名作、漫画&アニメ「ぼのぼの」の名言集をご紹介。
▼ぼのぼの
ほのぼのとした絵に哲学がおりこまれた、ぼのぼのは1986年から4コマ漫画として連載スタート。その後アニメやアニメ映画としても大ヒット。ぼのぼのやその仲間達の癒し&哲学的な名言をご覧ください。
▼ぼのぼのの名言
ボクはわかったぞ。海はひとりで遊ぶところじゃないんだ。海は海と遊ぶところ。
海に背中を向けて波を背中で受けとめる遊びもおもしろい。その後少し死んだふりをするのだ。ああおもしろいなあ。
その頃ボクは誰かに呼ばれても知らないふりをするお遊びをしていたのだ。うーんなんだかすごくスカッとするなあ。
知らないところの知らない朝ってふしぎだなあ。すごく静かでこれから一日がはじまるなんて思えないぐらい
こんなところにならボク一日中いてもいいなあ。木に登れると見たことのない景色が見れるようになるんだね。
もしかしてオトナってかくれんぼのオニみたいなんじゃないだろうか。なんとなく似ていると思う。それで『さあ見つけに行かないと』と思うところなんかすごく似てると思う。
オトナになるのは言葉だと思う。『おとうさん。今日の海はまるで寝静まった草原のように凪いでいますね』いろんな言葉を使えるようになるんだと思う。
おじさん・・・・・ボクは子供はケガはするけど死なないと思ってたんだよ。
ボクはおとうさんの注意をひくために転んだふりをすることにした。海の上で転ぶのはすごくむずかしい。
▼ぼのぼの スナドリネコの名言
なぜなれるかは問題じゃないよ。なぜなれないのかが問題なんだ。
おまえがおまえでいたいんなら、『新しい方法』にどんな意味がある。おまえはオレになれるか?
たしかに新しい物は余計なものばかりだ。しかし余計なもので不幸になるとしたら、その不幸もやっぱり余計なものだとオレは知っている。そしてたぶん幸福もな。だからオレは平気なんだ。
生き物の目的は生きて死ぬことだと言ったな。しかし生きて行くことはどんどんこわれることだ。それを止めることは誰にもできないだろう。だから生き物は新しいものを作るしかない。
どんな理由でもかならず消えるものさ。理由が消えたんならおまえはもういつでも戻ってこれるはず。さあこの森に戻ってこい。
どうだ。静かなところだろ。静かなところにくると、自分も静かになるもんさ。
▼ぼのぼの アライグマの名言
退屈したらどこかに行く。あたりまえのようだがこれは正しい。
ああ・・・ひとりでいる時のみんなはなんであんなにさびしそうなんだろ・・・涙なくしては見られねえよ。
やっぱりさ、おまえには木登りは無理なんじゃねえか。そこでさ、問題をはっきりさせようじゃねえか。おまえは木に登ってみたいの?それとも木登りができるようになりたいの?
へえ~、バカも数を集めると結構迫力あるもんだな。
自分が見ていない時のことを見れることだって生きて行くには必要なことだよ。見れたってよさそうなもんじゃねえか。だけど見れない・・・な?オレたちがバカだからだ。
まあ、はじめてともだちといっしょに寝るのはコーフンするもんだよ。オレもはじめての時はなかなか寝つけなくてな。はじめての時はみんなそうなんだ。だけど落ちつかないと眠れなくなるぞ。
みんなが見つけられなかったものをワタシが見つけてみせる・・・それだけですよ。
それはちがうぞシマリス。オトナってのはなァ、どっか子供っぽいんだぞ。ウチのオヤジもハナクソほじるとそばにいるヤツにくっつけてよろこぶんだ。笑わないとなぐるしな。しかもその後クチをきかなくなるんだぞ。
結局凡人にはわからないのさ。新しい遊びが生まれると、それをすぐ危険だとかよくないとか言いやがる。まあいいさ。やめるよ。
なんかおもしろいことがあってそれが一段落した時かな。そういう時、強烈なさびしさをかんじるよな。
なにかしてる時ふっとさびしくなるのさ。オレそんなにきらいじゃないんだからほっとけよ。
▼ぼのぼの シマリスの名言
罪の河は恥をのみこみ暗黒の海へと流れこんだのでぃした。
別な遊びですか?虫追いはどうですか。虫を追いかけるのでぃす。つかまえてはいけません。追いかけて!追いかけてっ!無心に追いつづけるのでぃす!
あまり緊張すると手元がくるうので少しリラックスするために・・・シマリスはある言葉を言いながらとります。・・・ピヨミーヨ。
すげい・・・おじさんは転ぶほどくやしがってる。ぼのぼのちゃん・・・おじさんってすげいよ。いくらくやしくたって転ぶほどくやしがったりしねいっ!
オンセンが楽しかった。オンセンにこう入るわよね。目がこんな風になるの。きもちよくて目がこんな風になるの。そのあとクチがこうなるの。きもちよくて。
いや、よくわからないので笑いながら聞いてしまうことってあるではないでぃすか。
どんな子供が生まれても結局同じだと思うのでぃす。シマリスや他の子供と同じようなことをやるだけではねいでぃしょうか。同じような生き方をするだけではねいでぃしょうか。
シマリスのまいたタネがはじめて芽を出した時、シマリスはよろこびのあまり三日三晩走りつづけたのでぃす。すごいのはその後でぃすよ。また三日三晩走りつづけて帰ってきたのでぃす。
▼ぼのぼの その他キャラクターの名言
フェネギー「ボクらは誰かといっしょにいるのがふつうだから、ひとりでいたらさびしそうに見えるのはあたりまえなんだって。」
ヒグマの大将「前向きに考えればなんでも前向きになるってもんだぜよ。よし、今日一日何も考えないアホウのように前向きに生きてみようじゃねえか。」
アライグマのオヤジ「いいか、できなかったら、別なことをやれ。それもできなかったら、別なことをやれ。」
フェネギーのお父さん「赤ちゃんってさ生まれてくる時にみんな泣いてるよね。あれってさ、やっぱりお腹の中から出たくないからじゃないかな。」
シマリスのお父さん「生き物はね、すぐ忘れるんだよ。何かを見るでもなく見た瞬間にもう忘れてる。」
「狭い巣穴の中でモンモンとして考えごとしたりすると、巣穴の中には自分より大きいものってあんまりないでしょ。だから『一番大きい自分』の考えごとなんだからすごくたいへんなことだと思っちゃうんじゃないかしら。」アライグマのおかあさん