吉岡聖恵さん第一子出産!いきものがかりの結成から今後の活動まで

2022年10月21日に「いきものがかり」吉岡聖恵さんが第一子を出産したことが、オフィシャルサイトで発表されました。

出産の発表は、所属事務所の「株式会社MOAI」と「吉岡聖恵さん本人」からです。

どちらにも出産日や性別など詳しい情報は書かれていませんが、日ごろの応援のお礼と「無事に出産をし、今後も状況を見ながら活動して行くので温かく見守ってください」という旨のメッセ―ジが書かれています。

吉岡聖恵さん、ご出産おめでとうございます!

いつもきれいな伸びのある声で、すばらしい曲を聴かせてくれる「いきものがかり」。

いきものがかりはここ近年、「放牧」のため休業したり、メンバーが3人から2人になったり、ちょこちょこと変化をしていたようです。

ところで、「いきものがかり」が組まれた経緯や、活動状況、それになぜあんなに歌がヒットするのか、気になりませんか?

そこで、以下のことを調べて、まとめてみたいと思います。

  • 「いきものがかり」が結成された経緯
  • 活動状況とメンバーの状況
  • 次々と歌がヒットする理由

「いきものがかり」が結成された経緯

いきものがかりが結成された経緯を次の2つに分けて解説します。

  1. 初めは水野と山下の2人で結成
  2. 吉岡聖恵が加入し、男女3人組になる
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初めは水野と山下の2人で結成

いきものがかりは1999年2月に結成されました。

結成当初は、水野良樹と山下穂尊の2人だけのバンドで、この二人は小学校からの同級生です。

2人でバンドを組んだのは、山下の方が、路上ライブからデビューをした「ゆず」にはまり、自分たちもバンドを組まないかという話を水野に持ちかけたことがきっかけです。

2人は、小学校から高校までずっと一緒の学校でしたが、同じクラスになったことが2回だけで、それも二人とも覚えていませんでした。

しかし高校になって、2人とも部活に入らず家も近かったので一緒に帰るような仲になり、2人ともピアノやギターを演奏できることから、バンド結成の話になったのです。

話を持ち掛けた山下は、小学校3年の時からピアノを習い、中学生のころからギターにも親しんでいました。
曲作りは水野に影響されてするようになったそうです。

一方、水野も幼稚園から高校までピアノを習っていました。

ギターについては、小学校の先生がギターで音楽の授業をしていたことでギターに興味を持ち、練習して、小6のお別れ会の時は「Mr.children」の曲を舞台で弾き語りするまでになり、高1のころから曲作りも始めています。

また、水野は、高校生の時「グルーピージャック」という別の6人組バンドも組んでいました。

「いきものがかり」というバンド名は、2人が同じクラスだった小学校1年生の時、2人とも「生き物係」だったことを山下が思い出してつけられた名前です。

この2人のいきものがかりは1999年2月に結成され、本格的に活動を始めたのは、4月12日からです。

活動というのは、小田急小田原線の相模大野駅の駅楓で路上ライブをすることでした。

しかし、ゆずのカバーをする男性の2人バンドが増えてきて、他と同じじゃつまらないと思った2人は、「女性ボーカルを1人真ん中に入れ、自分たちが後ろでギターを弾けば、女子高生だけでなく男性や高年齢層の方たちも見に来てくれるのではないか」と考えるようになったのです。

吉岡聖恵が加入し、男女3人組になる

水野良樹が高校生の時に結成していた6人組バンド「グルーピージャック」のメンバーの中には、吉岡聖恵の兄もいました。

そのバンドで女性ボーカルを探していた時に、水野は吉岡から妹を紹介されました。

ある日、吉岡聖恵は兄から電話で呼び出され、相模大野駅前の路上ライブに突然参加することになりました。

それがきっかけで「いきものがかり」に加入し、男女3人のグループになったのです。

吉岡聖恵は小さい時から歌が好きで、小・中学生の時は合唱部に所属し、高校時代は放送部と軽音楽部、バトン部に所属し、JUDY&MARYの歌を歌う「ジュディマロ」というバンドを組んでいました。

そして昭和音楽大学短期大学部を卒業しています。

子どものころから合唱をしていて高校の時は放送部にも入っていたので、口を大きく開けて発音ができ、滑舌も良く、歌詞もとても聞きやすいのですね。

水野と山下は、吉岡聖恵の歌声について「癖がなくどんなキャラクターにも染まれるから、自由に曲が作れる」と評していたとのことです。

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活動状況とメンバーの状況

山下穂尊と水野良樹、吉岡聖恵の男女3人組になったいきものがかりは、その後どんな活躍をするのでしょうか。

活動状況(結成からメジャーデビューまで)

「いきものがかり」が結成されたのは、1999年のことですが、メジャーデビューをしたのは、2006年3月15日で、「SAKURA」という曲でした。

そこで、結成からメジャーデビューをするまでの経緯をまとめています。

  1. 3人のユニットを結成後は、本厚木駅や海老名駅周辺で路上ライブを続ける
  2. 2000年、水野と山下の大学受験のため活動・路上ライブを休止する
  3. 2002年の春、山下と水野は1年の浪人後大学入学、吉岡聖恵も大学に入学し、活動再開を計画山下と水野が活動再開を図るも、吉岡聖恵は「歌いたくない」と断固拒否。(音大に入学したが、得意なはずの歌が通用しなかったという理由)再開を断固拒否する吉岡を水野が約1年説得を続けるが吉岡の気持ちは変わらず、逆に吉岡が怒り出す始末だったが、山下の説得には1日で応じたという。それは、水野が吉岡を説得している間、山下は湘南の海やカラオケなどに誘い吉岡の気持ちをほぐしていたので、説得に応じやすかったから、とのこと(吉岡談)
  4. 2003年2月、活動再開。サポートのバンドメンバーも募り、路上だけでなくライブハウスでもライブを行うようになる。ライブハウスでのワンマンライブにキューブ(芸能事務所)のスタッフが来店
  5. その後も神奈川県の厚木市や海老名市を中心の活動を続け、2003年8月にインディーズアルバム第一弾を発売(インディーズアルバムとは大手(メジャー)ではない小規模なレコード会社から発売するアルバムのこと)
  6. 2004年、キューブに所属
  7. 2006年3月15日、エピックレコードから「SAKURA」でメジャーデビュー

活動状況(デビューから現在まで)

メジャーデビューをした「SAKURA」という曲がヒットし、その後もたくさんの名曲を出した「いきものがかり」。

現在までに33曲がリリースされ、その中でも、オリコンチャートで5位以上になったのは下記の曲です。

  • 「HANABI」(5位)
  • 「ブルーハート」(3位)
  • 「プラネタリウム」(5位)
  • 「気まぐれロマンティック」(4位)
  • 「ホタルノヒカリ(5位)」
  • 「YELL/ジョイフル」(2位)
  • 「ノスタルジア」(3位)
  • 「ありがとう」(2位)
  • 「キミがいる」(4位)
  • 「笑ってたいんだ」(5位)
  • 「いつだって僕らは」(4位)
  • 「ハルウタ」(4位)
  • 「風が吹いている」(3位)
  • 「笑顔」(5位)

なんと14曲も5位以上になっています。

5位以下でも「帰りたくなったよ」や「歩いて行こう」はとても有名になっていますね。

2016年に32曲目のシングル「ラストシーン/ぼくらのゆめ」という曲をリリースしたあと、2017年1月5日から2018年11月1日まで「放牧」という名目で活動を休止しました。

放牧中も水野は楽曲を作って他の歌手に提供し、吉岡聖恵もカバーアルバムを発売するなど個人での活動は行っていました。

2018年11月3日から「集牧」ということで、活動を再開し、2019年、ファンクラブ限定ツアーが開催されました。

2020年9月から11月にかけては「全国ツアー」が行われる予定でしたが、新型コロナウイルスのために中止となりました。

2021年6月に、「Yakultみるみるプレゼンツ いきものがかりのみなさん、こんつあー」というライブが開催されました。

メンバーの状況について

2021年年6月、今後山下が作曲や執筆に取り組むという理由で、「いきものがかり」を脱退し、メンバーが水野と吉岡の二人になりました。

https://ikimonogakari.com/

2022年6月に、(2020年8月に一般男性と結婚した)吉岡聖恵が妊娠していることを公表し、2022年10月21日に第一子出産が公表されました。

水野さんからも吉岡聖恵の第一子出産を祝って、ツイッターで、「よかった、よかった。皆さん、あたたかく見守ってくださり、ありがとうございます。今後とも、グループともどもよろしくお願いします。」というメッセージを寄せています。

次々と曲がヒットする理由

いきものがかりの楽曲は、シングル曲が33曲リリースされていますが、そのうちの30曲は水野良樹さんが作詞作曲を手掛けていて、「いつだって僕らは」「ハルウタ」の2曲が山下穂尊さん、「GOLDEN GIRL」という曲は吉岡聖恵さんが作っています。

3人とも作詞作曲ができて、才能の塊ですね。

私自身は、いきものがかりの曲をすべて知っているわけでありませんが、街でかかっていたり、自分が見るドラマの主題歌やCMでかかったりする曲はいくつか知っていて、とても好きになります。

そんな自分の意見とネットで調べてみた情報などをもとに、いきものがかりの曲が大ヒットする理由を考えてみました。

下記のようにまとめてみました。

  • バラード調の曲はメロディラインがきれいで癒される
    「ありがとう」「帰りたくなったよ」「茜色の約束」「歩いて行こう」「YELL」など
  • 元気をもらえる曲が多い
    「ジョイフル」「歩いて行こう」「風はふいている」「ハルウタ」など
  • ボーカルの吉岡さんの歌う歌詞がはっきりしていて、声がまっすぐでよく通って聞きやすい
  • ドラマやアニメの主題歌、CMなどに使われていて、番組の内容と歌詞や曲調がリンクするので、心に残りやすい
  • 若い人が共感でき歌いたい曲があれば、高齢の方でも共感でき歌える曲もある

というところかと思います。

まとめ

吉岡聖恵さん、第一子ご出産おめでとうございます。

このニュースを機に、「いきものがかり」について調べてみました。

いきものがかりは・・

  • 最初、山下と水野の2人でしたが、後で吉岡が加わり男女3人組の「いきものがかり」が誕生したこと
  • 路上ライブやライブハウスで活動をしていたこと
  • メジャーデビューは2006年でデビュー曲は「SAKURA」だったこと

と、デビューまでのいきさつがわかりました。

その後は30曲以上シングル曲をリリースしましたが、ドラマやアニメの主題歌、CMで使われることが多く、どの曲もヒットしています。

そのヒットの理由は、「癒され曲」「元気が出る曲」が多いことや、吉岡聖恵の声がまっすく伸びて歌詞もわかりやすいこと、老若男女の人が共感できる曲があるということだと思います。

皆さまはどう思われますか?

これからは水野さんと二人の活動になりますが、出産・育児が落ち着いたらまたいい曲を届けていただきたいですね。

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