サッポロポテトやスコーンなどのスナック菓子、またファーストフードのソースでお馴染み「バーベキュー味」
私自身もバーベキュー味のお菓子を食べるとき、ふと…「そもそもバーベキュー味って何を指す?」と疑問に思っていました。
そんなバーベキュー味の正体が話題だそうで、今回はその謎な味の正体を暴いてみようと思います。
“スナック菓子のバーベキュー味は、何も持ってバーベキューの味と決めたのか納得がいかない。 pic.twitter.com/4SyBD00ES9
— 意外とあるあるまとめ (@igaitoaruyone) December 21, 2019
バーベキュー味の正体はカレー味
夏の空の下、外で魚介や肉やウインナーや野菜などを焼きながら食べるのがバーベキュー、というのが一般的なイメージかなと思います。
つまりバーベキューって、行動や調理法ですよね。
これら食材を調理したものが、バーベキュー味ってことになるのでしょうか?
一言にバーベキューと言っても決まった味付けはなく、よくよく考えると、お菓子に名付けるには謎な味です。
結論から言うとバーベキュー味とは元は「カレー味」だったようですよ。
カレー味と言われれば、スパイシーなところがカレーの風味とちょっと似てるように思います。
しかし家庭によって、カレーの味は異なります。
元々カレー味で開発していたそうですが、研究中に「家のカレーはこんな味じゃない」と言う社員が出現したそうです。
それでも開発中の「カレー味」はとても美味しいと評判でした。
悩んだ結果、味に正解がなく、使う野菜などの具材が似ていることから、「バーベキュー味」にネーミングが決定したそうです。
バーベキュー味の正体をより詳しく解説
ネットニュースでは、話題のバーベキュー味の正体についてインタビューした内容が掲載されてます。
とあるニュースサイトでは、一般社団法人日本味覚協会の担当者さんに、バーベキュー味についてのインタビューの様子を見ることが出来ます。
その内容から、バーベキュー味の由来がより詳しく分かります。
担当者さんはまず、バーベキュー味で有名なカルビーの”サッポロポテト”を挙げております。
1974年にサッポロポテトの”バーベQあじ”が発売開始されましたが、実は開発当初「カレー味」として売り出す予定だったそう。
だけどカレー自体は、各家庭それぞれ味が違います。
それを理由に、「消費者のカレーのイメージと合致しないかもしれないという懸念」から、「カレーと同じように野菜や肉を使う『バーベキュー味』という表現を採用したと言われてる」と考えています。
サッポロポテト”バーベQあじ”の発案・販売がきっかけとなり、”バーベキュー味”というネーミングは他メーカーでも使われるようになり、世の中に定着した…と考えられてるそうです。
つまり、バーベキュー味の名前の発端者は「カルビーのサッポロポテト”バーベQあじ”」ということになります。
さらに「バーベキュー味とはどのような味を指すのか?」の問いかけに、担当者さんは次のように応えております。
「バーベキュー味=○○の味」という明確な定義は特にありません」とのこと。
ここでバーベキュー味を代表する3社、”カルビー”と”湖池屋”と”マクドナルド”を比較しています。
味に関しては三者三様。
表現も違えば味の特徴や形や様子など、それぞれキャッチコピーが異なります。
そんな中、バーベキュー味の共通点として担当者さんは、「甘味」「スパイシーさ」を挙げていました。
確かにバーベキュー味はスパイシーなコクの中に、程よい甘さがあって、それが魅力でもありますよね。
そんな魅力が詰まったバーベキュー味ですから、年齢問わず人気がありますが、人気の秘訣を担当者さんに問うと、「ほんのりスパイシーで甘味があり、癖になる味であること」を理由の一つに挙げていました。
「甘味とスパイシーさの組み合わせが、癖になる味付けとなり、人々を引き付けます」と見解を述べてます。
「甘味とスパイシーさの度合いは商品によって異なる」を前提に、「甘味の割合が多ければ子供が食べやすい味になり、スパイシーさが強ければ大人向けのお酒のつまみにもなるので、バーベキュー味は幅広い世代から好まれる味」と持論を展開。
「また、スモーキーな風味や複雑な味わいでコクを感じるという特徴も、多くの人から好かれる理由でしょう」と考えてるようです。
バーベキュー味の魅力をいろいろ探究してみるのも楽しいですね。
バーベキュー味の正体をまとめ
バーベキュー味ってハマりますよね。
誕生のきっかけや、最初カレー味だったことを知れて参考になりました。
カレー味だったことを意識して、次バーベキュー味を堪能してみたいと思います!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。