【5つの小とは?】小池百合子の”小”…..ではない!

小池百合子の提唱する5つの小とは?

小池百合子都知事は、11月19日の記者会見で5つの小を提唱して注目を集めました。

読み方は「いつつのこ」で、会食の機会が増える師走に向けて分かりやすく注意喚起を行う為に持ち出したのが、この5つの小です。

ではその内容はどのような事なのでしょうか?

今回は小池百合子が提唱した5つの小についてまとめてみました。

5つの小

記者会見は新規の陽性感染者が増える中で、都の定める最も深刻な警戒レベルの引き上げが行われたタイミングでした。

師走まで後残り約10日という段階で、危機感を覚えた小池百合子都知事は改めて気を引き締めるべく、会食における注意点を分かりやすく5つにまとめて発表した形です。

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1、少人数

5つの小の内の1つは人数で、会食をする時はなるべく少ない人数が望ましいというものです。

これは感染リスクを下げたり、被害拡大を防ぐ意味で意義があるといえるでしょう。

2、小一時間

2つ目は一時間で、約1時間を目安に切り上げることが大切だと小池百合子都知事はいいます。

人と人が接触する時間が長くなるほど感染リスクは高まるので、小一時間で会食を済ませるのは感染予防対策においてありだと思われます。

なぜ小一時間なのか、そもそも会食を控える方が良いのではという声もありますが、感染抑制と経済を両立する目的であれば妥当な落とし所でしょう。

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3、小声

もう1つは声で楽しむ心構えで、吐き出す息の量を抑えたり飛沫を発生させないことが挙げられています。

楽しい会食ではついつい声が大きくなったり笑い声が出てしまうものですが、どちらも感染リスクを高める要因なので注意が必要です。

しかし、小声で笑いもないとなると折角の会食の楽しさは半減してしまうので、この心構えは難しいですよね?

ただリモート会食で画面越しに飲食や会話を楽しむのと比べれば、実際に対面できる会食はそれだけで楽しいものですし、これくらいの我慢はできるはずです。

4、小皿

更に小池百合子都知事は、料理を皿に取って食事をするように提唱しています。

5、小まめ

最後はまめな換気と消毒で、感染予防対策の基本に立ち返り室内に新鮮な空気を取り入れたり、消毒でウイルスそのものを対策することが重要として締めくくられました。

以上が5つの小になります。

『5つの小』+α

5つの小には含まれませんが、小池百合子都知事は医療従事者に対する心遣いを忘れないことを付け加えています。

会食は控えめに…

このように師走の会食を見越して提唱された5つの小の中には、既存の呼びかけを再確認するものもありますが、いずれにしても都知事の危機感は伝わります。

ただし、実行性はともかく有効性には少々疑問が残りますし、借りに全ての人が徹底して守ったとしても、どれだけの効果があるのかは未知数です。とはいえ何もしないよりは遥かにマシですし、会食を控えることができないのであれば、現実的な心構えや対策となり得ます。

結局のところ、5つの小は都民に努力目標を呼びかけたに過ぎず、守らなかったとしても罰則はないので、少なからず呼びかけを無視したり守らない人は出てくるでしょう。

感染症における予防対策は、1人1人が注意点を守り対策に取り組まなければ、効果は半減して努力が水の泡になってしまいます。

都知事と言えども飲食店に対して休業の命令が出せない以上は、営業が行われることを前提に対策する他ないです。小池百合子都知事も苦しい立場ではありますから、こういった提唱に留まるのは仕方がないわけです。

無意味と決めつけることもできるでしょうが、だからといって会食の場で何も対策をしなければ無責任ですし、対策のヒントになる提唱はないよりもあった方が良いはずです。

これらのことから分かるのは、会食は可能な限り避けるのが望ましいこと、参加するなら最小限に留めるのがベターということです。

呼びかけの提唱には強制力がありませんから、マナーを守らない人が出てきてもおかしくないので、会食の場は避けられるなら避けた方がそれが感染リスク抑制に繋がります。つまり5つの提唱は会食の参加がやむを得ない時に、少しでもリスクを抑えるのに役立つ心構えと捉えた方が良いでしょう。

今回も最後までご覧いただき有難うございました。

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