トライアスロン世界大会のコリンズカップがネット中継！日本時間何時開始？賞金1億越えのレース！

スポーツ史上最大の賞金額である150万ドルをかけてトライアスロン世界大会の初のコリンズカップが開催されます。

トライアスロン世界大会のコリンズカップがネット中継はあるのでしょうか？

どのようなルールで行われ、どんな選手が出場するのでしょう？

東京五輪のトライアスロン競技から1月もたちませんが、五輪に出場し今回も参加するタフな選手はいるのでしょうか？詳細に見ていきます。

トライアスロン世界大会のコリンズカップとは

今回初めて開催されるトライアスロン世界大会のコリンズカップとはどのような大会なのでしょう？

コリンズカップは、40年前にトライアスロンの確立に貢献したジュディとジョン・コリンズ夫妻にちなんで名付けられました。ジョンがアメリカ海軍中佐だった頃に駐留していたハワイののどかな海岸で、ロングディスタンスのイベントをふたりで立ち上げました。

カリフォルニアでトライアスロンの短距離競技を経験したふたりは、これまでの水泳とランニングに自転車の長距離競技を加えて、ハワイの島を一周する長距離競技を考案しました。
この大会の優勝者は、総合的に最も優れたアスリートであると考えられています。

トライアスロン選手は男女を問わず、地球上で最も優れたアスリートとしての地位を確立してきました。トライアスロン大会は、初期から、男女が同じ日に同じコースで同じ距離を走り、同じ賞金を得ることを目的としていました。

これは、コリンズファミリーの重要な原則であり、プロフェッショナル・トライアスロン・オーガナイゼーション（PTO）の理念の礎となっています。

概要

今回のコリンズカップは、トライアスロンでは最大規模となる初開催の大会です。

大会は、欧州チーム・国際チーム・アメリカチームからそれぞれ1人ずつ計3人選抜され、2kmのスイム、80kmのバイク、18kmのランで男女別の12レースを戦います。

オリンピックの約倍の100ｋｍで、12レースでトータル所要時間は7時間余りとなります。
男女あわせて12レースの総合ポイントで、選抜チームの勝敗を決することになります。

具体的には、以下のようなレース構成となっています（有力選手のレースを抜き書きしました）。

1レースごとに1位ポイントは、３ポイント、2位2ポイント、3位1ポイントが与えられ、さらに勝利の時間差により、＋2分1/2　＋4分　1　＋6分　+1　1/2ポイントがマージンとして、追加されます。
さらに詳細は、以下に解説があります（英語）。
https://protriathletes.org/everything-you-need-to-know-about-the-collins-cup/

日程・開始日本時間

トライアスロン世界大会のコリンズカップの第1レース（女子）は、現地28日（土）13：00に始まり、第7レース（男子）は、15：00にスタートする予定となっています。
19：30に表彰式が開催されます。

日本時間はスロバキアから7時間進んでいますので、それぞれ、第1レース（女子）8月28日（土）20：00～、第7レース（男子）22：00～、表彰式8月29日（日）AM2：30～となります。

場所

スロバキアのブラティスラバ近郊のサモリンで開催されます。
プロフェッショナル・トライアスロン・オーガナイゼーション（PTO）による初のフラッグシップイベントで、新しいレース形式で、欧州、国際、米国のチームが互いに競い合い、トライアスロンというスポーツの興奮、ライバル意識、ドラマ、個性を表現することを目的としています。

賞金

賞金総額は、スポーツ史上最大の賞金額である150万ドル（約1億6千万円）で、選手には、相対的なPTO World Rankings™に基づいて報酬が支払われます。
また、賞金総額は、男女で均等に分配されます。

36名のアスリート（男性18名、女性18名）に、1位9万ドル（約990万円）～18位2万ドル（約220万円）の賞金が支払われます。

主な参加選手

出場資格を得たPTOランキングの上位選手として、
女子のPTOランク1位のダニエラ・リフ、2位のテレサ・アダム、男子の1位ヤン・フロデノや、2位のライオネル・サンダースなど、上位選手が目白押しです。
なお、日本人選手は見当たりません。
PTOランク1位で今大会参加するヤン・フロデノJan Frodenoのインスタは以下です。

 

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トライアスロン世界大会のコリンズカップのネット中継視聴方法

FODプレミアムでLIVE配信されます。

大会ライブ配信スケジュール
8月28日（土）19時50分～
見逃し配信スケジュール
準備出来次第〜2022年7月31日（日）23時59分まで
となっています。

東京五輪に出ていた選手は出ない？

東京五輪のトライアスロンで男子海外有力選手として挙げられていたのは、以下です。
マリオ・モラ（スペイン）バンサン・ルイ（フランス）クリスティアン・ブルメンフェルト（ノルウェー）フェルナンド・アラルサ（スペイン）ジェーコブ・バースウィスル（豪州）マルテン・バンリール（ベルギー）ヘンリ・スクーマン（南ア）タイラー・ミスローチュク（カナダ）ジョナサン・ブラウンリー（英国）

今回の男子18選手のリストには、見当たらないようです。

東京五輪のトライアスロンで女子海外有力選手として挙げられていたのは、以下です。
【海外有力選手】ケーティ・ザファーズ（米国）、ジョージア・テーラーブラウン（英国）、ジェシカ・ラーモンス（英国）、ビッキー・ホランド（英国）、サマー・ラパポート（米国）、ラウラ・リンデマン（ドイツ）、ラヘル・クラメル（オランダ）、テーラー・ニブ（米国）

この中で、ケーティ・ザファーズ（米国）、テーラー・ニブ（米国）が今回のUSチームに監督推薦で、入っています。

 

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五輪と比較して距離が倍なので、上位選手も層が違うのでは？
五輪でのトライアスロン競技終了から1月間で、疲労が取れず、準備が十分できないのでは？
と、五輪出場選手はないのではと思っていましたが、2名の女子が出てるとは驚異ですね。

まとめ