「今までで一番高価なプレゼントです!」
ご満悦の表情でBMW納車式の会見を行った市川海老蔵さん。
今年の12月6日に37歳の誕生日を迎えた海老蔵さんは、BMW社から最新の電気自動車、お値段なんと560万の「BMW i3」をプレゼントされました。
海老蔵さんは普段貰うプレゼントはケーキとか花とかがほとんどで、子供の頃に貰ったおもちゃが一番高価だったのを覚えてる。
今回のプレゼントは桁違いだ(!)と驚きを隠しきれない表情で納車式に現れた。
ですがこのプレゼント、、、結構なお値段の為「芸能人だから?」「宣伝のため?」とネットユーザーはなぜ海老蔵さんがBMW i3をプレゼントされたのか不思議に思う声がチラホラ…
実はこれにはBMW社と歌舞伎の深いワケがあったようです。
BMW AG(バイエルン発動機株式会社)
ドイツのミュンヘンに本社を置く、自動車メーカーのBMW。
日本でも高級車として知られてるため、富裕層に人気の車種ですね。
高級車と言えばイギリスのロールスロイスもあるが、このロールスロイスも実はBMWの傘下なのです。
他にも子会社に「MINI」や「BMW Motorrad」などがあり40年間黒字という優良な株式会社。
優秀な会社が次々と潰れていく中、この業績は天才的とも言えるのではないでしょうか。
そのBMW社だが、本社が実に面白いユーモア溢れる形をしていたので紹介しますね。(画像をお借りしました)
エンジンのシリンダーを4つ組み合わせたような形をしており、「Four Cylinders(フォーシリンダー)」と呼ばれてる。
*BMW本社画像
同じくドイツの高級車と言えば「メルセデスベンツ」が有名。
ベンツは日本では高級車のイメージが強いが、実際はバスやトラック、ダンプカーなどの一般の車両としても用いられてる。
値段も幅広く約280万円から5700万円クラスまである。
このメルセデスベンツはBMW社のライバルとも言える存在で、ことあるごとに比較される。
かつてのBMWは性能向上に力を入れてたため最新の電気仕掛けや性能を第一に取り組んでいた。
それが元でトラブルを頻繁に起こしており、また部品の交換周期も短かく、かつ高価だったために一般的には敬遠されていた。
それに比べメルセデスベンツはユーザーの安全性重視の姿勢が強く、今までの熟成した技術を信頼し安全で故障しにくい車作りに力を入れた。
そのため地元のタクシー会社はBMWに比べ圧倒的に安全性重視のメルセデスベンツの採用を好んだ。
しかし近年では、世界での信頼性が高い日本の部品メーカーとの取引が進んだり、開発を様々な国籍の人が携わるようになったため、安全性の品質では大きな改善が見られるようになった。
安全なメルセデスベンツと最新のBMW。
あなたはどっちが好みですか?
また、BMW社の設立は以外と古く1917年。
再来年に100周年を迎える歴史ある会社です。
近年では環境を意識した電気自動車にも力を入れており、海老蔵さんにプレゼントしたBMW i3も最新の電気自動車でしたね。
で、今回プレゼント(BMW i3)した理由は、どうやら “歴史ある”と”最新の車”がキーワードようです。
「六本木歌舞伎」にBMW社が協賛!
2015年2月3日から18日に海老蔵さん出演の「六本木歌舞伎」がEXシアター六本木で公演されます。
この舞台は同じ出演者の中村獅童と「何か新しいことにチャレンジして行かないと」と歌舞伎新時代を築き上げようとのおもいから生まれた、一風変わった “新しい歌舞伎” です。
脚本は宮藤官九郎、演出は三池崇史と歌舞伎の舞台には異色とも言える両者が作り上げます。
江戸に現れた謎の宇宙生命体を正義の味方が対退治するというどこか現実離れした舞台のようです。
今までの歌舞伎に飽きてる方や歌舞伎初心者にはオススメです。
気になる方は是非!
で、ナゼBMW社が六本木歌舞伎を協賛したかと言うと・・
今回の「六本木歌舞伎の舞台内容とBMW社が向かう方向性が合致した」からだそうです。
歴史ある歌舞伎だが形にとらわれず、数々の新風を巻き起こしている海老蔵さんに対して、BMW日本法人の代表取締役社長・ペータークロンシュナーブル氏は、
「六本木歌舞伎という長い歴史を持つ歌舞伎に新風を起こす市川氏と、2016年に100周年を迎え、今なお先進的な技術に挑戦するBMWのコンセプトは一致する。
このため、BMWは六本木歌舞伎を協賛し、市川氏にi3をプレゼントすることになった」
とコメントした。
たしかにBMW社も次世代に向けての電気自動車などをどんどん開発していってる。
(BMWが発表した新型車種などの紹介は記事の後半で)
お互い歴史もあるが、未来に向けて枠にとらわれず新しい事にチャレンジしていく事が共感できたようですね。
そんな理由があったわけで今回の協賛とBMW i3の車両プレゼントに至ったわけです。
海老蔵「妻も喜びます。」
今回のプレゼントは車両のみならず、海老蔵さんの子供(れいかちゃん・かんげんくん)にも配慮した二つのチャイルドシートと、リサイクル可能な素材でできたバック、キーケースカバーも一緒にプレゼントされました。
*車両プレゼント
*チャイルドシートプレゼント(お値段7万円)
*エコバック(お値段1万8千250円)
東京駅八重洲口のBMW Group Studioにて行われた納車式では、
「人生の中で最大のプレゼント、チャイルドシートも付いているし言葉がないくらい嬉しい。
エンジンを掛けた(編集部注:システムのパワースイッチをONにした)ときに静かだったのに驚いた。
クルマのフロント部分も可愛いし、妻も喜びます」
と車好きの海老蔵さんはプレゼントされたBMWに満足している様子でした。
さらに、
「出かけるなら家族でお台場に行き、雷門を経由して、歌舞伎座のある銀座でお茶をしたいですね」
ともコメントしてました。
興奮冷めやらぬ海老蔵さんは、イグニッションをオンにしてしまい報道陣の前で車両を動かしてしまうというハプニングも!?
続けて、歌舞伎に関しても、
「歌舞伎は400年の歴史があるが従来にとらわれず新しい試みも必要。
『地球投五郎宇宙荒事』などの新しい取り組みが海外のBMWさんの目に留まったのは嬉しい。
日本の隅々はもちろん、世界中に歌舞伎を見て欲しい」
と、「歌舞伎を世界に」との熱い思いも語ってくれました。
最後に誕生日を迎え37歳になった事にも
「年齢にとらわれることなく励みたい」
と締めくくった。
『BMW社が市川海老蔵の誕生日にi3(値段560万円)をプレゼントした理由とは?』・まとめ
BMW社はどうやら海老蔵さんの”精神”に共感したようです。
はじめはナゼBMW?
ともおもったのですが理由を聞いて納得しました。
歌舞伎俳優とBMWのコラボレーション。
それぞれの世界で新しい時代を作り上げようとする先駆者的存在の二者は進んでる方向性が同じだったようです。
皆様も納得されましたか?
ですが誕生日プレゼントで車(お値段560万円)は一般人からするととても高価なプレゼントの気がしますが、一般人ではない海老蔵さんなら妥当なのでしょうね。
今回も最後までご覧頂きありがとうございました。
BMW社の最新情報!
・LED式街灯と一体化した充電ステーション
電気自動車の普及があまり進まないのは充電ステーションの設置に多額の費用が掛かるだけじゃなく都市景観を崩しかねないと言う理由がある。
そんな問題点を払拭したのが今回BMW社が開発した「街灯一体化充電ステーション」である。
*近未来を想像させる新しいスタンド
これなら街灯を設置するだけなので景観を崩す心配もないし、多額の費用も掛からない、画期的なアイデアと言えるでしょう。
利用後はスマホのアプリ経由での清算になるようです。
値段はまだ未定だが、来年以降は試験的にBMW本社があるミュンヘンで試されるそうです。
これにより電気自動車が一般的に普及するきっかけになる事でしょう。
・BMW i8
今回頂いた同じ「i シリーズ」だがこちらは更に進化が進み、 i3のスポーツカータイプと言えばわかりやすいだろう。
値段も1917万円と少々張るが、機能性、燃費、外観を見るとその値段でも納得してしまいそうな車種である。
・BMW2シリーズアクティブツアラー
今までに見られなかったファミリーカータイプの新型車。
BMWと言えば、低めの車高に長いボンネットの特徴を持つセダンタイプのイメージが強いが、今回の新型は車高を高めに取った車内は広々、小型のハッチバック車でファミリー層向けだ。
今までのBMW愛好者には受け入れにくい形なんじゃないだろうか?
だがそれが今回の狙いだった。
日本法人のペータークロンシュナーブル社長は、「全く新しい顧客層を狙っていく」と強気な発言。
恐れずに新しい事に挑戦していく姿勢はやっぱり海老蔵さんに似ている気がしますね。
協賛したのも納得するコメントでした。(お値段494万円)
・BMW i3やi8にも使用された「炭素繊維」
車種の軽量化のためカーボンファイバーを使われてるのはよく知られてる話だが、このカーボンファイバーいわゆる「炭素繊維」の原料となる「ナノ炭素材料」は電気や熱の熱伝導率が高いなど優れた特性を持っているため世界的に重宝されてます。
その「ナノ炭素材料」を農家から出る廃棄物で作り上げると言う研究が進んでおり、結果的には環境に優しい循環型社会が実現するのではとも言われています。
BMWでは現在 i3 、i8のボディーの骨格に使われてる。