ドラマ・チェイス中止要請!新潮社のパクリ元と比較検証。ネットの声は

Amazonドラマチェイスに、新潮社から正式に中止要請が来ました。
どこがパクリなのか?
それを比較検証しながら今回の騒動の足取りをたどると同時に
この件に対するネットの声をまとめていきます。

チェイス盗作・パクリ疑惑のまとめ

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コチラの記事から引用しつつ

今回のパクリ騒動の顛末を見ていきます。

まず、盗作先と話題になっているのが、

新潮社から出版された清水潔氏の著作

『殺人犯はそこにいる 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件』です。

これは小説ではなく実録ノンフィクションの本になります。

日本テレビ番組の報道記者である清水潔氏が

足利事件(北関東連続幼女殺人事件)を

追っていくという内容のノンフィクション実録です。

そして今回、新潮社から

Amazonドラマに放映中止の申し立てが来ることになったというわけです。

 

では、どこがパクリだったのかについて

具体的に解説を加えていきます。

 

まずは、上記の本の内容を簡単に追っていきましょう。

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【比較元】チェイスの盗作・パクリ元と言われている新潮社の本のあらすじ

ジャーナリストの著者は、

足利周辺の地域で、類似の未解決幼女誘拐事件が

4件も起こっていることに注目しました。

 

何かがおかしいと感じた著者は、

足利事件の「真相」を突き止めることを決意しました。

 

その調査の結果として4件の真相究明をすすめるうちに

一人のある人物の影が浮かび上がります。

その人物の影を追っていくうちに、

著者はついに、今服役中の人物は、冤罪で逮捕されている

という真相に辿りつきます。

 

ただし、その真実が見えた時

様々な権力の影・国家の黒い闇に触れることになります。

司法当局によって、複数の証言・目撃談が

隠蔽されていた事実が、著者自らの足を使った生身の調査によって、

明らかになってきたのです。

 

著者が真犯人にたどり着いたのは

目撃談の外見と資料ファイルを照合した結果でした。

その果てに「真犯人」を突き止めるところまで行きました。

そして、「真犯人」の様々な具体的特徴が浮き彫りになっていきます。

 

著者は、その真犯人の居場所を割り出し、

その行動を追尾して、撮影にも成功しました。

 

著者はその真犯人は、小学生ほどの女の子に声をかけたり

手を繋いだり会話をしている様子を確認し、その様子を撮影もしました。

そして、当時の目撃者にも真犯人を見せた所

似ているという証言も得ることが出来ました。

 

そして、ついに決定的証拠が浮かび上がることになります。

……議論の中心となっていたDNA鑑定鑑定の結果、

「犯人」のDNAとして上がっていた証拠と

その「真犯人」のDNA鑑定が完全に一致したのです。

 

ただし、ここからが本当の闇の始まりでした。

著者は、その事実を捜査当局に伝えました。

 

しかし、そこからがこの事件の本当の闇との戦いの始まりでした。

 

国家ぐるみの大きな闇が

著者のジャーナリズム活動に激しく妨害を加え始めます。

 

報道機関に圧力がかかり

その情報まるごと隠蔽するような

大きな勢力が動き始めたのです。

 

そのなかで、著者は一人のジャーナリストとして、

ジャーナリズムとは何か、

報道とは何かといった

テーマに葛藤し、苦悶することになります。

と、ここまでがチェイスのパクリ元と

言われている本のあらすじになります。

 

この内容を受けながら、

ドラマ「チェイス」との類似点を列挙していきましょう。

チェイス、パクリ・盗作元とのストーリー比較

チェイスの大雑把なストーリーラインから

先程のあらすじとの類似点をまとめてみます。

 

・主人公がジャーナリスト

・冤罪事件に対する調査を始めるきっかけ

・前後の4件が未解決になっていることに不信感を抱く

・その疑問から、調査を始めるというシチュエーション

・そこから、服役中の人物が冤罪ではないのかと気づく

・DNA鑑定鑑定を疑う

・別の犯人がいるのではないか、という可能性に至る。

・真犯人を突き止める一連の流れ

・未解決事件の検証の結果として、真相を究明する。

・真犯人を突き止めた後の、国家権力ぐるみの隠蔽

・国や社会機構の隠蔽との戦い

・ジャーナリズムは何か、報道は何かというテーマ

 

そう、ストーリーの大枠だけ取り出してみても、
さらに、話の根底に流れるテーマを見ても「明らかに同じ」なのです。

さらに、ドラマの中で使われているセリフまで

著書のセリフと全く同じ箇所があるのです。

 

このような類似点に対して

ネットからは放映当初から

「この内容って…パクリでは?」と騒がれていました。

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チェイスと新潮社の本が致命的に違う一つの点。

 

そんなチェイスですが、

新潮社の本とは致命的に違う

1つの点があります。

 

それが、下記のとおりです。

 

『殺人犯はそこにいる 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件』

の著者である清水潔氏は遺族の気持ちを思いやって、

この本の映像化のオファーがあったときも、あえて断ってきました。

 

チェイスの脚本家・プロデューサーに対して、

それをドラマ化し、あまつさえエンターテイメント化している、

と、ネットからは非難の声が轟々と上がっています。

 

このように、遺族の気持ち、そして

現在も最高裁で戦いを続けている方の気持ちを考えて

あえて映像メディアに露出させることはせず

書籍と言うかたちで世に問うたのが

新潮社と著者の姿勢でした。

しかしながら、Amazonドラマチェイスは

話題の俳優を取り上げながら

エンターテイメント作品にしてしまいました。

 

そこに避難が殺到しています。

 

 

 

そして今、新潮社と著者は

Amazonドラマに正式に

配信中止を申し立てる書面を出しました。

 

Amazonがどう対応するのかに

注目が集まります。

 

この問題についてのさらなる詳細は

コチラの記事からご覧ください。

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