【パクリ】チェイスと元ネタを比較・検証!盗作ドラマと言われる理由とは?

Amazonオリジナルドラマチェイス」が
パクリ・盗作ではないかという声がネット上に上がっています。

そこで、どこが盗作と言われるのか?

 

両者のストーリーを比較・検証しました。

 

そして、チェイスが「偶然の一致」ではない、

決定的証拠を掲載しています。

最後までお読みください。

 

(17:22追記)

※チェイスのプロデューサー、四宮隆史さんは

盗作元と騒がれている清水さんの著作を

「出版当初から読んでいた」ことを認めました。

(続きの追記は本記事末尾にて)

チェイスの盗作元と言われている本は?

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まず、盗作先と話題になっているのが、

新潮社から出版された清水潔氏の著作

『殺人犯はそこにいる 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件』です。

これは小説ではなく実録ノンフィクションの本になります。

日本テレビ番組の報道記者である清水潔氏が

足利事件(北関東連続幼女殺人事件)を

追っていくという内容のノンフィクション実録です。

 

現在、新潮社はAmazonドラマチェイスに中止要請を送っています。

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【比較元】チェイスの盗作元と言われている本のあらすじは?

ジャーナリストの著者は、

足利周辺の地域で、類似の未解決幼女誘拐事件が

4件も起こっていることに注目しました。

 

何かがおかしいと感じた著者は、

足利事件の「真相」を突き止めることを決意しました。

 

その調査の結果として4件の真相究明をすすめるうちに

一人のある人物の影が浮かび上がります。

その人物の影を追っていくうちに、

著者はついに、今服役中の人物は、冤罪で逮捕されている

という真相に辿りつきます。

 

ただし、その真実が見えた時

様々な権力の影・国家の黒い闇に触れることになります。

司法当局によって、複数の証言・目撃談が

隠蔽されていた事実が、著者自らの足を使った生身の調査によって、

明らかになってきたのです。

 

著者が真犯人にたどり着いたのは

目撃談の外見と資料ファイルを照合した結果でした。

その果てに「真犯人」を突き止めるところまで行きました。

そして、「真犯人」の様々な具体的特徴が浮き彫りになっていきます。

 

著者は、その真犯人の居場所を割り出し、

その行動を追尾して、撮影にも成功しました。

 

著者はその真犯人は、小学生ほどの女の子に声をかけたり

手を繋いだり会話をしている様子を確認し、その様子を撮影もしました。

そして、当時の目撃者にも真犯人を見せた所

似ているという証言も得ることが出来ました。

 

そして、ついに決定的証拠が浮かび上がることになります。

……議論の中心となっていたDNA鑑定鑑定の結果、

「犯人」のDNAとして上がっていた証拠と

その「真犯人」のDNA鑑定が完全に一致したのです。

 

ただし、ここからが本当の闇の始まりでした。

著者は、その事実を捜査当局に伝えました。

 

しかし、そこからがこの事件の本当の闇との戦いの始まりでした。

 

国家ぐるみの大きな闇が

著者のジャーナリズム活動に激しく妨害を加え始めます。

 

報道機関に圧力がかかり

その情報まるごと隠蔽するような

大きな勢力が動き始めたのです。

 

そのなかで、著者は一人のジャーナリストとして、

ジャーナリズムとは何か、

報道とは何かといった

テーマに葛藤し、苦悶することになります。

以上がチェイスが盗作・パクリと言われる理由です

いかがでしょうか……ものすごく似てますよね?

 

話のあらすじと、ドラマのストーリーラインがほぼ同じなのです。

同じ事件を扱ったとしても、果たしてここまで一致するでしょうか?

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ここが盗作?チェイスと元ネタが同じところを比較・検証

チェイスの大雑把なストーリーラインから

先程のあらすじとの類似点をまとめてみます。

 

・主人公がジャーナリスト

・冤罪事件に対する調査を始めるきっかけ

・前後の4件が未解決になっていることに不信感を抱く

・その疑問から、調査を始めるというシチュエーション

・そこから、服役中の人物が冤罪ではないのかと気づく

・DNA鑑定鑑定を疑う

・別の犯人がいるのではないか、という可能性に至る。

・真犯人を突き止める一連の流れ

・未解決事件の検証の結果として、真相を究明する。

・真犯人を突き止めた後の、国家権力ぐるみの隠蔽

・国や社会機構の隠蔽との戦い

・ジャーナリズムは何か、報道は何かというテーマ

 

そう、ストーリーの大枠だけ取り出してみても、
さらに、話の根底に流れるテーマを見ても「明らかに同じ」なのです。

さらに、ドラマの中で使われているセリフまで

著書のセリフと全く同じ箇所があるのです。

これは、全く無関係とは考えられないでしょう。

盗作と言われてもやむを得ない問題だといえます。

 

まとめ:【盗作疑惑】チェイスと元ネタを比較・検証!パクリなのか!?!

このように、大きなストーリーラインを比較しても

類似点が多すぎる両者ですが

ただし、大きく違う点があります。

 

『殺人犯はそこにいる 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件』

の著者である清水潔氏は遺族の気持ちを思いやって、

この本の映像化のオファーがあったときも、あえて断ってきました。

 

チェイスの脚本家・プロデューサーに対して、

それをドラマ化し、あまつさえエンターテイメント化している、

と、ネットからは非難の声が轟々と上がっています。

 

チェイス制作サイドの真意を予想してみると……

 

①あえてドラマにしても、この事実を多くの人に知ってほしいという

正義感を感じて確信犯的に行ったのか

 

あるいは、

 

②ドラマの元ネタとして面白いと思い、この本を引用(盗用?)したのか…

 

それとも、本当に、「偶然の一致?」なのでしょうか…。

 

しかし、そうではないことを裏付ける一つのツイートが出ています。

 

【追記】チェイス盗作は「偶然の一致」ではない!決定的ツイート!

 

この四宮隆史氏は、弁護士でもあり、

また、企画のプロデューサーでもあります。

チェイスの盗用はこの人物が手を引いているというのが

ネット上の主な見解です。

 

その真意については未だ明らかにされていません。

 

偶然の一致とは、もはや考えづらい類似点の多さですが、

しかし、もしも

①あえてドラマにしても、この事実を多くの人に知ってほしいという

正義感を感じて確信犯的に行った

 

のであれば、その目的は成功しているといえるのかもしれません。

これで世間の目は、嫌がおうにでも、

足利事件とその「真犯人」に注目が集められることになります。

 

今後の公式発表に注目が集まります。

 

(追記)現在、新潮社はAmazonドラマチェイスに中止要請を送っています。

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(17:22)追記:チェイスは「偶然の一致」ではないことが確定

四宮隆史氏が今回の騒動を受けて、公式発表を残しています。

 

四宮さんは、清水さんの著書『殺人犯はそこにいる』は出版当初から読んでいたと認めつつも、「チェイス」については「足利事件に限らず、未だ解決の目処が立たない未解決事件を、未解決のまま放置しておくべきではない」「未解決のまま放置される背景には、国家権力による不当な隠蔽があるのではないか」といった問題意識を、架空の連続ドラマという形で表現したものと説明。

「清水さんの功績は賞賛と尊敬に値するものである」としたうえで、「私自身としては、勝手ながらリスペクトする清水さんから名指しでお叱りを受ている現状は重く受け止めなくてはならず、未解決事件の真相解明に向けた動きの一助になれば、との想いがはやり過ぎたかもしれないと反省しております」と反省の弁を述べています。今後について四宮さんは、「私なりの想いと信念もあり、この作品に取り組んで参りましたので、そのことを直接お伝えしたく存じます」と、清水さんと直接会って説明をしたい考えを明かしています。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171231-00000021-it_nlab-sci

 

この発表の中で、国家レベルの問題に対する問題意識が先走って

今回のドラマ化に及んだという意図を明かしています。

 

 

動機が何であれ、

当然、著作権侵害や盗作と言った行為が

安易に容認されていいことになるとは言えません。

 

ネット上でも、このコメントに対して

「卑怯な開き直りだ」

「結局横から全てをかっさらう行為だ」

「遺族の気持ちを考えていない」

という批判の声も多数上がっています。

 

とはいえ、結果的には、今回のドラマ化から

この盗作疑惑にまつわるこの騒動が

この足利事件(北関東連続幼女誘拐殺人事件)

の知名度を向上させる効果は合ったのかもしれません。

 

この発表・声明に対して、著者の清水さんがどう反応するのか……

 

それが、国民の警察機構の信頼性に対する

注目を集めることにもなるでしょうし、

 

本事件の知名度向上と真相究明にも、

少なからず、影響をおよぼすことにもなるかもしれません。

 

今後の動きにも、要注目です。

元ネタの本に興味の湧いた方はこちらから。

こちらが最新情報になります。

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