何をやるかではなく何をやらないのを決めるのが良い。その決め方は?

やりたい事、やった方がいい事、やらなきゃいけない事ってそれぞれありますよね。

そういうことを全部やろとして積み重ねていくと、それだけで時間も体力も資金も消費してしまいます。

ジムに行って、英会話ならって、自炊して、子どもの世話して・・・
すべてを自分一人でこなしていくことはできません。

自分の時間は有限です。
何かを辞めないと、新しい事は始めれませんし、そもそも新しいことがしたいと思える思考になりません。

やりたい事、やった方がいい事、やらなきゃいけない事、色々とあると思いますが取捨選択して辞める勇気も必要です。

会社の中で無駄な作業ってありますよね。
この会議やる意味ある?この作業ってやる必要ある?いくらでも出てきます。
こういうのは、第三者的に物事を見ているので結構気付けます。

でも、自分の事となると意外とやらなくてもいい事を自分でやってしまっていることもあります。
本当にそれをアナタがやる必要があるのか、考えてみてください。

今回は、何をやらないかを決める方法を紹介します。

何をやらないかを決める

人生において優先順位付けは非常に大事です。

なぜなら人の時間は有限だからです。

自分の人生を豊かなものにしたいのであれば時間の使い方を大切にしましょう。
そして何に自分の時間やお金を使うかを決めてください。

やりたいことに注力するためにも「やらないこと」をはっきりさせることは非常に重要です。

使うべきじゃない所にお金や時間を使っていると、自分が大事にしている物事にお金や時間を使う事ができなくなってしまいます。

自分がどういう人生を歩みたいかを考えた時に、それに必要のないことに対して時間やお金を使うのを辞める必要があります。
そして、残った物事に時間やお金を使う事で、よりいい人生になります。

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やった方がいい事から、やらなくてもいい事を辞める

最近はSNSをやる人が増えて、情報がどんどん溢れてきます。

そうなると、絵がうまい人を見ると絵の勉強がしたい、英語ができる人を見ると英語を習いたい、スタイルのいい人をみると筋トレがしたいなど、SNSを見ているとやった方がいい事が次々あふれてきます。

たしかに、どれも出来たほうがいい事ではあります。

しかし、「時間」は有限です。
下手に「やった方がいいこと」に手を出すと、時間を浪費することになります。

英語が話せると便利でしょうが、本当にあなたの人生に必要でしょうか。

頻繁に海外に行きますか?
将来英語を使って何かをする予定ですか?

ちゃんとした目的がないと英語の勉強を始めたとしても長続きしないでしょう。中途半端に勉強して途中でやめてしまうのが落ちです。それこそ時間とお金の無駄です。

やった方がいい事の中から、本当に自分がやりたい事なのかどうかを見極めて、やらない事を決めるとよいでしょう。

辞める事の例

例えば、以下のような事で日々の時間の大抵を使っている場合は辞めてみてもいいかもしれません。

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TVや新聞、雑誌を見るのをやめる

TVや新聞・雑誌からは自分に必要のない情報、偏った情報、毎日同じような情報が流れてきます。必要な情報を必要な時に自分でとりに行くようにすれば時間がかなり節約できます。

SNSをやめる

SNSは全く見る必要のない情報をダラダラと見続けてしまう中毒性があります。あるものを調べものをしようとしても、気が付いたら別の情報を見てたなんてことが多々あります。無意識に時間を消費されてしまうSNSは辞めましょう。

お酒、たばこをやめる

お酒やたばこに使う時間、さらにお金を節約して自分のやりたい事に使うことをおすすめします。

通勤をやめる

通勤時間は人生においてかなりの時間を使います。会社の近くに住んだり、働き方を変えてリモート業務だけにしたりすることで時間が節約できます。

自分じゃなくてもできる事はやめる

他の人に頼める仕事であれば頼みましょう。例え休日には家事をしないと決めて家事代行にお願いするなど、自分じゃなくてもできる事はやめて、自分のための時間を作りましょう。

幸せになりたい方必見!マイナスの感情を少なくすれば毎日ハッピー!

もう使わなくなったものや、着なくなった服たちに別れを告げ、必要なものや服だけを残す断捨離。
物に限らず、あらゆることに有効かもしれません。

時間とお金の無駄使いをなくすために「やらないことを決める」というのも、やらないことを断捨離することで、本当にやるべきことを見つけることができるのです。

それでは、「人の心」はどうでしょう。
大切な気持ちと不要な感情を見極めて、不要な感情は断捨離することができるのでしょうか。

そこで「心」の断捨離について考えてみたいと思います。

私たちの心に芽生える様々な感情

私たちはうれしいことがあれば心がわくわくしハッピーな気持ちになれますが、ちょっと嫌なことがあると、悩んだり落ち込んだりしてしまいます。

人の気持ちや感情は、その時に応じてコロコロと変わります。
また同じことをしても、人によって感じることが異なります。
それに、例えば「今日は寝坊して遅刻してしまった」とします。その時に「なぜ起きられなかったのだろう」「他の人に迷惑をかけてしまった」という後悔や反省という感情を抱くとともに、「しかし明日は朝一から大切な会議があるので、遅刻は今日でよかった」というホッとする気持ちを感じるなど、同じ時にマイナスとプラスの感情が入り混じることもあります。

複雑な人間の「心」ですが、少しでもマイナスの感情を整理してプラスの感情を多く取り入れることで、悩みや不安を少なくして、明日を楽しみに生きていくことができます。

マイナスの感情を断捨離する方法

マイナスの感情を捨てるといっても、すべてのマイナスの感情や思い出を捨てるというものではありません。その中でも捨てるべきものと残しておく方が良いものがあります。

そこで、残すべきものと捨てる方が良いものとに分別する方法を考えていきましょう。

すでにある心の感情、考え、思い出等を整理するには・・・

  • 「自分を成長させてくれるもの」は残しておき、無駄な期待と執着は捨てる
  • 第三者的に考えて、残した方が良いかどうかを考える

「自分を成長させてくれるもの」は残しておき、無駄な期待と執着は捨てる

過去のことでいつまでもくよくよと悩んでいることがあるなら、その悩みは今の自分を成長させてくれるのかどうかを考えてみると良いでしょう。

例えば、大好きだった彼氏に振られて、いつまでもその悲しみが尾を引いているとします。その彼氏はもう自分のもとに帰ってくることはないとわかっていても、いつまでも楽しかった思い出に浸り、涙をする日が続いていたとするなら、その悲しみや苦しみは明日からの自分をどのようにしてくれるのでしょうか。
明日も悲しみに暮れていたら、今日と同じように悶々とした日と過ごすことになります。同じことで悲しんだり悩んだりしている限り、前に進むことはできません。

前に進むためにはその彼氏のことは思い出だけにしまっておいて、またよりを戻したいという期待は捨てる必要があります。その期待の可能性がゼロなら、思い悩むだけ時間の無駄遣いです。
期待をするなら、次に現れるであろう誰かのことを期待するようにして、過去の人は「元カレ」として割り切ることが大切です。

しかし、元カレと過ごした日々やその時の感情まですべてを捨てなくても良いのです。捨てるのは、その彼が戻ってくるという「無駄な期待」と「執着」です。
元カレと出会って別れるまでの日々は、無駄ではありません。なぜ別れることになったのか、なぜうまくいかなかったのかということをきちんと自分で分析することで、次の恋愛を成功させることができるでしょう。

第三者的に考えて、残した方が良いかどうかを考える

嫌なことや辛いことがあれば、つい「自分がかわいそう」「なぜ自分だけ?」などという被害者意識にとらわれてしまいがちです。また逆に「自分が悪いのだ」「悪い運命だ」と自分も責めていつまでもくよくよする人もいるでしょう。
これらは、どちらにしてもマイナスな感情です。

そこで考えてみましょう。

その嫌なことや辛いことは、本当に自分だけが受けているような出来事ですか?
それにその出来事は人生においても重大な過失ですか?

もしその出来事を他の人が受けていたとしたら、その様子を見て、とても嫌で辛い出来事だと思うでしょうか。

という風に、自分のその辛い感情を客観的に見てみると見方が変ってくるかもしれません。

その出来事は本当に人生において重大な出来事だったとしても、それをバネにして今後の人生を生きて行こうという気持ちになれば、その出来事は無駄ではありません。

「嫌だった」「辛かった」「自分だけが不幸」などという感情は捨てるようにして、その出来事を「無駄ではなかった」「これが乗り越えられたのだからこれからも大丈夫」と思える気持ちを残していくようにすると、心にあったマイナスの感情が自信というプラスに転じることになるのです。

誰もがプラスの感情もマイナスの感情も持ち合わせています。
しかしマイナスの感情が多くを占めて、そればかりにとらわれていたらプラスでハッピーな感情が入り込める余裕もなくなり、どんどん落ち込んでいくことになります。

そこで一度自分のマイナスの感情を向き合ってみることで、見方が変ってマイナスだった感情がプラスの感情に変わることが期待できます。

物の見方や考え方は、その人が長年培ってきた「癖」なので、簡単に変えることはできません。
しかし、生活習慣を見直すように、マイナスの感情を整理して前に踏み出そうという気持ちを持つようにすれば、その「癖」を変えていくことができるでしょう。

まとめ

人生においてやりたいことはたくさんでてきます。
しかし、時間は有限なので、全てをやることはできません。

そのような場合はやりたい事ではなく、やらない事を決めるとよいでしょう。
やらない事をきめることで、空いた時間を自分のやりたい事へ時間を使うようにしましょう。

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