宮城大弥の球種ダブルカーブとは?球速は?壮絶貧乏乗り越え新人王へ期待

新生オリックスは中嶋聡監督が率いて、5月11日の段階で、15勝17敗7分。5位につけています。
今季はエース山本由伸投手、ルーキー宮城大弥投手、能見篤史投手、山岡泰輔投手とかなり、投手陣が充実してきました。
打撃陣も杉本裕太郎選手、吉田正尚選手、宗佑磨選手と期待に応える個性派ぞろいの選手たちが日替わりで活躍しています。

中でも、安定したピッチングを披露するルーキー宮城大弥投手に注目!彼の特徴である球種、球速、さらに壮絶貧乏にまつわるエピソードにも注目してみましょう。

2年目でこの成績なんてすごい!

宮城大弥の球種

宮城大弥(19)投手の豊富な球種を見てゆきましょう。

投球フォームはスリークォーターで、球種はスライダーチェンジアップです。
さらにダブルカーブフォークがあります。

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ダブルカーブとは?

2021年3月20日対阪神とのオープン戦で“ダブルカーブ”を駆使して、6回3安打1失点で、阪神ナインを翻弄して見せました。
球速が110km/h台と90km/h台後半の2つのカーブと148km/hのストレートとを織り交ぜて、11三振を奪いました。
昨年までのストレートとスライダーに、中嶋聡監督の助言などにより、2種のスピードのカーブ(ダブルカーブ)とフォークを加え、三振を取れる投手に成長したのです。

素直に努力するところもすごい!

宮城大弥の球速

高校時の最速はストレートで149km/hでした。
2021年はストレート148㎞/h前後ですが、110km/h台、98km/h台のカーブを混ぜることによってピッチングに幅が出てきました。
球速の差が大きいうえに、直球とカーブを織り交ぜられては、バッターは戸惑います。これが宮城大弥投手の大きな強みとなっています。
開幕2戦目で登場して以降、4勝して負けなしと、ここまで、オープン戦での好調を公式戦でも持続しています。

すごい特徴を持っている強みが生きてる!
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宮城大弥の新人王への期待

ルーキー宮城大弥投手は5月11日の時点で、規定投球回数をクリアーすると、いきなり、チームメイトであり、先輩のエース山本由伸投手(1.92)を抜いて防御率トップとなり、勝利数もトップタイです。
2021年NPB新人王候補投手3人と比較しましょう。

新人王候補投手名宮城大弥早川隆久将司将司
球団名オリックス楽天阪神
勝利443
020
防御率1.453.431.55
投球回数43.14229
備考未規定投球回数

防御率で1番、4勝で負けなしと勝率でトップ(2021年5月11日時点)、5位のオリックスにあってこれは立派です。

普通ならなかなか勝てないところ、運も持っているんだ!

壮絶貧乏にまつわるエピソードとは

2019年ドラフト緊急特番「お母さんありがとう」で紹介された宮城投手は
お父さんは少年時代に交通事故で腕が不自由なために職に恵まれず、生活が苦しく、1週間の具なしカレー生活、おもちゃの700円ビニールグローブ、ユニフォームはつぎはぎだらけなど、大変であったそうです。

ビニールグローブをお父さんが柔らかくするためと、革と同じと考え、電子レンジでチンして溶かしてしまったエピソードには、なんとか支えてやろうという温かい家族の絆がしっかり見えました。

その環境を潜り抜けたからこそ今の宮城大弥があります。
その芯の強さで、家族のためにも、きっと今シーズン、大輪の花を咲かせてくれるでしょう。

宮城大弥の最新評価まとめ

「山本昌以上でしょう。コントロールもいいし、クレバーな投手ですよ」、「いい投手ですよね。腕の振りが良くてあれで(ボールを)抜かれると、打者はタイミングがずれてしまう」と専門家が絶賛する宮城大弥投手への5月11日対ファイターズ戦のネットのコメントを見てゆきます。

  • 宮城くん本当に凄い。プロ初被弾を許しても全く動じない。抜群のコントロールに変幻自在の緩急。見ていて気持ち良かった。
  • これが19歳?…初回にプロ初の被本塁打浴びたが結局8回1失点で防御率トップに名乗り出ましたよね。もう凄いとしか言えない…
  • 毎回、安定したすばらしい活躍をしているのに宮城投手のニュース少なすぎるのが、すごく不満。私、巨人ファンで…宮城投手が一番気になり大ファンです。
  • 19歳なのに現在、実力のパで防御率と最多勝。ダルが佐々木や奥川ではなく、なるほど宮城を絶賛していたわけだ。オリックスは外れ外れ1位で、とんでもない投手を獲得したな。
  • 宮城くんは流石の安定感ですし本当に高卒2年目のピッチャーなのだろうか?ベテランのような緩急の効いたピッチングとコントロールの良さ、そしてあの度胸。山本由伸の2年目も驚きましたが、同じぐらいの驚きです

出典:ヤフコメ

今季は活躍する新人が多い!

まとめ

  • 宮城大弥投手は148km/hのストレートに、、110km/h、98km/hの2種のカーブとスライダー、チェンジアップにより緩急織り交ぜてのピッチングができる
  • 家族との温かい絆により少年時代の貧乏生活という困難を乗り越えて今日がある
  • 規定投球回数を満たし、防御率、勝率とも新人投手のなかでは ダントツで、新人王候補の最有力投手と言える

今年のオリックスは投手陣が充実し、打撃陣も欲しいところで活躍するなど、これまでとは違います。

5位に留まっているチームではありません。今後のオリックスの順位の上昇とともに、宮城大弥投手の見張る活躍にますます注目が集まってくるでしょう。

人気球団なら、もっと宮城人気がフィーバーしているはず
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