- 2021年7月1日
読後感が爽やかな青春小説【26作品】実際に読んだ傑作小説だけおすすめします!
2017年10月15日更新 はじめに “素晴らしい青春小説”は“初恋”に似ている。 物語に感情移入し輝かしい時間を共に過ごすことで得られるトキメキはもちろんだが、読み終わった時に味わう喪失感が初恋に破れたときの感覚に近いからではないかと思う。 その失 […]
2017年10月15日更新 はじめに “素晴らしい青春小説”は“初恋”に似ている。 物語に感情移入し輝かしい時間を共に過ごすことで得られるトキメキはもちろんだが、読み終わった時に味わう喪失感が初恋に破れたときの感覚に近いからではないかと思う。 その失 […]
作品が好きであることと、その作品を生み出した作家自体を好きであることは全くの別物である。 例を挙げるとするならば百田尚樹の作品がある。 男たちの熱い人生の戦いを描く百田尚樹の小説たちが僕は大好きで、陶酔していると言っていいだろう。しかし、百田尚樹が好 […]
思春期の頃、音楽に心を救われた人たちは多い。 日常の鬱々としたやり場のない気持ちを、爆音で好きな音楽を聞くことで受け止めてもらうことは、割と多くの人が味わったことがある苦くも懐かしい経験なのではないかと思う。かくいう僕も例に漏れず、音楽を聞くことで現 […]
小さいころからテレビで見ていた鳥人間コンテスト。琵琶湖の青空に滑るように進んでいく美しい翼は夢と現実の狭間を飛んでいるようで、テレビを見ていた幼い日の僕を夢中にさせていた。 当時の鳥人間コンテストは真面目に長く飛ぼうとするだけではなく、コスプレして海 […]
先日読んだ中村航さんの『トリガール!』が思いのほか青春していて楽しめたので、同じく鳥人間コンテストを題材にした作品が他にもないのだろうかと色々と探し回ってしまった。そこで発見したのが、この竹田真太朗『イカロス・レポート』である。 イカロスという墜落の […]
カフェで癒しの時間を過ごす時に、そのパートナーとして一冊の小説があることほど素敵なことはない。 香ばしいコーヒーに鼻腔をくすぐられながら、一つの物語に没頭できることは、読書好きにとってこの上ない贅沢だ。 できれば、その癒しの時間に読む物語はむやみに人 […]
熱く燃え上がるような青春を経験した人は、実は結構少ないのではないだろうか。 何か一つのスポーツに挑戦したり、何か一つの好きなことに没頭したり、ティーンエイジの大切な時間をその一つに捧げたことがある人にとっては、その挑戦や没頭こそを青春と感じるのではな […]
読みました。読みましたよ、恩田陸『蜜蜂と遠雷』。 第156回直木三十五賞と第14回本屋大賞をW受賞している作品なので期待はしていましたが、正直、ここまでの傑作だとは思いませんでした。読み終わって、ちょっとまだ興奮から醒めていないような状態なのですが、 […]
三浦しをんの『神去なあなあ日常』を読みました。 『WOOD JOB!』という題名で映画されているこの作品は、個人的には映画に向いていない作品だと思ってました。単純に林業という”お仕事小説”という側面のみから描く小説だったら映画にするのも面白いと思うん […]
もうすぐ始まる新しい季節。それは新入学生や新入社員たちが、新しい環境で活躍する季節です。 そんなウチの職場にも新入社員K君がやってきました。 その新入社員K君は何故か僕にやたらとタメ口で話しかけてきたり、参考になるかと思って渡した僕の資料をパラパラめ […]