国際サッカー連盟(FIFA)が得点機会を増やす狙いで、オフサイド新ルールを2022年7月1日に敢行するとの見方が広がっています。
オフサイド新ルール2022の影響はどうなるか?メリットデメリットを並べてみました。
GKがバックパスを手で扱えなくなったルール変更を超えるインパクトかもしれないとの声もあります。
また、NARUTOの忍者たちのナルト走りが、新ルールに最適で、攻撃陣にはやるのではとのツイートが満載ですがどうしてでしょう?
オフサイド新ルール2022年7月敢行か
国際サッカー連盟(FIFA)が得点機会を増やす狙いで、オフサイド新ルール2022年7月1日に敢行するとの見方が広がっています。
現ルール:攻撃側の体の一部がオフサイドラインを越えていれば反則となる。
新ルール:攻撃側の体の一部がオフサイドラインに残っていれば、オンサイドとみなされる。
改正案は、アーセナル(イングランド)や名古屋を率いたアーセン・ベンゲル氏が提唱し、得点機会を増やすことを狙いとしています。
「GKがバックパスを捕球できなくなって以来の大改革一番インパクト大きいかも」との声が出るほどの大きな改革となりそうです。
オフサイド新ルール2022のメリットデメリットは?
メリット
・オフサイドトラップが減ることで、得点機会が増え、攻撃的な試合が多くなる。
すなわち手足の先少しでもオフサイドラインに残っていたらokなので、簡単に裏取られて、多くのゴールが生まれる。
・キッカーにとっては、オフサイドトラップにかかるリスクが減り、ギャンブル的に走りこみ、そこにパスを出す回数も増えて、スリリングな展開となる
デメリット
・攻撃者が裏へ飛び出したときに、後ろ足がオフサイドラインにかかっているか?を副審が見極めるのが難しい
・VAR必須となり、VARでしばしばゲームの流れが止められ、VARの適用されていないJ2以下のカテゴリーの試合などだと微妙な判定が増える。
・ラインの駆け引きによる戦術的な面白さが減り、つまらなくなるだろう。
・オフサイドになりづらければ守備側はラインを下げ、ゴール前を固める方向となり、逆に守備的な試合となる。
どのチームもラインが極端に低くするようになる可能性。
・DFはより重いプレッシャーの中で試合に臨むことになり、脚光を浴びるFWに比してますます、DFを目指す選手が少なくなる。
・これまでは身体能力で劣っていても頭脳的なプレーで補えていたけど、このルールになればCBは身体能力のみの選手しかやれなくなる。
・守備陣の相手ストライカーとの緻密な駆け引きの応酬がなくなり、攻撃もFKとかのトリックプレーや一瞬の個人技の連続になってしまい、サッカーの魅力が単純化されていく。
サッカーの醍醐味を奪ってしまうなど、多くのデメリットが指摘されていますが、一方で、新ルールとなれば、それに対応するこれまでになかった戦術が生まれてくるとの楽観的な考えもあります。
特に、春秋制のJリーグでは来季途中の改正となり、審判、選手への徹底など、混乱する可能性もあります。
オフサイド新ルールへのネットの反応
- クラウチングスタートwwほんと瞬発力ある人はいきまくりかもですね🤣 今のオフサイドでもよくわかってないとこがあるのに、ますますややこしくなりそう😓
- そこまでするならオフサイド判定は全部機械任せにしたらいいと思う‥‥ 人の目じゃ流石に限界がある気がするだよ‥
- もし手を目一杯伸ばしてオフサイドを防ぐとなると、指先一本でライン超えてるかどうか判定することになるのかな。そうなるともう人間じゃ無理なんじゃないのか。
- オフサイドルール改定によってハイラインのペップとかクロップがまた新しい戦術考えたり、スイーパーブームが復活したりしたらそれはそれで楽しいかも
- ナルト走りとか、巧く抜ける工夫を試行錯誤するようになって、ボックス内なんて身長高く手足の長い選手が有利になるわけで、クロスに対してGKとDFの間の怖さが増し、新ルールはボックス内では適用しないなど工夫も必要なほど、サッカーが様変わりするだろうな🕺
(注)「ナルト走り」とは、人気漫画&アニメ『NARUTO』に登場するキャラクター(忍者)が、「左右の腕を後ろに伸ばして腕振りをせず、前のめりになって前方へ走っていく」のが特徴の走り方。
出典:ヤフコメ
まとめ
- オフサイド新ルール2022は、得点機会を増やす狙いで、2022年7月1日に実施されると見込まれている
- 新ルールの2つのメリット、7つのデメリットを挙げた
- サッカーの醍醐味を失わせるなど多くの心配の声と、ナルト走り?など新たな戦術に期待したいとのコメントも
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