エンゼルスはなぜ弱い?3つの理由「本当なら大谷12勝以上」

MLBもまもなく2021レギュラーシーズンを終え、ポストシーズンへ進みます。我らが大谷翔平選手が牽引してきたロサンゼルス・エンゼルスは、勝率5割を切り首位から大きく離れ、今季は地区4位で終わりそうです。

これで7年連続ポストシーズン進出なしエンゼルスはなぜ弱いのか。3つの理由と「チームが強ければ投手大谷は何勝できたのか」を探ってみました。(出典:Wikipedia、MLB公式など)

あの温厚な大谷サンがついに怒りの本音暴露も!上層部は本気にならないと!

エンゼルスはなぜ弱い?

アリーグ西地区5チームで優勝を争ってきた今季エンゼルス。しかし数試合を残して今季は勝率5割に達さず、3位アスレチックと大差で離されているためほぼ4位確定です。

これで14年に地区優勝して以来、7シーズン続けてポストシーズンから見放され、02年に成し遂げたワールドシリーズ制覇の栄光はほど遠いままです。

エンゼルスはなぜ弱いのか、理由を3つ探ってみました。

LAにはドジャースっていう大人気老舗球団があるけど、エンゼルスもまずまずの人気なのに…来季はどうなるのかしら

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1,ケガ人想定以上に続出

大陸を縦横断する長距離遠征が多く、試合が過密で数も多い過酷なメジャーリーグ。シーズン中ケガ人が出るのは想定内とはいえ、今季は特に主力の離脱が目立ちました。

主砲で「世界最高の野球選手」チームリーダーのトラウト選手や、強打者のレンドン、アップトン選手らが次々怪我で欠場。投手もサンドバル、バンディ、カッブ、キャニング、ロドリゲス投手が続々故障するなど「総崩れ」状態に。

5月頃からずーっと、大谷選手が孤軍奮闘で投打で率いる状況が続きました。

トラウトは精神的支柱でもあるから、ほぼ全休になったのは本当に痛手だったよね…

2,投手・守備力が脆弱

そうした戦力の大幅ダウンに加え、もともと打力に比べ「投手力・守備力」が十分でないアンバランスが露呈。スタッツサイトによると、9月下旬時点でチーム得点はリーグ3位なものの、失点はほぼ同率最下位で85点も得点より多い状況です。

チーム防御率は4.70でMLB30球団ワースト9位。失策87個はワースト13位。さらに守備の脆さも負けに直結しており、「UZR」という守備力を表す指標は「-28.5」。これはMLB29位の悪さで、平均的なチームに比べて「28.5点」も守備のまずさによって失点したことを表します。

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3,選手層の薄さ

主力にケガが相次ぎ、戦線離脱するならば、普段スタメンになれない若手有望株の選手にとってはチャンスのはずですが、エンゼルスでは「一挙スターになり代わる」ような選手が出てきません。

打線では大谷選手とともにオールスターに選ばれたウォルシュ選手が本塁打27本と気を吐くだけで、柱は大谷選手との二人のみ。投手でもまともな先発は大谷投手しかおらず、苦し紛れにメジャーデビュー選手を登板させ2回もたないような〝惨状〟が続いています。

負け続け疲れもあるんだろうけど、ベンチも大谷もシーズン前半のような明るさがなくなったような…
↓敗戦の悔しさに怒る(!!)大谷翔平

大谷翔平に援護なしを振り返る

「なぜ弱い」エンゼルスで二刀流で孤軍奮闘する大谷翔平選手ですが、とりわけ投手ではほぼ一人で先発陣をしょって立つ状態。

9月28日までに23試合で先発し9勝1敗。もちろんなかなかの好成績ではあるものの、エンゼルスの攻撃陣が得点をもっと取っていれば「あと3勝はしていた」とのファンの切実な声も聞こえます。

例えば以下のような例です。

・9/26 7回5安打1失点、10奪三振も、チームが1点しか取れず勝利ならず。

・9/19 8回5安打2失点、10奪三振も、チームが2点止まりで勝利ならず。

・7/19 6回3安打無失点、8奪三振も、チームが1点だけで勝利ならず。

・5/11 7回1失点に抑えたのに、チーム得点は1点だけで勝利ならず。

「7回1失点で勝ちつかんの悲しいな」「大谷が不憫でならない」「大谷が打つしかないとは…」ってSNSも溜息ばかり

エンゼルス弱い?海外の反応

  • オオタニ=7回1失点。ブルペン=7分4失点
  • 投手の勝ち星は同僚の力次第だから、申し訳ないとしかいいようがない
  • とにかくひどいチーム成績。それでもトラウト不在の中いかに大谷が頑張って引っ張ってるか…涙出る
  • 不世出のスーパースター、輝く才能をこの球団は無駄にしている。いい加減にしろよ
  • 大谷登板の最近2試合こそ、エンゼルスの今季を物語ってるよ…

出典:YouTube

まとめ

今回の記事をまとめると以下の通りです。

  • 大谷翔平が投打で一人牽引するエンゼルス。だが今季4位で「終戦」確実
  • 7シーズン連続PO進出できず。弱い理由はケガ人続出と投手・守備力の脆さ
  • 投手大谷にも援護なく「3勝は損した」。ファン「いい加減にしろ」と怒り

大谷選手がマウンドに立てば援護に恵まれず、打席に立てば、前や次に強打者がいないため、大谷選手ばかりにマークが集中。大谷選手の徒労感は体の疲労に輪をかけているとみられ、8月以降の打撃不調にもつながっていると思われます。

トラウト選手が完全復帰する来季こそは、大谷選手が元気・笑顔でいられるような「強いエンゼルス」を見たいものです。

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