですよね…。
あと、水族館デートの幸人の格好ってオシャレなのか?モノトーンのヒョウ柄とオレンジのタートルネック…。もはや僕にはオシャレのなんたるかはわかりません。
でも下ブルーで上ホワイトの石原さとみの格好はとても可愛かった。あと、前回仕事で吹っ切れた森尾が超カワイイ。吹っ切れたあとは、もう超カワイイ。森尾っていうか本田翼がカワイイ。
ちなみに今回は悦子が本郷先生に「校閲が天職」と言われてしまいます。自分がやりたい仕事と自分に向いている仕事のギャップはこの作品のテーマでもあります。『校閲ガール トルネード』に描かれているように、幸人は作家ではなくモデルの仕事に向いている。悦子はファッション誌の編集ではなく校閲の仕事に向いている。
ドラマでも、純文学を書いていた本郷先生がエロミス作家と言われることへの葛藤の有無が語られてました。しかし、『求められることに喜びを感じてそこを自分の居場所だと捉える』という考え方もあり、その考え方がこの先の悦子と幸人の将来を照らしてくれそうです。
相違点
ドラマオリジナルの相違点としては、幸人が本郷大作先生の息子という扱いになっていますね。これは大きな違いです。そもそも、本郷大作の存在自体が原作と大きく違っているので、その違いに便乗して、親子関係を成立させたのでしょう。
原作の本郷大作は女性遍歴が派手に見せかけた、ただの愛妻家だったりするのでそもそもの人物像が違います。一番都合よく変化したのが本郷大作先生かもしれませんね。
あと、今更ですが幸人がプロのモデルになりました。原作では元々プロモデルでしたから、ようやく原作に追いついた感じです。
次回はいよいよ原作の中でも激しめの話。ナイスな上司である茸原渚音(ショオン)の話のようです。原作よりもたぶん柔らかい表現になっているんだろうなぁ。原作だと刺されるしね。
この投稿をInstagramで見る
今回の悦子の洋服。全体的に華やかで落ち着いている。セントフォース感が出ている…。
第8話 視聴率12.7%
あらすじ
悦子(石原さとみ)は、恋愛小説家・桜川葵(伊藤かずえ)の小説の校閲を任される。茸原(岸谷五朗)は悦子に、葵は中途半端な仕事を嫌う厳しい人なので、いつも以上に全力で仕事をしてほしいと言う。
そんな中、校閲部に葵が訪ねてくる。茸原の姿を見つけ、いきなり彼に抱きつく葵。茸原と葵には、意外な過去があった。
仕事にも恋愛にも情熱的な葵に負けじと、悦子は全力で葵の小説を校閲する。一方、葵は悦子に指摘されたことを取り入れ、再校で大幅に内容を変える。
悦子は、また最初から校閲し直さなければならなくなるものの、めげずに取り組む。お互いの立場で激論を交わしながら、作品を作り上げていく悦子と葵。次第に、二人は意気投合するが…。
感想
前回は幸人と本郷先生の大団円で幕を閉じたが、イマイチ進展しない関係性に悦子が悩んでいる場面からスタート。今井セシルが幸人と悦子の身体の関係をガンガンに聞いてました。こういう遠慮のない感じがいいですね。足立梨花さんの演技は結構好きかもしれない。
ちなみに今回の話の冒頭で悦子と幸人がランチしていたのは、神楽坂にある『カナルカフェ/CANAL CAFE』でした。何度か行ったことがありますが、カナルカフェは雰囲気も素敵で料理も美味しい人気カフェですよね。お近くの方は是非!
さて、本編。今回は茸原渚音と作家・桜川葵の切ない話です。
茸原の下の名前が渚音(しょおん)というのは原作通り。いやぁしぉおんって何度聞いても面白いなー。わがままで全力で作品に取り組む作家・葵と過去に恋人関係だった茸原と十年ぶりに再会。そしてその葵の作品の校閲を悦子が担当するという流れ。原作では言葉では簡単に言い表せない、人と人の出会いと別れが描かれるのですが、やはりドラマではもっとポップになってましたね、笑。
悦子の全力の校閲に作家として全力で答える葵。ぶつかっているうちに、なんだか仲良くなっていく二人。ドラマを見ていて、葵と悦子が仲が良くなりすぎていて、そのうち悦子が刺されるんじゃねーかと思ってヒヤヒヤしてしまいました、笑。
最後は病気で倒れてしまう葵にも全力でぶつかろうとする悦子が描かれ、素晴らしい傑作が書きあがったようです。うむ。大団円…なのはいいのだが、僕はこの話に関しては、原作で書かれていたように2人だけのせつない物語になっている方が好きかなぁ…。
その他の小さな感想。
- 貝塚が森尾に告白したが、声が裏返った告白は良かったなぁ。
- 嫌な性格のお調子者に見えて実は不器用な貝塚らしかった。
- また、悦子の家で女子会?を行なっているのは原作で出てきたシーンでしたね。原作ではもっとキュウキュウな感じでしたが。
- あと藤岩が夫(原作では彼氏)をくーたんと呼んでいる設定がドラマでも生きていて嬉しかった。小さくとも、反映されている部分があると嬉しいものですよね♪
相違点
今回は結構大きな違いがありましたね。
原作ではシリアスの極みだった桜川と茸原の恋愛のやりとりはドラマではポップでしたね。相違点を箇条書きで。
- ガンで入院していた葵が、校閲部に普通に登場。
- 葵が刺したのは背中だったがドラマではお腹。しかも3mm。それはもはや薄皮だ。
- そもそも葵の小説を悦子は校閲しない。
- 桜川葵が病気で死なない。まあ…ドラマのテイスト的にはハッピーなエンディングになってしまいますよね…。本当は原作は薄暗く終わるところがいいんですけどね。
- 最後に葵と茸原が付き合ってるっぽく終わっている。ハッピーだなぁ…。
この投稿をInstagramで見る
今回の悦子のファッション。左のは家でトマトフォンデュしてた時の部屋着。うむ。パンチがきいてる。
第9話 視聴率13.2%
あらすじ
憧れのファッション誌『Lassy』の校閲を手伝うことになり、張り切る悦子(石原さとみ)。しかし、雑誌の校閲は普段やっている書籍の校閲とは勝手が違うため、苦戦する。
かたや森尾(本田翼)は『Lassy』の編集部員として大きな仕事を任されていた。そんな森尾の様子を目の当たりにして、悦子は校閲の仕事に劣等感を感じるようになる。
一方、悦子と幸人(菅田将暉)の関係は相変わらず、あいまいなままだった。そんな中、悦子は貝塚(青木崇高)から、森尾が幸人のことを密かに想っていると聞かされ、ショックを受ける。
恋愛もうまくいかない上に、仕事にもやりがいを持てなくなる悦子。彼女は、校閲部員たちを驚かせるほど地味な服装で出社したりと、すっかり元気を失くしてしまう…。
感想
まさかの夢オチかよ!!と思ったのも束の間、幸人って本郷先生と暮らしてんのかよっ!!とダブルでツッコンでしまいましたオープニング。でもなんか平和でいい。
今回は悦子が夢の『Lassy』の校閲に携わる話でした。あこがれの場所に行って張り切って臨んだのに、大きなミスをして凹みまくる悦子。地味な洋服に低いテンション。いつもの悦子とは別人のようになってしまいます。そんな悦子を幸人や校閲部の面々に励まされて復活する話でした。
見所としてはショックの為に地味な格好になってしまった悦子ですね。
地味な格好の石原さとみの方が可愛く見えるのが不思議。メイクも薄めでむしろ可愛い、え、可愛くない?いつもよりはるかに可愛いんだけどなぁ…。
この投稿をInstagramで見る
そうなってしまったのも『Lassy』の副編集長のキツさですね。でも、物言いはキツいけど副編集長の言っていることは、そんなに的はずれなことは言ってない気がします。まずは自分の仕事をフルにこなすというのは大切なことです。特にほかの仕事にヘルプで入る際は、普段よりも気をつけて仕事をしなければいけませんね。にしても、言い方はめっちゃきついけど、笑。
その悦子に凹みに連動するように、幸人が自らの取材で悦子を励ますシーンは素晴らしかったですよね。影で頑張っている人たちのことを忘れていたなんて――と反省する悦子に対して、幸人が言ったセリフ。
「メンテしている人たちの、存在を忘れるくらい当たり前に提供する。それが
当たり前を作っている人たちの目指していること」
いいこと言うなぁ。そして、縁の下の力持ちの役割の人たちにとってとても力強い言葉ですね。そしてそのいい雰囲気のまま悦子に告白する幸人。しかし、森尾に気を使って幸人の告白を即答出来ませんでした。勿体無い。チャンスなのに…。
でも、そのまま森尾の家に行って、思いの丈をぶつける悦子はまっすぐで素敵でしたね。森尾と悦子のふたりの会話もとても素敵でした。
「幸人より、先輩の方が好きなんだよ」
って言った時の森尾めっちゃ可愛いな。幸人よりも、先輩よりも、森尾の方が好きだわ。もう言ってて自分が気持ち悪いわ。引くわー。引く。てか森尾の後半の盛り返しがすごいね。
ラストは盛り返した悦子が『Lassy』編集部に行って言いたいことをしっかり言って帰ってきます。流石にいきなり電気を消して語り始めたときは引きましたが、最終的に元気に挨拶して去っていったので、スッキリなエンディングでしたね。
そのまま幸人に告白の返答をしてやっと二人が――なんて思っていたのに、急遽、森尾から悦子が『Lassy』に移動出来るとの連絡が入る。おお~来週はどうなってしまうのか!?非常に楽しみな引きでしたね!来週はいよいよ最終回!10分拡大スペシャルですよ!!
相違点
ここまでくるとオリジナル色が非常に強いので、相違点を挙げるのも難しいのですが、原作ではフロイライン登紀子の件での失敗で飛ばされるような形で、雑誌校閲にまわされていましたが、ドラマでは自主的に行っていましたね。
あと、おそらくですが、ドラマの森尾は転職しなそうですね。小説だと違うものを求めて転職してしまいますから結構大きな違いです。なんとなく幸人も作家ではなくモデルが向いていると感じて海外に行くという原作の展開ではなく、小説家としての道を進みそうです。
全体的に原作よりも平和なエンディングを迎えそうですな。明るくてそっちのほうがいいのかも。
ただ、最終回の展開は『校閲ガール トルネード』の内容に寄せてきそうですね。そこも踏まえて楽しみです!!
この投稿をInstagramで見る
今回の悦子のファッション。色味が素敵です。
この投稿をInstagramで見る
天使。天使です。
第10話 視聴率12.3%
あらすじ
『Lassy』編集長の亀井(芳本美代子)から、巻頭特集の企画書を書いてプレゼンするように言われた悦子(石原さとみ)。悦子に『Lassy』編集部に異動できる大チャンスが訪れる。
悦子は貝塚(青木崇高)から、本郷(鹿賀丈史)の盗作を訴える告発文が送り付けられたと知らされる。告発文の送り主は、“直木龍之介”と名乗るWEB小説家。直木は、自分が1ヵ月前に発表した作品と、発売されたばかりの本郷の最新作が酷似していると主張していた。
本郷は連絡がつかない状態で、真偽を確かめることができない。貝塚は、本郷の最新作と直木の作品を細かく検証すれば手がかりが得られるかもしれないと考え、校閲部に2つの作品の事実確認を依頼。悦子たち校閲部の面々と幸人(菅田将暉)は協力して、本郷の盗作疑惑を晴らすために奔走する。
一方、悦子が『Lassy』編集部に企画をプレゼンする日も近付いていた。そんな中、校閲部に何者かが侵入し…。
感想と相違点
さていよいよ最終回を迎えた『地味にすごい 校閲ガール 河野悦子』ですが、今までよりもさらに素敵な話でしたね。
最終回では、悦子の『Lassy』への企画提出と本郷先生の盗作疑惑が同時に発生してしまいます。盗作疑惑の締切と企画提出の締切がそれぞれ12月5日という同じタイミング。ようやく『Lassy』への移動の夢が叶いそうでテンション上がっていた悦子でしたが、そのタイミングで本郷先生の盗作疑惑と失踪事件が起き、ドタバタします。
経緯を追っていくと本郷先生の無実も晴れ、初校ではなく、再校と念校のあいだに盗まれたこともわかり、本郷先生の居所もわかります。
幸人には内緒で、本郷先生とヨリを戻していた幸人の母。隠された別荘で事件のことを聞いておおよその検討がつくものの、調査に協力的ではない本郷先生。どうやら犯人の目星もついているようで、おおごとにせず一人で犯人に会いに行きます。そのままメチャクチャ近すぎる尾行で本郷先生を追っていくと大学時代からの友人の家へ着きます。
愛憎が入り混じった大学時代からの友人。年齢を重ねた二人が語らうシーンは良かったですね。
「まだ夢の途中にいると思うと、この歳でもワクワクしてこないか?」
そんな言葉とともに、盗作疑惑は晴れてこちらの事件は解決――したものの、結局、本郷先生の盗作疑惑の件にかかりきりになっていた悦子は、『Lassy』の企画書にまったく手をつけておらず、結局森尾の企画を送ることに。
しかし翌日のプレゼンでは、その事を正直に話してしまった悦子。将来的に後悔するであろう事をその瞬間に見極めて正直になれるところは素晴らしいです。半端な自分を嘆く悦子でしたが、逆に目の前の校閲の仕事に真摯に取り組んだ悦子は本当にプロでしたね。
また、幸人も作家とモデル業の兼業が上手くいかず、モデルを止めて作家一本に絞ることに。その作品が完成し、悦子が初めての読者になります。作品の出来が良かっただけに、逆に自分が幸人に甘えてしまい、ファッション編集への夢を諦めてしまうかもしれないから、まだ付き合わないで待っていて欲しいと告げる悦子でした。幸人と付き合ったくらいで甘えてしまうような夢なら、さっさと諦めればいいのにとも思いましたが、何となくフワッとした程よい感じで終わりましたね。
最終的に幸人の書いた本『東京B‐SIDE』の文を引用するような形で、普段スポットライトが当たらない職業の人を応援していくエンディングでした。
相違点
大将と悦子の父親が知り合いで恩人という設定になってました。確かにそうでもしないと関係性がね。
原作では幸人は最後にモデルを選択していましたが、ドラマでは小説に専念することになりました。悦子もLassyなどのファッション誌の編集に移動することなく、企画書を提出する段階ではねられてしまっています。
原作のように夢やぶれて、それでも自分の道を歩んでいくというストーリーは、ドラマにするにはちょっと重すぎるのかもしれませんね。
ラストはカワイイ3連発!!!
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
全体の感想
少し辛口な感想になってしまうのですが、原作に比べて全体的にテーマが軽く世の中に受け入れやすいように作ろうとして、それが悪い方向に進んでしまったような印象のドラマになっていました。
頑張っても自分のやりたい仕事つけず、やっとその仕事をやれるようになっても向いていなかったりする。そんな社会人の葛藤がじんわりとリアルに描かれている原作から比べると、かなり明るくポジティブに作られていましたよね。
明るくポジティブな話なのは良いのだけど、原作に比べると「うぇーい」感が強くて、主軸になるべきテーマがぶれているような気がしてしましました。こう、ドラマ視聴者を少しだけ舐めてるような感覚とでも言うべきか…。
それでも、様々な職業の人たちを応援しているドラマで、自分の仕事に対して悩みを抱えている人たちの応援になるような作品だったのではないかと思います。最後の幸人の文章の引用が、このドラマを送りたい人たちで締められていたのも素敵でした。
夢を叶えていても、叶えていなくても
今の仕事に誇りを持って世の中を支えてくれている地味にすごい人たちに。
今日も。今この瞬間も普通に回っているように見える世の中には、目立たずとも大切な仕事をしてくれている人たちがいて、そういう人たちの存在を決して忘れてはならないということを思い出させてくれる。そんなドラマでしたね。
🎉クランクアップ💐
大好きな人たち、本当にお疲れ様でした🍀 天井の低いこの場所がこんなにも温かいところだったなんて。“地味に”は後からじわじわくるの意。放送が終わった今頃、このドラマが地味にスゴかったこと実感しています😭 #地味スゴ pic.twitter.com/GMvzxoiBIq— 【公式】地味にスゴイ!DX 校閲ガール (@jimisugo) December 7, 2016
綺麗に完結しているようなので続編はおそらくないと思いますが、何はともあれ、お疲れ様でした~~!!
なんて書いていましたが・・・なんと・・・
このたび続編が決定しました!!!
また、スペシャルドラマの予想と感想記事を書かせてもらいます!!