識名園 けが人続出の訳。園内のおすすめスポットも

沖縄の世界遺産である「識名園」

かつては、中国からの使節をもてなすために作られたという
回遊式の琉球王朝最大の別宅として知られていますね。

その「識名園」でけが人が続出するといった事態が
起こっているようです。

一体どういうことなのでしょうか…。

世界遺産 識名園 けが人続出の訳

なぜ、世界遺産にもなった「識名園」でけが人が
続出するのでしょうか。

http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/258261

識名園とは、「しきなえん」と読みます。

沖縄県那覇市にある琉球庭園の一つであり、
首里城の南にあったことから
別名「南苑(なえん)」ともいわれているようです。

建物自体は、第二次世界大戦のときに
ほとんど崩壊してしまったため、
現在の建物は、復元されたものです。

2000年に国の特別名勝と指定され、
同年の12月には世界遺産と認定されました。

そんな世界遺産である識名園で、現在、
けが人が続出しているようなのです。

そこには、琉球王朝時代の識名園を緻密に
再現したことが原因しているようです。

園内に張り巡らされた琉球石灰石で作られた石畳は、
趣がある一方で、雨の日には滑りやすく、また藻も生えやすいといいます。

また、石畳は直線ではなく、S字カーブであるようで、
足元をすくわれやすいといえますね。

2018年の4月の1ヵ月だけで2人のがけがをし救急搬送をされています。

2016年にも骨折などのけが人がでているようです。

足元を気にすると、頭上の岩で頭を打つといった
危険な箇所が多いようですね。

かねてから、園を管理する作業員や観光客から
足元が悪く危険な場所が多いので、
改善してほしいといった声が上がっていたといいます。

けがをした人たちは、いずれも園が指定している
順路にてけがをしているようです。

国の名勝、そして世界遺産である識名園ですが、
車いすでの来園は非常に困難といいます。

確かに、車いすでなくとも足を滑らせたり、
捻挫をするようですので、危険ですね。

特に、海外からのクルーズ船や高齢者の来園が増えている現在、
早めに対策を取ったがいいといえますよね。

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識名園 アクセスについても不安の声

識名園へのアクセスも実は、不便なのです…。

識名園へは、モノレールだけでは行けないのです。

バスやタクシー、レンタカーでの移動が必要になります。

そのため、比較的観光客も少なくゆっくりと回れるという
利点もありますが…。

一年を通して、観光客の多い沖縄で、車や人の少ない道は
ここであっているのかといった不安を煽ってしまう場合もありますね。

車やタクシーを使うと、首里城から約10分ほどの距離だといいます。

せっかく、沖縄観光に行くなら、識名園も見たいですよね!!

識名園へのアクセスはやはり車かバスなようです。

・バスでのアクセス方法

2番 識名・開南線
3番 松川新都心線
4番 新川おもろまち線
5番 識名・牧志線
14番 牧志開南循環線

識名園への最寄バス停は、「識名園前バス停」
バス停を降り、約5分ほど歩くと世界遺産、識名園へ到着です。

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・タクシーの場合

ゆいレール乗り「首里駅」で降ります。

そこからタクシーで約10分で移動するといった方法もあります。

首里城を見た後に、タクシーで10分なので、
移動はタクシーでという方法が時間も短縮できて、
いいかもしれませんね。

開園時間にも注意が必要です。

開園時間・閉園日

4月~9月:9:00~17:30
10月~3月:9:00~17:00

閉園日:毎週水曜日

・観覧料

大人:400円
子ども:200円

未就学児と保護者が同伴の子どもは無料

・住所

沖縄県那覇市字真地421-7

識名園 園内のおすすめスポット!

識名園へ行くからには、思いっきり楽しみたいものですね。

識名園をどのように楽しみましょうか?
王道である歴史と伝統を楽んだり、
植物や生き物と触れ合ったり、
静かな空間でリフレッシュしてくださいね。

識名園を楽しむためのおすすめスポット


識名園といえば、回遊式庭園です。

池の周りを回遊するように歩きます。

その回遊式庭園は日本の文化ですが、
池の中に建つお堂や建物は中国風であったり随所に
中国の文化を感じられる建物が見られ、
日本の文化と中国の文化の見事な融合が随所で見られます。

育徳泉

何百年もの間、湧き続けている育徳泉です。

池の源泉でもあります。

琉球石灰岩で作られた独特な技法で、組み合わされていて
きれいな曲線美にも注目です。

石橋

心字池にはいくつものアーチ形の石橋がかかっています。

水面に映るアーチ形は見ものです。

この池にかけられた橋は中国式で、折衷が楽しめますね。

六角堂

池に浮かぶ東屋です。

御殿(ウドゥン)

いわゆる識名園の「母屋」です。
赤瓦の建築様式は、琉球文化を思わせますね。

御殿には、15もの部屋があり、かつては中国からの
使節をもてなしたといいます。

心字池や六角堂がよく見えます。

識名園には沖縄ならではな植物や生物も見ることができます。

植物や生き物を観察しながら識名園を楽しむのもいいですね。

また、歩いて、ちょうどいい間隔で休憩のできる場所である
御殿や六角堂、勧耕台などがあります。

識名園でのけが人が続出していますが、
気を付けて観光を楽しんでくださいね。

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