今回は一瞬エイリアンかな?と思ってしまうほどちょっと変わった見た目をもつもぐら、ホシバナモグラを紹介したいと思います。
ホシバナモグラの生態
ホシバナモグラは残念ながら日本には生息していません。
アメリカの北東部からカナダの南東部に生息します。主に湿地帯などに生息し、昆虫やワーム、小型の両生類などを食べる。
後は、土をほったりして生活するさまは他のもぐら同様。あと、ホシバナモグラは水中も泳げるようです。
その特徴はなんと言ってもその鼻。
この一見エイリアン、未確認生物の顔とも見えなくもないひだひだの部分はホシバナモグラの鼻。顔はもうちょっと可愛い。横顔を見るとわかりやすい。
そう、いたって普通のもぐらと同じように目や口は可愛いものなのです。
そしてホシバナモグラの体長は大人で15cm~20cmで手にも乗ってしまう。そして、体毛は結構ふさふさのもふもふ。ほんと鼻さえ普通だったらただの可愛いやつなのです。
しかしこの鼻のひだひだホシバナモグラにとってはかなり重要。この鼻のひだひだはアイマー器官とよばれ大小22個もついているそうです。実はホシバナモグラは目が退化しておりほとんど見えません。
そこで登場するのがこのアイマー器官。これを巧みに使い、敵を察知したり餌を探したりします。
モグラは基本単独で生活するそうですが、ホシバナモグラの場合は夫婦もしくは群れ群れで生活する事もあるそうです。夫婦になった場合、メスは妊娠期間45日を経て出産をします。出産は年2回ほど行い2匹~8匹ほど生み、そして子どもたちは約30日ほどで巣立っていきます。
▼ホシバナモグラの動画
ホシバナモグラ、いかがでしたでしょうか。
正直鼻をバッて開いている時に正面から見るとなんじゃこりゃと思う場合もありますが、顔はいたって普通。お目目なんてもしかしたらそこらへんの動物より可愛いかもしれません。
やっぱりこの見た目なので一度は見てみたい。日本の動物園などでホシバナモグラに会える所は無いか探してみましたが今の時点で会える所はないようだ。
もしかしたら、モグラは土の中で生活している事が多いから扱うことは少ないのかもしれません。