西郷隆盛どん、「右腕怪我」の壮絶すぎるエピソード。【薩摩ヤバイ…】

大河ドラマ西郷どんで、

西郷隆盛右腕怪我した

エピソードについての話題が集まっています。

 

史実と照らし合わせながら

西郷隆盛の右腕が負傷した理由となる

二つの説について。

 

そして、西郷隆盛の人柄についても

解説していきます。

西郷隆盛どんの右腕が怪我したエピソード①「仲裁説」

西郷隆盛についてのまとめはこちらから

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実は、西郷隆盛が右腕を負傷して

右腕が動かなくなったエピソードは

二種類伝わっています。

 

そのうちの一つがこちらの

「仲裁説」です。

 

天保10年(1839年)、郷中(ごじゅう)仲間と月例のお宮参りに行った際、他の郷中と友人とが喧嘩しそうになり喧嘩の仲裁に入るが、上組の郷中が抜いた刀が西郷の右腕内側の神経を切ってしまう。西郷は三日間高熱に浮かされたものの一命は取り留めるが、刀を握れなくなったため武術を諦め、学問で身を立てようと志した 。

https://ja.wikipedia.org/wiki/西郷隆盛

このように、友人を守るための仲裁で

怪我をしたという説です。

 

それにしても薩摩は、

異国が攻め入る前にも

すぐに刃傷沙汰になる

お国柄だったのですね。

 

幕末を描いた小説

「竜馬が行く」の

司馬遼太郎氏は

薩摩藩のことを

「秘密主義の戦闘民族」

と評しています。

 

「戦闘民族」という言葉が表すように

血気盛んな気風だからこそ

江戸時代の終わりの中で

倒幕の旗頭になっていったのです。

 

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西郷隆盛どんの右腕が怪我したエピソード②「暴漢に襲われた説」

もう一つ、西郷隆盛に伝わる

右腕怪我の説がこちらです。

 

襲った傍観は西郷が属する郷中組織(ごじゅうそしき、薩摩藩独特の組織で、5、6歳から20歳前後の者が自主的に集団学習する制度)とは別組織の者で、口もきいたことのない者(一説には友人)何の恨みか、暴漢は鞘のまま打ちかかり、その勢いで刀身が鞘走って西郷の右肘を斬ってしまいました。しかし、西郷は刀を抜かずに相手を溝にたたき込んで帰ったといいます。この負傷が原因で西郷の右腕は伸びなくなるというアクシデントに見舞われますが(参考文献 日本の百人「西郷隆盛」)。

ウィキでは、月例のお宮まいりに行った際、他の郷中の者と西郷の友人が喧嘩をし、西郷がその仲裁に入るも、上組の郷中が抜いた刀が西郷の右腕内側の神経を切ってしまったとあり、右腕の負傷までの経緯がだいぶ違います。

西郷を負傷させた者がどうなったかはわかりませんが、郷中教育の掟で、「抜いた刀は鞘に納めるな」「斬ったなら裁きを受けずに自栽せよ」という非常に厳しいものであり、おそらくはその者は掟に従って自栽(自殺、切腹)したのかもしれません(西郷が刀を抜かなかったのは、この掟を守ったから)。

西郷隆盛が子供の頃、喧嘩で腕を怪我したと…

暴漢がいきなり

切りつけてくるということも

恐ろしいですが、

 

「抜いた刀は鞘に納めるな」

「斬ったなら裁きを受けずに自栽せよ」

 

という薩摩藩の風土も

総毛立つ物があります……。

 

自らの手で始末をつける

その薩摩の誇り高さが

幕末の時代を大きく変える

一つの原動力だったのでしょう。

 

新たなる西郷隆盛どんの「右腕」

いずれにせよ、西郷隆盛が

右腕に障害を負っていたことは

間違いない史実のようです。

 

そして西郷隆盛は

剣客としての道を諦めざるを

得ませんでした。

 

とはいえ、そんな西郷隆盛にあった最大の力、

それは「人望」でした。

 

大久保利通と言った

「竹馬の友」を始め

様々な優秀な人間が

時に友として、時に右腕となり

西郷隆盛を支えます。

 

しかし、最大の友、大久保利通との間には

ある時代から亀裂が生じ始め

二人の友情は悲劇で終わることになります…。

 

そんな二人の友情劇は

間違いなく「西郷どん」でも

大きな見どころの一つとなるでしょう。

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まとめ:西郷隆盛どんの右腕怪我の壮絶すぎるエピソード。【薩摩ヤバイ…】

いずれのエピソードにしても

現代の平和な日本の常識では測れない

過激な時代だったことを表すエピソードです。

 

このような時代背景を知っておくと

大河ドラマ「西郷どん」の世界観が

より立体的に味わい深く楽しめるでしょう。

 

筆者のオススメとしては、

西郷隆盛も登場する

司馬遼太郎の小説「竜馬が行く」や

あずみの作者

小山ゆうが書いた漫画、「おーい、竜馬!」

などもおすすめできる幕末作品です。

 

西郷どんで幕末の時代に惹かれた方は

是非チェックしてみてください。

 

また、西郷どんを見る前に、こちらもおすすめです。

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なお、西郷隆盛の子孫で

「西郷どん」にも西郷桜子役で出演している

西郷真悠子さんについては

こちらの記事で御ご覧ください。

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同様に、西郷どんのキーパーソン

「岩倉具視」はこちら。

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「共感力」あふれる西郷隆盛どんの人柄はこちら

西郷どん主演の西郷隆盛役

鈴木亮平さんは、西郷隆盛のことを

「共感力」がとても高い人と称しています。

 

西郷隆盛のように

共感力のある、

愛される人物の秘密は

こちらの記事に書かれています。

□人を援助することを好む
□暖かく、穏やか
□協調性が高い
□計画や目標設定にはあまり関心がない
□決断を迫られるのは苦手
□人の心を察するのが得意
□直感的に物事を決める
□感情にもとづいて判断する
□危険なことや、リスクを冒すのは苦手
□人との関係が何よりも大事

→こちらも合わせて読まれています。

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また、豪胆な指導者としての性質は

コントローラータイプでもあります。

 

西郷隆盛の指導力に惹かれる方は

こちらもあわせて読んでいます。

□行動的、野心家。エネルギッシュ
□自分の思い通りに状況が動いていることを喜ぶ
□決断力に優れている。
□威圧的、高圧的で、支配的
□目の前の人との関係より、仕事での成果を重んじる
□起業家タイプで、独立心・自立心が強い
□正義感が強く、悪とみなした相手には攻撃的にでる
□行動の速度が早い
□保身的な臆病さを嫌う
□正直でストレート
□自分の内面や感情に目を向けるのは苦手
□人の話を聞かないで、結論を早く出そうとする。

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