ボールペンのインクが出ない!そんな時の対処方法。

「さぁてメモでもとりますか!」と意気込んでボールペンでメモを取ろうとしたら「インクが出ない!」なんてことになったりした事はありませんか?

インクはちゃんと入っている。
しかしよく見るとインクとボールペンの先に謎の透明の液が!こんな困った状況時の対処方法をご紹介。

ボールペンのインクが出ない原因!

ボールペンで字がかける仕組みには重力が大きく関係しています。通常縦に書くボールペンは地球の重力へ引っ張られ下へ下へとインクが落ちてきます。
落ちてきたインクはボールペンの先についている小さなボールを回転させながら文字や絵となります。

しかし、ボールペンを保存する時に逆さまにしてしまったり横にしていると空気が中に入ってしまい、さらにその空気がインクより下に下がってしまうとペン先のボールとインクの間に空気があるのでインクは外に出れなくなってしまいます。

これがインクの出ない一番多い原因です。
その他には古くなってしまい固まってしまったり、ペン先が傷ついたり、ゴミが入ってしまった事が原因で出ない状態になってしまう事があります。

スポンサーリンク

ボールペンのインクが出ない時の対処方法!

今回は一番インクが出ない原因となっている空気が入ったケースについて紹介していきたいと思います。方法は主に3つで時間と遠心力と熱です。※以下対処方法は自己責任でお願いします。

▼ちょっと待ってみる。
今すぐボールペンを使いたいという方には合わない方法ですが、ペン先を下にしペン立てに指して重力でインクが落ちるように1日待ってみるのも手です。確立はそこまで高くありませんが、故障はしないので一番安全な方法です。

▼出ないインクを遠心力で押す。
遠心力を利用してインクをペン先へ押す方法です。一番簡単な方法は手で振り回す方法ですが、これがとんでもなく疲れます。しかも効果が薄い。効果が期待出来る方法として紐にくくりつけて振り回す、自転車の後輪にボールペンをくくりつけて後輪を浮かした状態でペダルを漕ぐ方法などがあります。

・こんな方法もありました

▼出ないインクを熱で出やすくする。
これが最もポピュラーな方法かもしれません。
ライターなどであぶるのが一般的らしいですが、故障する確立も高いとの事なので、ライターではなくお湯を使用するようにしましょう。沸騰させたお湯にペン先をつけるだけ。

インクが出る裏技とは

インクが出る裏技を、新たに調査しました!

身の回りの物で、簡単に試せそうです。

スポンサーリンク

ティッシュペーパーの摩擦

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

makomi(@ma_ko_mi)がシェアした投稿

ペン先が詰まると、インクは出ません。

そんなアクシデントに、身近なティッシュペーパーを利用する裏技です!

ティッシュを厚めに折り、その上にペン先を乗せてくださいね♪

そして、ゆっくりと擦ってみる!!

しばらく擦るうちに、インクが出る場合があるそうです。

なんでも、摩擦の力で詰まりを解消するそうですよ!

熱を利用する

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

クウネル(@kunel_magazine)がシェアした投稿

前項では、ライターや熱湯の熱さでインクを溶かすとお伝えしましたが、よく考えると、ちょっと危険です。

そこで、より安全な対処法は無いものか?と探しましたよね。

熱で溶かす方法には、ドライヤーの温風がおすすめです。

ドライヤーの風をしばらくインクにあてると、書けることもあるそうです!

なお、ドライヤーがボールペンを溶かす場合もあるので、意外やリスクが伴います。

ペン先が乾いた状態で、手の温もりを使って温めてみると書けるようになることもあるそうですよ。

除光液で溶かそう

ティッシュペーパーに除光液を浸け、ボールペンの先端を包み込み、そのまま10分固定!

インクに除光液が浸透し、溶かされ、再び書けるようになるそうです。

除光液の特性から、プラスチック製ボールペンには不向きです。

灯油に浸す

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

jun(@jun__tiki)がシェアした投稿

洗浄力が非常に高く浸透力にも優れた灯油を、ペン先にちょっと浸す。

詰まりが取れて、書くことが可能になるそうです。

ペン先に灯油が付着しているので、試し書きの際は綺麗にすることを忘れずに!!

インクに空気が入った場合

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

池田 有希子(@yukikoikeda)がシェアした投稿

ペン先を上向きにして使ったり、壁などに書く際に横向きに使ったりすると、インクの中に空洞が出来る場合があるそうです。

空気が入るとインクは出にくくなり、上手く書けなくなるとか。

そんな時は、ペン先にインクが落ちるように意識しながら、目一杯振ると良いそうですよ!

知っておくと便利です。

ボールペンのインクが出ない状況にならないために

上記した対処方法でもインクが出ない場合があります。やはり、一番大切なのは予防です。出来るだけ予防をしておけば無駄に使えないボールペンが増える事も少なくなります。まずは、保存に気をつけましょう。必ずペン先を下にするよう心がけます。気をつけなくてはいけないのはキャップ尽きのボールペン。キャップを上にしがちですが、ペン先にキャップがついていても必ず下に向かせて保存します。

また、最近では加圧式ボールペンというのも販売されているようです。これは、ボールペンのペン先がどこへ向いていようと圧がかかり、インクを押し出してくれるという優れものなので、空気が原因でインクが出ない!という不測の事態を回避する事が出来ます。

まとめ

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

@yachi0316がシェアした投稿


インクの寿命は、種類とメーカーにもよりますが、約3年を目安に。

使いこなすうちにインクの質も悪くなり、書きにくいと思った時、そこ替え時です!

替え芯をささっと交換で、ボールペンが復活しますし、新しいインクにすれば本体を捨てなくても大丈夫。

ただし、替え芯を選ぶ時にサイズを間違えないよう注意です!

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

スポンサーリンク