小池百合子『希望の党』結成メンバー14人の顔ぶれ

小池百合子の『希望の党』結成メンバー

「日本をリセットするため」と、ついに国政にも進出するだろう小池百合子東京都知事。

また新党である『希望の党』の代表でもあり、今後は都政だけではなく国政の改革にも取り組んで行く事が予想されます。

そんな小池さんが代表を務める希望の党はどのようなメンバーが参加しているのでしょう。

民進党や自民党から、またその他の党を離党した議員や無所属の議員など14人が結党のメンバーとして設立の記者会見に参加しました。

今回はそんな希望の党の結党メンバーの顔ぶれをまとめてみました。

小池百合子が代表を務める『希望の党』とは?

以前から小池新党と囁かれてた希望の党とは、若狭勝氏が代表を務める政治団体日本ファーストの会が前進である国政の新政党です。

新党が結成されるのは以前から公表されてたのですが、小池さんは当初参加する予定ではありませんでした。

「都政に集中したい」との事で、国政の進出には否定的だったのですが、急遽新党(希望の党)を立ち上げ、自らが代表に就くとの会見には大勢の人が驚いたのではないでしょうか?

結成会見では14人の国会議員が参加し、プロモーションビデオが流れた後に小池さんが登場しました。

小池さんは結党について、

「しがらみがないからリセットできる。しがらみのない政治、大胆な改革を築く」

その理念については、

「改革する精神のベースにあるのは伝統や文化、日本のこころを守る保守の精神だ。寛容な改革の精神に燃えた新しい政党だ」

と、述べたのち安部政権についても、

「北朝鮮情勢がこういうなかで、政治空白があっていいはずがない」

と批判しました。

そして参加したメンバーについては、

「今この時期に日本をリセットしなければ、国際間競争、日本の安全保障などを十分守り切れない。そんな危機感を共有する仲間が集まった」

期待を寄せてる様子。

そんな結党の会見に参加した国会議員14人とは・・・

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若狭勝・元自民党【希望の党】

2014年の衆院総で自民党より比例で立候補し初当選。

都知事戦にて自民党に反旗を翻し、小池さんを支援した事でも有名になった。

若狭 勝(わかさ まさる)

生年月日:1956年12月6日

出生地:東京都葛飾区

出身校:中央大学法学部卒業

前職:弁護士

所属政党:(自由民主党→)(無所属→)日本ファーストの会 希望の党

都議選で小池さんの地域政党・都民ファーストの会を応援するために、自ら自民党を離党した。

その後、今回の希望の党の前進である日本ファーストの会を立ち上げ代表に就く。

そして今回の小池さんが代表を務める希望の党では実質的ナンバー2の立ち位置です。

細野豪志・元民進党政調会長【希望の党】

2000年の衆院選にて民主党公認で出馬し初当選した。

細野 豪志(ほその ごうし)

生年月日:1971年8月21日

出生地:日本京都府綾部市

出身校:京都大学法学部卒業

前職:三和総合研究所研究員

所属政党:(民主党→)(民進党(細野派)→)(無所属→)希望の党

民進党の憲法改正について不満があるとの事で離党し、新たな政権政党を作るとの事で立ち上がりました。

その後、若狭氏が代表を務める日本ファーストの会について協議を進めて行った結果、今回の希望の党に参加しました。

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中山恭子・元日本のこころ代表【希望の党】

大蔵省初の女性課長を歴任後、在ウズベキスタン大使などを経て、政界入りする。

中山 恭子(なかやま きょうこ)

生年月日:1940年1月26日

出生地:東京府

出身校:東京大学文学部、東京大学法学部

前職:国家公務員(大蔵省)

所属政党:(自由民主党→)(たちあがれ日本→)(太陽の党→)(日本維新の会→)(次世代の党→)(日本のこころを大切にする党→)(日本のこころ→)(無所属→)希望の党

自民党から始まり数々の政党を渡り歩いてきたベテラン議員のひとりです。

日本のこころを離党し、夫と共に希望の党へと参加を表明した。

福田峰之・元自民党【希望の党】

1999年に横浜市会議選に立候補し初当選しました。

福田 峰之(ふくだみ ねゆき)

生年月日:1964年4月8日

出生地:神奈川県横浜市

出身校:立教大学社会学部産業関係学科

前職:亀井善之衆議院議員秘書

所属政党:(自由民主党(麻生派)→)(無所属→)希望の党

内閣府大臣補佐官では、マイナンバー制度を担当していたが、大臣である甘利氏が政治資金に関しての疑惑によって辞任したため、それに伴い退任した。

その後、内閣府副大臣に任命されたが、若狭氏、細野氏が結成する新党へ参加を表明し、辞任。

離党届けを提出後、受理され希望の党へ参加しました。

松原仁・元民進党【希望の党】

1989年に東京都議選に2回目の出馬(無所属)で初当選し、その後自民党へ。

松原 仁(まつばら じん)

生年月日:1956年7月31日

出生地:東京都板橋区

出身校:早稲田大学商学部

前職:東京都議会議員

所属政党:(新自由クラブ→)(無所属→)(自由民主党→)(新生党→)(新進党→)(自由党→)(民政党→)(民主党→)(民進党(民社協会)→)(無所属→)希望の党

都議選の惨敗を見て民進党東京都連会長を辞任した。

その後、民進党に離党届けを出したが、離党後は若狭氏や細野氏らの新党結成に参加する意向を示した為に、受理されず”党の結束を乱す行為”として除名されてしまった。

長島昭久・元民進党【希望の党】

2003年の衆院選にて民主党公認で立候補し、初当選を果たした。

長島 昭久(ながしま あきひさ)

生年月日:1962年2月17日

出生地:神奈川県横浜市

出身校:慶應義塾大学法学部法律学科、慶應義塾大学法学部政治学科、慶應義塾大学大学院法、学研究科博士課程(単位取得退学)、ジョンズ・ホプキンス大学SAIS

前職:ヴァンダービルト大学客員研究員、アメリカ外交問題評議会上席研究員

所属政党:(民主党→)(民進党(国軸の会)→)(無所属→)希望の党

民進党が日本共産党と同じ共闘路線を採用した事が納得いかずに離党届けを提出。

その後も、

「行き詰まると、院外のデモ隊の中に飛び込んで、アジる、煽る、叫ぶ」

などと民進党を批判した事から、離党届けは受理されず除名処分となってしまった。

そして希望の党の結党メンバーとして参加。

笠浩史・元民進党【希望の党】

2003年の衆院選にて民主党公認で立候補し初当選する。

笠 浩史(りゅう ひろふみ)

生年月日:1965年1月3日

出生地:福岡県福岡市

出身校:慶應義塾大学文学部

前職:テレビ朝日記者

所属政党:(民主党→)(民進党(旧細野グループ)→)(無所属→)希望の党

2017年の民進党の代表戦後、

「政権選択を問う衆議院選挙で共産党との連携はあり得ない」

「自民党に対抗できる勢力を新たにしっかりと作っていきたい」

との理由で離党届けを出したが、すでに離党していた細野豪志氏との連携を取ったため”重大な反党行為”とみなされ、除名となってしまった。

その後希望の党へ参加。

後藤祐一・元民進党【希望の党】

2009年、衆院選2回目の民主党公認の出馬にて初当選した。

後藤 祐一(ごとう ゆういち)

生年月日:1969年3月25日

出生地:神奈川県横浜市

出身校:東京大学法学部

前職:国家公務員(通商産業省・経済産業省)

所属政党:(民主党→)(民進党(旧細野グループ)→)(無所属→)希望の党

民進党に離党届けを出した理由を、

「今の民進党では受け皿たりえない」

「中道を旨とする新しい政治勢力を目指したい」

と述べたが、笠浩史氏と同じく細野豪志氏と連携を取ってた為に”反党行為”とみなされ除名となった。

その後希望の党に参加した。

鈴木義弘・元民進党【希望の党】

1999年に埼玉県議員選に立候補し初当選。

鈴木 義弘(すずき よしひろ)

生年月日:1962年11月10日

出生地:埼玉県三郷市

出身校:日本大学理工学部

前職:土屋義彦参議院議員秘書

所属政党:(自由民主党→)(無所属→)(日本維新の会→)(維新の党→)(無所属→)(改革結集の会→)(民進党(旧細野グループ→)(無所属→)希望の党

2017年の民進党の代表選出馬の二人の演説を聞いて、

「こういう日本をつくりたいという主張は感じられなかった」

と、懸念を示した。

そして自分を民進党に誘ってくれた細野豪志氏がすでに離党していたため、自分でも悩んだ結果離党届けを提出。

笠浩史氏と同じく細野豪志氏と連携を取ってた為に”反党行為”とみなされ除名となった。

その後、希望の党へ参加した。

木内孝胤・元民進党【希望の党】

2009年、衆院選にて初当選。

木内 孝胤(きうち たかたね)

生年月日:1966年8月30日

出生地:東京都

出身校:慶應義塾大学経済学部

前職:メリルリンチ日本証券従業員

所属政党:(民主党(小沢グループ)→)(無所属(改革無所属の会)→)(国民の生活が第一→)(日本未来の党→)(生活の党→)(維新の党→)(民進党(松野グループ)→)(無所属→)希望の党

田中角栄総理大臣の秘書官や駐フランス大使を務めた木内昭胤の息子。

8月に民進党に離党届けを提出したが、受理されず除名となった。

その後、希望の党へ参加。

横山博幸・元民進党【希望の党】

2002年に松山市議会選にて初当選。

横山 博幸(よこやま ひろゆき)

生年月日:1950年11月6日

出生地:愛媛県柳谷村

出身校:松山商科大学経営学部

前職:愛媛県議会議員

所属政党 :(民主党→)(みんなの党→)(維新の党→)(民進党(松野グループ)→)(無所属→)希望の党

2017年の都議選の総括がなかったことから離党届を提出。

何度か留意されたが、その後除籍処分および辞職勧告を受け、希望の党に参加した。

行田邦子・元旧みんなの党【希望の党】

2007年の参院選にて民主党公認で出馬し当選。

行田 邦子(こうだ くにこ)

生年月日:1965年9月8日

出生地:岩手県遠野市

出身校:国際基督教大学教養学部

前職:電通従業員

所属政党:(民主党→)(みどりの風→)(みんなの党→)無所属(日本を元気にする会・無所属会→無所属→無所属クラブ)希望の党

みんなの党に所属していたが、解党し無所属になる。

その後無所属クラブに入会していたが、若狭勝氏から新党の呼びかけがあり前向きに検討するとの事で、今回希望の党に参加した。

松沢成文・元旧みんなの党【希望の党】

1987年に神奈川県議選に川崎市麻生区選挙区から無所属で出馬し初当選。

当時29歳だった松沢氏は、神奈川県史上最年少の県議でした。

松沢 成文(まつざわ しげふみ)

生年月日:1958年4月2日

出生地:神奈川県川崎市多摩区

出身校:慶應義塾大学法学部

所属政党:(無所属→)(新生党→)(新進党→)(国民の声→)(民政党→)(民主党→)(無所属→)(みんなの党→)(次世代の党→)無所属(無所属クラブ)希望の党

みんなの党が解党後は、次世代の党にて副党首に就任。

次世代の党の党首選に立候補する意欲を示していたが、党再建への意見の食い違いが理由で離党届けを出した。

その後受理され無所属となった。

無所属後は行田邦子氏と同じく無所属クラブに入会。

そして今回希望の党に参加となりました。

野間健・元旧国民新党【希望の党】

2012年の衆院選で3度目になる立候補で、国民新党公認で出馬し初当選した。

野間 健(のま たけし)

生年月日:1958年10月8日

出生地:東京都世田谷区

出身校:慶應義塾大学法学部法律学科

前職:松下忠洋衆議院議員秘書

所属政党:(無所属→)(民主党→)(国民新党→)(無所属→)(新党改革・無所属の会→)(民主・維新・無所属クラブ→)(無所属→)希望の党

国民新党が解党前に離党して、その後無所属で出馬し再選。

無所属のままで院内会派に入会する。

その後は民主党、維新の党を中心に結成された別の院内会派に参加したが、民進党の結党によりその後の会派には入会しなかった。

そして今回希望の党に参加した。

『小池百合子『希望の党』結成メンバー14人の顔ぶれ』・まとめ

以上が希望の党結党記者会見に参加した議員14人の顔ぶれでした。

結党後は、民進党と合同する事も公表しました。

希望の党の活躍が今回の総選挙では最大の注目すべき点である事は間違いないでしょう。

自民党からすると”小池百合子希望の党”は脅威となるのでしょうか?

投開票は10月の22日です。

今回も最後までご覧頂き有難うございました。

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